平安時代「童」と呼ばれる者たちがいた。彼らは鬼、土蜘蛛、滝夜叉、山姥...などの恐ろしげな名で呼ばれ、京人から蔑まれていた。一方、安倍晴明が空前絶後の凶事と断じた日食の最中に、越後で生まれた桜暁丸は、父と故郷を奪った京人に復讐を誓っていた。様々な出逢いを経て桜暁丸は、童たちと共に朝廷軍に決死の戦いを挑むが―。皆が手をたずさえて生きられる世を熱望し、散っていった者たちへの、祈りの詩。第10回角川春樹小説賞受賞作。

物語が持つ悲哀が、曲の持つ切なさと合致しているように感じます。
0
0件のコメント

友人の結婚式で出会った彼女は、他の場所では全く違うプロフィールを名乗っていた―「レンタル世界」。高校時代から発明家として脚光を浴びてきた薫。しかし、薫をずっと近くで見ていた雪子は、彼女があまりに効率を重んじることに疑問を感じる―「ままならないから私とあなた」

私たちは岐路に立たされている。
合理主義の世界か、はたまた感情的な世界か。

合理的すぎると、人は無機質になってしまう。
感情的だと、人は周りに影響されて、不安定になってしまう。

どちらか一方が大切なのではなく、バランスが大切なのだ。
倫理観や価値観の違いをいかに受け止められるか。
そこから未来は築き上げられるのだろう。

効率を重視する薫に対して、雪子のささやかな反論を。ということで、この曲を選曲した。

「効率優先至上主義の 現代の億万笑者でも ねぇ」。

近未来SFのような内容と、哲学的な歌詞が噛みあってくれたら嬉しい。
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

外国の本みたいだし、文章も独特な感じで面白かったです。ピザ食べたくなりました。この曲がいいかなと思いました(*´∀`)
0
0件のコメント

二周目の人生は、十歳のクリスマスから始まった。全てをやり直す機会を与えられた僕だったけど、いくら考えても、やり直したいことなんて、何一つなかった。僕の望みは、「一周目の人生を、そっくりそのまま再現すること」だったんだ。しかし、どんなに正確を期したつもりでも、物事は徐々にずれていく。幸せ過ぎた一周目のツケを払わされるかのように、僕は急速に落ちぶれていく。―そして十八歳の春、僕は「代役」と出会う。変わり果てた二周目の僕の代わりに、一周目の僕を忠実に再現している「代役」と。ウェブで話題の新人作家、ついにデビュー。

いや、この曲しかないでしょ……というのは置いておいて、ミソは(Just Like)ってところ。やり直す"みたいに"ってことなんだ。起きたことは戻らなくても、大事なものを見つけられたのなら、きっともう一度やり直せるはずだからさ。だから、彼ら彼女らの反撃に幸あれ。
0
0件のコメント

一度死んだぼくは、天使業界の抽選に当たり他人の体にホームステイすることに。そして気がつくと、ぼくは小林真だった...。デビュー20周年、新しくて、温かい、もう一度読み返したい森絵都作品。

「僕以外に僕はいないと言えず終わる日々や僕が嫌いです
キミの場所にキミが居ないと いつも自由の下で命が哭いている」
という歌詞がカラフルのラストシーン、唱子の言葉と被るような気がして。
歌詞中の情景描写もカラフルのシーンを思い起こさせると思います。
0
0件のコメント

草は刈らねばならない。そこに埋もれているもは、納屋だけではないから―。長崎の島に暮らし、時に海から来る者を受け入れてきた一族の、歴史と記憶の物語。第162回芥川賞受賞作。

- ぴの
0
0件のコメント
ティーンネイジャーといえばこの本。フォーエバーにこの本をラブれるミーでありたい。
0
0件のコメント
圏内ちゃんの三作目。今回はAIちゃんが降臨。即身仏事件の謎をときます。最近はAIが進化して色々話題になってますね(。-∀-)
0
0件のコメント

仮想リゾート“数値海岸”の一区画“夏の区界”。南欧の港町を模したそこでは、ゲストである人間の訪問が途絶えてから1000年、取り残されたAIたちが永遠に続く夏を過ごしていた。だが、それは突如として終焉のときを迎える。謎の存在“蜘蛛”の大群が、街のすべてを無化しはじめたのだ。わずかに生き残ったAIたちの、絶望にみちた一夜の攻防戦が幕を開ける―仮想と現実の闘争を描く『廃園の天使』シリーズ第1作。

仮想空間が舞台ということでエレクトロニカを選びました。ジャケットにあるようなリゾートの夕暮れを想起する美しいメロディに乗るノイズは蜘蛛に侵食される区界を想起させます。
アルバムが発表されたのは2002年で小説の発表と同年。
また著者が後に書いた短編自生の夢の中に’cassy'という自動文書生成ツールが出てくるのですがそれとのつながりも連想させます。
0
0件のコメント

『流浪の月』で本屋大賞を受賞した著者が二年ぶりに放つ、胸を打つ愛の物語。

「目の前の君以外 どうだって良いんだよ 涙の記憶は 僕にゆだねて 愛してる 心から ずっとふたりで生きていこう」
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

主人公の名前が月子であることと、この小説には月が印象的に描かれること、おだやかで幸福な感じの曲調も合っていると思いました。
0
0件のコメント

捨てたものではなかったです、あたしの人生―。男二人が奇妙な仲のよさで同居する魚屋の話、真夜中に差し向かいで紅茶をのむ主婦と姑、両親の不仲をみつめる小学生、そして裸足で男のもとへ駆けていった女...。それぞれの人生はゆるくつながり、わずかにかたちをかえながら、ふたたび続いていく。東京の小さな町を舞台に、平凡な日々の豊かさとあやうさを映し出す連作短篇小説。

独り、泣きじゃくりながら、
理不尽さにごちている。
誰も見ていないその後ろ。
ひっそり見守っている瞳がある。

生きているだけで幸福なのだ。
無慈悲な世界なのだから、
生きているだけで価値があるのだ。

外側は冷たい風が吹き抜けて、凍えそうだけれど、内側はからだの中のようであたたかい。

毎日誰かが死んでゆく一方、
今日も生きている。

当たり前のように繰り返される残酷な出来事に、目を背けることができるほど強くもなくて。

『きみは息をしている、』
0
0件のコメント

就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。

コウタロウ
0
0件のコメント
相鉄のCMのあれです。でも、いい感じにマッチしてる気もしなくもないです。
0
0件のコメント

安達祐実、村山由佳、尾崎世界観、紗倉まな、今泉力哉、長谷川朗、絶賛! 近くて遠い2010年代を青々しく描いた、人気ウェブライターのデビュー小説。 「私と飲んだ方が、楽しいかもよ笑?」 その16文字から始まった、沼のような5年間。 明大前で開かれた退屈な飲み会。そこで出会った彼女に、一瞬で恋をした。本多劇場で観た舞台。「写ルンです」で撮った江ノ島。IKEAで買ったセミダブルベッド。フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり。 世界が彼女で満たされる一方で、社会人になった僕は、”こんなハズじゃなかった人生”に打ちのめされていく。息の詰まる満員電車。夢見た未来とは異なる現在。深夜の高円寺の公園と親友だけが、救いだったあの頃。 それでも、振り返れば全てが、美しい。 人生のマジックアワーを描いた、20代の青春譚。 ドキドキする。好きな人を想うときみたいに。 ーー安達祐実(俳優) 痛くて愛おしいのは、これがあなたの物語だからだ。カツセの魔法は長編でも健在。 ーー村山由佳(作家) どうしても下北沢に馴染めなくて、逃げるように乗った井の頭線。通り過ぎた明大前のしみったれたお前。お前にあの頃出会いたかった。 ーー尾崎世界観(クリープハイプ) ひたむきに生きるとは、こういうことなのだと思う。 ーー紗倉まな(AV女優) 人にフラれて絶望するという経験をせずに死んでいくのか、俺は。と絶望したし嫉妬した。 ーー今泉力哉(映画監督) 「こんなはずじゃなかった」未来を生きている大人は共感しかない。甘い恋愛小説と思って読んで後悔した。 ーー長谷川朗(ヴィレッジヴァンガード下北沢 次長)

Overといったら、顔のわりに小さな胸や~♪というサビでしょう。

先輩に連れていかれた風俗にて、元カノを思いだすシーンが切なかった。
巨乳&ムダ毛が1本もない風俗嬢と、
元カノの貧乳&背中の産毛を比べるシーン。

一般的にはネガティブな体の特徴が、
チャームポイントってまさに
「顔のわりにちいさな胸」
「君を作るすべての要素を愛して~」じゃないか

「いつか街で偶然出会っても~♪」のフレーズも、
さよならを告げたら引力で引き合わないかなという女々しいフレーズとかぶったw
(そして自分もそういうとこがあるからわかるw)

Overは「こんなはずじゃなかった」とグダれる青春時代を終える意味もあるかなぁ…
0
0件のコメント
北原白秋の戦争責任に言及するという、類をみない本。言葉は分かりやすく、戦時中の民衆がいかにして心理的に動員されていっかがわかります。もちろん、批判は可能ですが、ともあれ現代人必読です。

東京音頭もここに出てきます。ただ、普通の東京音頭も面白くないですからね。現代人のネオ・戦時体制にはネオ・東京音頭でひとつ。
0
0件のコメント

大泉洋が大学在学中の1997年から雑誌連載で綴ってきた幻の原稿108編と、40歳になった自身を振り返りつつ執筆した4編を一挙収録した大人気エッセイ集。文庫版では「家族」をテーマに大量書き下ろし、装画を手掛けたあだち充との対談も追加収録。「水曜どうでしょう」裏話や「大泉洋の在り方」についての独白など、「大泉洋が喋っているよう」と評された“饒舌なエッセイ”は爆笑必至、そして胸が熱くなる大泉ワールド全開の一冊。

「自己暗示をひっこぬいて 呪縛を解け!」
「そうだここが出発点 そうだここが滑走路」と繰り返されるフレーズが、スタートラインが下がったから、マイノリティでも頑張れる、という主人公の力強さ、したたかさと重なった。

「自分を縛ってる命綱 そいつを離してみるんだ
そして自由を攫み取るんだ 取るんだ」
主人公より、周りのひとのほうがスペックや、「女らしさ」に縛られて不自由そうだった。
ので、みんなも呪縛から解かれて跳ぶんだ…と笑
0
0件のコメント

熊本で、老いた父と呑み込む生卵。カリフォルニアで、娘とつつくパンケーキ。東京で、やっと出会えたあの鰻重。更年期、遠距離介護、夫の看取り。女の人生も後半戦。満身創痍で駆け抜けながら、詩人が「ウマし」と叫んだものは―。詩人として、娘として、母として、太平洋を股にかけ、東奔西走するおばさんのエネルギッシュな食エッセイ。

あ!こんなところに鰻屋が。昨日は何もなかったのに。ちょっと入ってみよう、なんか興奮してきたな!
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

松江~尾道心の旅路記憶喪失の女性が見たものは?dosの代表曲と今蘇る忌まわしい記憶が交錯したとき•••
0
0件のコメント

「お前は記録世界の住人だ」本好きで内気な男子高校生、直実は、現れた「未来の自分」ナオミから衝撃の事実を知らされる。世界の記録に刻まれていたのは未来の恋人・瑠璃の存在と、彼女が事故死する運命だった。悲劇の記録を書き換えるため、協力する二人。しかし、未来を変える代償は小さくなかった。世界が転回する衝撃。初めての感動があなたを襲う。新時代の到来を告げる青春恋愛SF小説。

僕は、口下手で不器用で本の虫。

SFが好きだけど、無力。ちっぽけな人間。
だけど。
運命を捻じ曲げて自らが消滅しても、この世界が改竄されても。

ーそれでも。

「『あの子を救いたい』と思ったのだろう?」
「想像力があれば、なんでもできるさ。無力だと思うな。」

ー僕はその時を息を止め、待つ。

これは、二人のナオミの物語。
「セカイ系」とひとまとめにするには、あまりある物語だ。
0
0件のコメント