きっかけは「忘れられない本」。そこから始まったメールの交換。やりとりを重ねるうち、僕は彼女に会いたいと思うようになっていた。しかし、彼女にはどうしても会えない理由があって——。2015年11月映画公開

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1918年夏、焼け爛れた戦場には砲弾、毒ガス、戦車、疾病がたけり狂い、苦熱にうめく兵士が全戦場を埋め尽す中にあって、冷然たる軍司令部の報告はただ「西部戦線異状なし、報告すべき件なし」。自己の体験をもとに第一次大戦における一兵士ボイメルとその戦友たちの愛と死を描いた本書は、人類がはじめて直面した大量殺戮の前で戦慄する様を、リアルに文学にとどめたものとして、世界的反響を呼び起こした。

戦争によって変わりゆく社会、人々、青春、人生……その全てを記したレマルクの自伝的“報告書”。
月のように移ろう運命の女神の無慈悲な戯れを歌うカルミナ・ブラーナ第1曲おお、運命の女神よをセレクト。
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夕士は、プチの存在とその力を使うことをためらったことを千晶先生に告白するが…返ってきたのは意外な言葉だった!そして学校に復帰した千晶先生は、クラスの学園祭の出し物にひっぱり出されることに! 「体力を使わないネタだから」と懇願されて出ることになったイベントとは…? 高校最後の学園祭に夕士は…!?

『僕たちはきっと矛盾だらけの生命体』
この曲で歌われるこの歌詞が、私がこの歌の中で一番好きな部分で、今回この本と組み合わせるに選曲した理由です。

主人公の夕士は、舞台となる妖怪アパートの中で、たくさんの目からウロコな非日常と出会った事で、自分の中のこれまでの価値観が壊され、新しい価値観に成長を遂げていきます。
その結果、以前の自分とは違う考えを持つ自分が生まれる事もある。逆に今持つ自分の考えを改めて強く意識する事もある。
全く真逆で、矛盾し合ってる結果同士ですが、この両方はどちらも確かに『成長』の形なのです。
そんな矛盾という素敵な言葉と立ち並んで成長していく夕士という、一人の人間(生命体)の姿にイメージを被せ、この曲を選曲しました。
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ある春の日に出会って、ある春の日に別れるまでの、恋愛問答歌。短歌と、そこに添えられた詩のような断章で、男と女、ふたりの想いがつづられる。紡ぎ出された言葉のひとつひとつが、絡み合い、濃密な時間を作り上げていく。短歌界注目のふたりによる、かつてないほどスリリングで熱い言葉の恋愛。文庫化にあたり、ストーリーに沿って1章ごとにふたりの自作解説を付加した。

奇妙に思いやって、不格好に人を好きになって。たわいもない喧嘩をして、すぐ仲直り。
こんな幸福な恋愛をしてみたいものです。
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いつも素晴らしい音楽を教えていただいてありがとうございます
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逃避でも依存でもない、推しは私の背骨だ。アイドル上野真幸を“解釈”することに心血を注ぐあかり。ある日突然、推しが炎上し――。デビュー作『かか』が三島賞候補の21歳、圧巻の第二作。

最年少芥川賞作家注目の、テレワーク配信下の世相映す作品。アバのエンジェルアイズ。日本では倉田まり子がカバーした曲。
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