36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが...。「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う衝撃作。第155回芥川賞受賞。

『コンビニ人間』は帯にも「普通とは何か?」とあるけれど、それよりも恵子がどうしてもそんな思考になり、喜怒哀楽が湧かないのかを考えてしまう。
不思議ちゃんと変わり者が混じった作品は、変わった曲が多いやくしまるえつこさんにぴったりです。
0
0件のコメント

一九四五年八月十五日、ポツダム宣言を受諾しなかった日本はその後、東西に分断された。そして七十数年後の今。「バイトする気ない?」学校の屋上で出会った不思議な少女・沙希の誘いに応え契約を結んだ彰人は、少女の仕組んだ壮大なテロ計画に巻き込まれていく!鮮やかな展開、待ち受ける衝撃と感動のラスト。世界をひっくり返す、超傑作エンターテインメント!

命を捨てようとする少年と、彼を振り回す謎の少女。シンデレラは、果たしてどっち?
戦争や国家の問題が絡むシリアスな設定ですが、「最後の最後に笑いの神が降りる」章もあります。
0
0件のコメント

「お前は記録世界の住人だ」本好きで内気な男子高校生、直実は、現れた「未来の自分」ナオミから衝撃の事実を知らされる。世界の記録に刻まれていたのは未来の恋人・瑠璃の存在と、彼女が事故死する運命だった。悲劇の記録を書き換えるため、協力する二人。しかし、未来を変える代償は小さくなかった。世界が転回する衝撃。初めての感動があなたを襲う。新時代の到来を告げる青春恋愛SF小説。

僕は、口下手で不器用で本の虫。

SFが好きだけど、無力。ちっぽけな人間。
だけど。
運命を捻じ曲げて自らが消滅しても、この世界が改竄されても。

ーそれでも。

「『あの子を救いたい』と思ったのだろう?」
「想像力があれば、なんでもできるさ。無力だと思うな。」

ー僕はその時を息を止め、待つ。

これは、二人のナオミの物語。
「セカイ系」とひとまとめにするには、あまりある物語だ。
0
0件のコメント

小金にものを言わせ若い女を娶った質屋がその妻に窓から身投げされ、テーブルの上に安置された遺体を前に苦渋に満ちた結婚生活を回想する―。人を愛すること、その愛を持続することの困難さを描いたドストエフスキー後期の傑作「やさしい女」とヴィスコンティによる映画化で知られる初期の佳品「白夜」を読みやすい新訳で収録。

夜道で酔客から乙女を助けた内気な青年。二人は逢引するようになるが乙女は「自分に恋をしないこと」を条件としていた。

白夜に儚く溶けた恋の物語『白夜』には、愛を秘めたままの別れを歌ったジャズバラード『For All We Know』を…。
0
0件のコメント

夏、クラスメートの代わりにミステリーツアーに参加し、最悪の連続猟奇殺人を目の当たりにした『おれ』。最近、周囲で葬式が相次いでいる『僕』。―一見、接点のないように見える二人の少年の独白は、思いがけない点で結びつく...!!すべての始まりは、廃遊園地にただよう、幼女の霊の噂...?誰も想像しない驚愕のラストへ。二度読み必至、新感覚ミステリー!!

結構良い。
0
0件のコメント

Mutta and younger brother and Hibito made a promise to go to space when they where children. While Hibito becomes an astronaut, Mutta becomes a successful designer, until he gets fired. Hibito reminds him of the promise, and Mutta once again becomes the brave older brother he used to be. In Japanese. Annotation copyright Tsai Fong Books, Inc. Distributed by Tsai Fong Books, Inc.

『又 性懲りも無く目指しちゃった アナタからは 只 遠退く日々 先送りになる安らかな眠り

僅かな光に似た希望が 君の細胞に絡まった日から一向に離れないそれだけ 』
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

落胆したりがっかりしてはいけません。女性ほどしたたかで怖いものなのです。
0
0件のコメント

十角形の奇妙な館が建つ孤島・角島を大学ミステリ研の七人が訪れた。館を建てた建築家・中村青司は、半年前に炎上した青屋敷で焼死したという。やがて学生たちを襲う連続殺人。ミステリ史上最大級の、驚愕の結末が読者を待ち受ける!’87年の刊行以来、多くの読者に衝撃を与え続けた名作が新装改訂版で登場。

綾辻行人さんの作品にどの音楽が相応しいのか考えてみました。不穏な空気が漂うモノを択んでみました。
0
0件のコメント

「お前んとこの牛乳飲んだせがれが腹いたぁなって病院担ぎ込まれたんや!わかっとんか!」雲印乳業西日本支社のお客様相談センターにかかってきた一本の電話。ろくな対応ができない無能な経営陣を倒すため、社員たちが決起した!戸梶圭太がブッ放す抱腹絶叫・疾風怒涛のサラリーマン・バトル、いざ開幕。

【急募】1日8時間鰹節を削るお仕事です!週休完全2日制!アットホームな職場であなたも働いてみませんか?
的な。
0
0件のコメント
「お誂え向きな邪悪なるステージ、ここで一石を投じる。そして、芸術を重んじる」
まさに狂気の時代の狭間に生きた、新即物主義。魔術的リアリズム。
華々しく、歪に歴史を彩ったベックマン、ディクス、グロスには届かずとも確かにそこにあった彼らの即物性。それが蘇る一冊。
0
0件のコメント

みにくい鳥だと、みんなからいじめられるよだか。タカからは「名前を盗った」とどろぼう扱いまでされ、返さないと殺すと脅される始末。居場所がなくなったよだかは、あちこちをさまよい、ついには……。 現在のいじめ問題にも語りかける宮澤賢治の切ない名作を、原文のままに読みやすく改編しました。

『僕の食べたもの 全てがきっと生への対価だ
今更な僕はヨダカにさえもなれやしない』

明治の文豪・宮沢賢治と、令和のアーティスト・ヨルシカ。
時代を超えて繋がるヨダカ。
0
0件のコメント

絵は、今も描いていますか? 私が寄せ書きに似顔絵を描いた篠原くん。難しい病気にかかってしまった君に、私はテキトーな絵を描きました。ひょろりと背が高くて、猫背で、めったに学校に来ないから、「透明人間」って言われてた君が、化けて出てくるなんてね。切なくてほろ苦い思い出をつづった表題作『さよなら、またね。』の他、大好きな先生の為にウエディングドレスを試着する『なつのいと』。中学の時、つけられたアザがいつまでも消えない『きずあと』など、美しいイラストで紡がれた、切なくて懐かしいフルカラー作品集です。

優さんが同人誌でこの漫画を出していた時からこの作品のファンでした。
優さんの描く優しい水彩の世界と
ヨルシカの透明感が個人的にマッチするなと思って選曲しました。
0
0件のコメント

“第一夜”が読めるお試し特別版! 僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。 私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。 旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ最高傑作! 「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」 ※本作品は、2016年10月25日配信『夜行』の期間限定お試し特別版です。

永遠に続く夜。煙のように消えたのはあの人か、それとも私自身か。
0
0件のコメント

280万部の大ベストセラー!与謝野晶子以来の天才歌人、俵万智の第一歌集。

何百回と聴いたサビなのに、
突然、浮かぶ「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」一首。

大人になって読み返したら、「ありふれた時間が愛しく思え」る瞬間の切り取りかたが絶妙だ。

「君の待つ新宿までを揺られおり小田急線は我が絹の道」
こんな素敵な歌を知ったら、新宿デートのたびに、田舎臭さが抜けない、あの◯◯線すら、シルクロードに見える。

幸せ一杯!脳内お花畑、ばかりではなく、
「最後かもしれず横浜中華街 笑った形の揚げ菓子を買う」
など、あぁ、当たり前とおもっていた「ありふれた時間」が、有限だと気づくかなしい瞬間。
「残された時間が僕らにはあるから大切にしなきゃと~」
に、重なった。
0
0件のコメント
「ひとり 団地の一室で」をベースに追加取材書籍化、「孤独死問題」は格差社会の過酷な現実。明日は我が身な本でした。
0
0件のコメント

「すみれがぼくにとってどれほど大事な、かけがえのない存在であったかということが、あらためて理解できた。すみれは彼女にしかできないやりかたで、ぼくをこの世につなぎ止めていたのだ」 「旅の連れ」という皮肉な名を持つ孤独な人工衛星のように、誰もが皆それぞれの軌道を描き続ける。 この広大な世界で、かわす言葉も結ぶ約束もなくすれ違い、別れ、そしてまたふとめぐりあうスプートニクの末裔たちの物語。

「ああ、愛は正体を少し見せて

また薄いカーテンの向こうへ消える」

この曲のサビで極めて象徴的な一節である。

愛が如何に「掴み取る」ことのできない実態を持たぬものか、

愛が如何に人に劇的なものをもたらすか。

愛とは一体なんなのだろうか。

「ぼく」は「すみれ」という愛を、すみれは「ミュウ」という愛を、「ミュウ」は「愛」というものの正体を探している。

それは複雑で困難な行為である。

しかし、もしかすると愛はふとした時に向こうからやってくるものかもしれない。

それを続けていさえすれば。
0
0件のコメント

「わたし、定時で帰ります。」で話題騒然!今を生きる女性たちへの応援歌。

利口なふり利口なふり利口なふりをするが
やがて矛盾を知り苦悩したり試行錯誤する♪

「結婚」「出産」「妹ができる」云々おめでたいとされることにたいして
喜びの以外の気持ちを出しづらい…

「今までの自分が一度死ぬ」が、
短編集の共通ワード。
結婚して「私は幸せ」と頭でおもっても、
矛盾がみえて、モヤモヤする感じ。
最後のサビみたい。
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

笑いと才能と狂気。
0
0件のコメント

八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。

この曲を聴くたびに、心地よい涙がでます。
1
1件のコメント
この曲は良い曲ですよね!!私も好きです!
1
返信する

「美」は魔物―。たかむら画廊の青年専務・篁一輝と結婚した有吉美術館の副館長・菜穂は、出産を控えて東京を離れ、京都に長逗留していた。妊婦としての生活に鬱々とする菜穂だったが、気分転換に出かけた老舗画廊で、一枚の絵に心を奪われる。強い磁力を放つその絵の作者は、まだ無名の若き女性画家だったのだが...。彼女の才能と「美」に翻弄される人々の隆盛と凋落を艶やかに描く、著者新境地の衝撃作。

しがらみや束縛を断ち切り、進むべき道を自力で切り開く。そんな主人公の姿が曲に重なる。

たったひとりの美意識が、京都を焼き尽くす。
0
0件のコメント