うぐはら 三浦しをん 舟を編む あらすじを読む 玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく―。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか―。 サカナクション 新宝島 スティーブンソンの「宝島」 手塚治虫の「新宝島」 そして「辞書は、言葉の海を渡る船だ」という言葉と 「大渡海」。 目的地を確かめながら、 先の見えない道を進む不安。 サビの『丁寧に描く』という言葉。 馬締くんと一郎さんの、 好きなものに対するストイックさ。 ポップでクスリと笑える滑稽さもある内容。 ということで、選曲しました。 8 0 0件のコメント 送信 シェア ゆうや サン=テグジュペリ 星の王子さま あらすじを読む 砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった…。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。 UVERworld world LOST world 王子さまに対する、主人公の最後の夜の思いを自分なりに解釈した結果、UVERworldの『world LOST world』を選びました。主人公は最後の最後、ずーーっと黙ってしまっていたので何か伝え忘れた本当に伝えたかったことがあったんじゃないかなと。 "これが最後の言葉になるだろう そう思えばもっと言葉を大切にできた 何をどうしたって こんな日がいつか訪れたのに" 3 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 川村元気 神曲 あらすじを読む 天国も地獄も、すべてこの世にある。地獄に突き落とされた家族三人が辿り着く先とは。震えるほどの感動が響き渡る、圧巻の最新長編。 The Mirraz 再见 騙されたと思って聴いてください。もう何も語れません。人は神を凌駕しうるのですかね。 1 0 0件のコメント 送信 シェア アル@読書垢 三秋縋 いたいのいたいの、とんでゆけ (メディアワークス文庫) あらすじを読む 「私、死んじゃいました。どうしてくれるんですか?」何もかもに見捨てられて一人きりになった二十二歳の秋、僕は殺人犯になってしまった―はずだった。僕に殺された少女は、死の瞬間を“先送り”することによって十日間の猶予を得た。彼女はその貴重な十日間を、自分の人生を台無しにした連中への復讐に捧げる決意をする。「当然あなたにも手伝ってもらいますよ、人殺しさん」復讐を重ねていく中で、僕たちは知らず知らずのうちに、二人の出会いの裏に隠された真実に近付いていく。それは哀しくも温かい日々の記憶。そしてあの日の「さよなら」。 米津玄師 LOSER "アイムアルーザーどうせだったら遠吠えだっていいだろう" 「いたいのいたいのとんでゆけ」 2 0 0件のコメント 送信 シェア ふっかー復活委員長 原田マハ あなたは、誰かの大切な人 (講談社文庫) あらすじを読む メキシコを代表する建築家の邸までやってきたのは、かつてのビジネスパートナーの「目」になるためだった──建築事務所を営むキャリア女性の生き方を描いた『皿の上の孤独』を含む、六つの小さな幸せのストーリー。 NakamuraEmi 東京タワー 周りが変わって、自分も変わったけど、ひとりであることだけは変わらなかった。 だからこそ、あの夜の景色を忘れない。 2 0 0件のコメント 送信 シェア 本藤安樹 辻潤 絶望の書・ですペら (講談社文芸文庫) あらすじを読む 幼時にキリスト教を信仰し、のちダダイストとして登場、自由を求めて絶望を知り、伊藤野枝と結婚し数年で離婚、尺八を吹き各地を流浪の末、巷間に窮死した辻潤(1884―1944)。後年大杉栄の元に行った野枝との回想「ふもれすく」を始め、著作集『浮浪漫語』『ですぺら』『絶望の書』等と未収録エッセイより、小説「三ちゃん」を含む二十五篇で構成。詩人の魂を持つこの無類の思想家の現代的魅力を伝える。 バズマザーズ サンダーボルト ふらふらと浮浪するルンペン・インテリゲンチャにはビリビリな音でひとつ。ダダだダダだ、ゲージュツなんて知らねーよ、犬にでも食わせとけ。栗原康も言ってんだろ、はじまりのない生をいきろ。 わかったら、感染型不感症パンデミックの電脳空間から出て、草と土の香りを嗅いでこい。 2 0 0件のコメント 送信 シェア 環 太宰治 走れメロス (新潮文庫) あらすじを読む 人間の信頼と友情の美しさを、簡潔な力強い文体で表現した『走れメロス』など、安定した実生活のもとで多彩な芸術的開花を示した中期の代表的短編集。「富士には、月見草がよく似合う」とある一節によって有名な『富岳百景』、著者が得意とした女性の独白体の形式による傑作『女生徒』、10年間の東京生活を回顧した『東京八景』ほか、『駈込み訴え』『ダス・ゲマイネ』など全9編。 爆風スランプ Runner 「走れメロス」、教材としても有名ですがもはやネタにしか思えなくなってきました。ごめんなさい。 4 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 角田光代 さがしもの (新潮文庫) あらすじを読む 「その本を見つけてくれなけりゃ、死ぬに死ねないよ」、病床のおばあちゃんに頼まれた一冊を求め奔走した少女の日を描く「さがしもの」。初めて売った古本と思わぬ再会を果たす「旅する本」。持ち主不明の詩集に挟まれた別れの言葉「手紙」など九つの本の物語。無限に広がる書物の宇宙で偶然出会ったことばの魔法はあなたの人生も動かし始める。 Mr.Children 終わりなき旅 本との出会いは、運命しか言いようがない。 今日本屋で出会った一冊が、次の日にも出会えるとは限らない。 たとえ、どこでも手に入るベストセラーであったとしてもだ。 それは、人との出会いと似ている。 新しいものが次々と生まれては消え、一部の限られたものだけが目に留まり、新たな出会いを紡いでゆく。 『閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて きっときっとって 僕を動かしてる』 どんな理不尽なことでも、受け入れて乗り越えることができる力。 明るく開き直って生きることができるほど、強い力。 そんなおまじないがこの物語にあるのだと、思いたい。 2 0 0件のコメント 送信 シェア ぶるー 巣山ひろみ,銀杏早苗 バウムクーヘンとヒロシマ: ドイツ人捕虜ユーハイムの物語 あらすじを読む この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。 元ちとせ リリー・マルレーン バウムクーヘンを日本で作った人の話です。お菓子と世界大戦に繋がりがあるとは驚きでした。この曲にしました。(*´ω`*) 1 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 首藤瓜於 脳男 (講談社文庫) あらすじを読む 連続爆弾犯のアジトで見つかった、心を持たない男・鈴木一郎。逮捕後、新たな爆弾の在処を警察に告げた、この男は共犯者なのか。男の精神鑑定を担当する医師・鷲谷真梨子は、彼の本性を探ろうとするが...。そして、男が入院する病院に爆弾が仕掛けられた。全選考委員が絶賛した超絶の江戸川乱歩賞受賞作。 サザンオールスターズ 怪物君の空 正義を振りかざす「記憶喪失の男」。 それがすべてを巻き込んだ過ちとは知らずに。 人間としてどこかがずれた彼は、脳だけの存在となってこの世界に闘いを挑む。 闇に溶けていったのは、黙示禄。 大烏が空を覆い、怪物が走り出すとき、真実は暴かれる。 1 0 0件のコメント 送信 シェア ふっかー復活委員長 柚木麻子 王妃の帰還 (実業之日本社文庫) あらすじを読む 私立女子校中等部二年生の範子は、地味ながらも気の合う仲間と平和に過ごしていた。ところが、公開裁判の末にクラスのトップから陥落した滝沢さん(=王妃)を迎え入れると、グループの調和は崩壊!範子たちは穏やかな日常を取り戻すために、ある計画を企てるが...。傷つきやすくてわがままで―。みんながプリンセスだった時代を鮮烈に描き出すガールズ小説! SPYAIR NO-ID feat.JASMINE 友達を鎖のように感じてしまうのは、本音を叫んでいないからかもしれない。掲示板は破り捨て、表に出ろ。 1 0 0件のコメント 送信 シェア 晴れ女のMoeco 綿矢りさ 生のみ生のままで 下 あらすじを読む 互いに男の恋人がいるのに、止めようもなく惹かれあう逢衣と彩夏。女性同士、心と身体のおもむくままに求めあい、二人は一緒に暮らし始めた。芸能活動をしていた彩夏の人気に火がつき、仕事も恋も順調に回り始めた矢先、思わぬ試練に襲われる。切ない決断を迫られ、二人が選んだ道は―。 Mr.Children 血の管 恋人と引き裂かれた主人公が、何年も恋人を想う様子。 「柔肌の上に浮かぶ 血の管にくちづけた あの夜を想い出す」 ...官能シーンがセクシーだったから。 引き裂かれても何年も相手を想う様子が、さすが綿矢ワールドの主人公、思い込みが強いぜと印象的だった笑 1 0 0件のコメント 送信 シェア la peche 朝井リョウ 少女は卒業しない (集英社文庫) あらすじを読む 今日、わたしは「さよなら」をする。図書館の優しい先生と、退学してしまった幼馴染と、生徒会の先輩と、部内公認の彼氏と、自分だけが知っていた歌声と、たった一人の友達と、そして、胸に詰まったままの、この想いと―。別の高校との合併で、翌日には校舎が取り壊される地方の高校、最後の卒業式の一日を、七人の少女の視点から描く。青春のすべてを詰め込んだ、珠玉の連作短編集。 鈴木瑛美子 & 亀田誠治 フロントメモリー 「フロントメモリー」の爽やかな空気と歌詞の「頑張れないよ」の正直な気持ちが 「少女は卒業しない」に登場する彼女たちにちょうど良い。 爽やかで儚い曲と本。 6 0 0件のコメント 送信 シェア Book Ground Music 土屋賢二 ツチヤの口車 あらすじを読む 「週刊文春」好評連載、爆笑エッセイの単行本化。 ビートルズ From Me to You 土屋賢二さんの知的ユーモアセンスのある文体にはビートルズの気品がよく合います。 1 0 0件のコメント 送信 シェア 万智 中田永一 吉祥寺の朝日奈くん (祥伝社文庫) あらすじを読む この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。 フジファブリック 桜の季節 春の通り雨のような、どこまでもゆっくりと透き通っていくような空気感のある作品だと思っています。 1 0 0件のコメント 送信 シェア ふっかー復活委員長 三浦しをん 風が強く吹いている あらすじを読む 箱根駅伝を走りたい―そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何?走るってどういうことなんだ?十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく...風を感じて、走れ!「速く」ではなく「強く」―純度100パーセントの疾走青春小説。 米津玄師 TEENAGE RIOT たった今読み終えました。迷いや疑いを振り切り、閃光の様に駆け抜ける様が浮かんできて、この曲しかないと思いました。終盤、走(かける)のモノローグに、米津玄師のキラーフレーズである「どこにも行けない」という言葉があるのも重要なポイント。 1 0 0件のコメント 送信 シェア うぐはら 新海誠 小説 天気の子 (角川文庫) あらすじを読む 高校1年の夏、帆高(ほだか)は離島から家出し、東京にやってきた。連日降り続ける雨の中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は不思議な能力を持つ少女・陽菜(ひな)に出会う。「ねぇ、今から晴れるよ」。それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった——。天候の調和が狂っていく時代に、運命に翻弄される少年と少女が自らの生き方を「選択」する物語。長編アニメーション映画『天気の子』の、新海誠監督自身が執筆した原作小説。 (C)2019「天気の子」製作委員会 RADWIMPS 愛にできることはまだあるかい 『セカイ系』や『近未来SF』という言葉を抜きにしても、闇を包む希望の光に満ちている。 この物語は現代における光の祈りであり、魔法使いが残した魔法だ。 過去のアルバムを今一度聴き直してみて、illionのBANKAやtazunaはこの曲を生み出すために存在したのかと再確認した。 愛について語り、愛のことを知り尽くした賢人。それが野田洋次郎だ。 あとがきにも書かれている通り、彼と新海監督は良き友人である。 共に脚本と作曲を手掛けるエキスパートだ。 RADWIMPSに興味を持った方は、ぜひ彼らのライブに行ってみてほしい。 音と映像が交わった瞬間、本当の奇跡を味わうことができるから。 5 0 0件のコメント 送信 シェア ヤマハ 伊坂幸太郎 逆ソクラテス あらすじを読む この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。 スキマスイッチ 全力少年 “積み上げたものぶっ壊して 身に付けたもの取っ払って” という歌詞がこの本のテーマである“大人になったら持ってしまう先入観に対するアンチテーゼ”にピッタリだと思いました! 6 0 0件のコメント 送信 シェア ササクレパンダ 小川糸 あつあつを召し上がれ (新潮文庫) あらすじを読む この味を忘れることは、決してないだろう―。10年以上つきあった恋人との、能登へのお別れ旅行で味わった最高の朝食。幼い頃に、今は亡き母から伝授された、おいしいおみそ汁のつくり方。何年か前に家族みんなで並んでやっとありついた、天然氷でつくった富士山みたいなかき氷...。ときにはほろ苦く、ときには甘く優しく、身も心も温めてくれる、食卓をめぐる7つの感動の物語。 大橋卓弥 ありがとう 食事は毎日欠かせないもの。だからそれと同じくらい食卓での思い出は数えきれないほどある。辛かったり楽しかったり、切ない思い出、幸せな思い出、たくさんの食卓には物語があって短いけどじんわりくるのでじんわりくる曲を。 各エピソードのエンディングに添えてほしい! 4 0 0件のコメント 送信 シェア 柊ひいる 三秋縋 スターティング・オーヴァー (メディアワークス文庫) あらすじを読む 二周目の人生は、十歳のクリスマスから始まった。全てをやり直す機会を与えられた僕だったけど、いくら考えても、やり直したいことなんて、何一つなかった。僕の望みは、「一周目の人生を、そっくりそのまま再現すること」だったんだ。しかし、どんなに正確を期したつもりでも、物事は徐々にずれていく。幸せ過ぎた一周目のツケを払わされるかのように、僕は急速に落ちぶれていく。―そして十八歳の春、僕は「代役」と出会う。変わり果てた二周目の僕の代わりに、一周目の僕を忠実に再現している「代役」と。ウェブで話題の新人作家、ついにデビュー。 ジョン・レノン (Just Like) Starting Over いや、この曲しかないでしょ……というのは置いておいて、ミソは(Just Like)ってところ。やり直す"みたいに"ってことなんだ。起きたことは戻らなくても、大事なものを見つけられたのなら、きっともう一度やり直せるはずだからさ。だから、彼ら彼女らの反撃に幸あれ。 5 0 0件のコメント 送信 シェア