何かを待つ、というのは大事なことだ。待っているものが来ると信じているあいだは、不思議なほどに力が湧く。手紙を待つ、という行為には生きる希望が潜んでいる。手紙を書くことには力がいるが、手紙によって勇気が生まれる。私はその力を信じてみたかった―。手紙の代筆で人助けをする、売れない作家の日々。人生観を変えるハートフルストーリー。

「言葉にしたいんだ
できるならそうね全部
正しさも間違いも
おそれずに 伝えたい」

本当は自分で書くのが一番
でも、自分ではうまく書き表せない
だけど、伝えたい

だから代筆屋に依頼するのだろう。
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「ライ麦畑でつかまえて」で知られる現代アメリカの黙示録的な作家サリンジャーがみずから選んだ9編の物語。おもな登場人物たちは、日常生活の規格的な営みに虐げられた者、常軌をはずれた者、狂気の者、幼くして心を硬ばらせ消耗しつつある者、防備なき無邪気な者たちだ。しかし作者の目は、彼らを仮借なく、愛情をこめ、ユーモラスに分折してやまない。若者の内面を赤裸々に描いた珠玉の選集。

海の匂いします。
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この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

物が少しづつ消滅してゆく世界で、
氷のように佇んでいる貴方。

私が撫でているのは、
かつて名前があったはずの物たちだ。

大切なものから順に消えてゆく。
健気な後ろ姿も柔らかな声も、
愛しいままで空の彼方へ溶ける。

あの冷たい風は汚れを知らなかった。

白く結晶化したタイプライター。
声を吸い込んで動く遺物。
今ではもう、古びた幽霊。

鉄格子のなかで幸福な時を過ごそう。
寄り添って最期の運命を共にしよう。
貴方も私も、透明で儚いのだから。
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隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった...。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車―人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。

最後のハッピーな2人の気持ちを歌った曲。
物語全体を包むワクワクするような身近な幸せという感じがして良い。
恋がしたくなる曲。
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私は体調の悪いときに美しいものを見る贅沢をしたくなる。しかし最近は馴染みの丸善に行くのも気が重い。ある日檸檬を買った私は、その香りや色に刺激され、丸善の棚に檸檬一つを置いてくる。現実に傷つき病魔と闘いながら、繊細な感受性を表した表題作ほか、「城のある町にて」「雪後」などを収録。

気怠い曲調。ツインボーカルの低音の男性パートが檸檬の主人公なら、YUKIの愛嬌が弾ける高音パートは檸檬そのものだと思う。
檸檬とサイダー。どうしようもない倦怠にスパークをもたらす2つのモチーフの描き方に近いものを感じました。
古典文学に現代の曲をつけると、また違った側面が顔を出すのが面白い。
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東京ではない海の見える町で、亡くなった父の遺した喫茶店を営むある一家に降りそそぐ奇蹟。若き直木賞受賞作家が、学生時代最後の夏に書き綴った、ある家族が「家族」を卒業する物語。

真実を受け入れ、新しいスタート。父の引いたライン越え、夜空に煌めくスターと。
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「人生とは和風の朝ごはんみたいなものなのよ」小柳奈ノ花は「人生とは~」が口癖のちょっとおませな女の子。ある日、彼女は草むらで一匹の猫に出会う。そしてその出会いは、とても格好いい“アバズレさん”、手首に傷がある“南さん”といった、様々な過去を持つ女性たちとの不思議な出会いに繋がっていき―。大ベストセラー青春小説『君の膵臓をたべたい』の住野よるが贈る、幸せを探す物語。

住野よるさんの小説は、なぜか脳裏に実写よりもアニメ化された映像が浮かぶ。
例外もあるけれど、僕個人として、アニメにはフィクションの美しさがあると思う。虚構だからこそ泣きたくなるほど綺麗で、本物じゃないからこそ自分の考え方ひとつで本物にすることも出来る。
大事なのは決めつけないことだ。翼はなくても想像力で飛ぶことも、氷を散らす風すら味方に出来るはずなのだ。
「また、同じ夢を見ていた」の持つ儚さや毒はスピッツの楽曲にも通じる。彼らは一見爽やかそうでも捻くれていて狂気な側面を持つロックバンドだから。
もしも"優しいあの子"が目の前に現れたら、僕は彼女に人生とは何かを教えるどころか、教わってばかりになってしまうんだろうなあ。
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Takemoto must confront his feelings about his stepfather while Mayama and Ayu deal with unrequited loves and Morita faces the prospect of being held back another year.

初めて聞いた瞬間にこれ以上ぴったりな主題歌はないと思いました。間違いなく竹本くんとはぐちゃんのための曲です。絶対最後に[君を好きになってよかった」って言う。歌詞にはないけど絶対思ってる。
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この作品を執筆していたときのBGMは、Spotifyにプレイリストを作っているのですが、
https://open.spotify.com/playlist/12AS8YqnaNt9lDg3D6ZxZ2?si=cc0P3T9ZRf-PZ2yR8MgJzA
その中からいくつか。

江利チエミ『ウスクダラ』を、New Order『SUB CULTURE』で再解釈したような、フェアライトCMIのスネアでパッキパキな初期PSY・Sの佳作。
エキゾチックなメロディなのに歌詞は都市生活者の孤独なのが、ひとりぼっちの二人でしかないくせに互いに依存している祀と光鶴に相応しいんじゃないか、と。
というか、表向き『メトロポリス探偵社』は狂騒の物語なんですが、祀ちゃんの内面はこういうひねくれの上に構築されております。

初期PSY・Sの寂寥感はすごく好きだったんだけど、だんだんバブルの波に乗って宗教がかった大仰な感じになってしまったのが残念。本質的にニューエイジの教祖様タイプと、叩き上げなカルト信者のコンビだったから、そうなるのは必然だったし、袂を分かつのも当然だったんだけどさ。
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若くして死んだ一樹の嫁と義父は、共に暮らしながらゆるゆるその死を受け入れていく。本屋大賞第2位、ドラマ化された人気夫婦脚本家の言葉が詰まった話題の感動作。書き下ろし短編収録!文庫版解説=重松清。

楽しさと寂しさは隣り合わせなんだと思います。
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1995年1月、地震はすべてを一瞬のうちに壊滅させた。そして2月、流木が燃える冬の海岸で、あるいは、小箱を携えた男が向かった釧路で、かえるくんが地底でみみずくんと闘う東京で、世界はしずかに共振をはじめる...。大地は裂けた。神は、いないのかもしれない。でも、おそらく、あの震災のずっと前から、ぼくたちは内なる廃墟を抱えていた―。深い闇の中に光を放つ6つの黙示録。

リスト『愛の夢 第3番』。感想を言葉にするのが惜しく、あるいは難しいのでクラシックのピアノ曲。6篇いずれも美しく静かな文章の中で、一人一人の人生の劇的な変化が阪神淡路大震災と共にもたらされる様子が描かれる。
哀しさとロマンチックさが優雅に溶け合う物語にはこの曲が合う。
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貧しく孤独な少年ジョバンニが、親友カムパネルラと銀河鉄道に乗って美しく悲しい夜空の旅をする、永遠の未完成の傑作である表題作や、「よだかの星」「オツベルと象」「セロ弾きのゴーシュ」など、イーハトーヴォの切なく多彩な世界に、「北守将軍と三人兄弟の医者」「饑餓陣営」「ビジテリアン大祭」を加えた14編を収録。賢治童話の豊饒な味わいをあますところなく披露する。

静かな物語と、テンポのいい曲、宇多田ヒカルの声とが不思議な混ざり方をする
PVを思い浮かべるとなおよし
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最後まで誇り高かったクラスの女王さま。親戚中の嫌われ者のおじさん。不運つづきでも笑顔だった幼なじみ。おとなになって思いだす初恋の相手。そして、子どもの頃のイタい自分。あの頃から時は流れ、私たちはこんなにも遠く離れてしまった。でも、信じている。いつかまた、もう一度会えるよね―。「こんなはずじゃなかった人生」に訪れた、小さな奇跡を描く六つの物語。

懐かしさだけではなく、過去においてきた何か、やり残したものや青さを思い出させてくれる。
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人間の信頼と友情の美しさを、簡潔な力強い文体で表現した『走れメロス』など、安定した実生活のもとで多彩な芸術的開花を示した中期の代表的短編集。「富士には、月見草がよく似合う」とある一節によって有名な『富岳百景』、著者が得意とした女性の独白体の形式による傑作『女生徒』、10年間の東京生活を回顧した『東京八景』ほか、『駈込み訴え』『ダス・ゲマイネ』など全9編。

できっこないことをしようとしてる人への最強の応援ソング。
この曲を聴くと本当になんでもできてしまえそうな気持ちになります。
そんなとてつもなくパワーがある曲なので、ボロボロになりながら諦めかけたメロスに贈りたい。そう思い選曲しました。
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それは人生でたった一人、ボクが自分より好きになったひとの名前だ。気が付けば親指は友達リクエストを送信していて、90年代の渋谷でふたりぼっち、世界の終わりへのカウントダウンを聴いた日々が甦る。彼女だけがボクのことを認めてくれた。本当に大好きだった。過去と現在をSNSがつなぐ、切なさ新時代の大人泣きラブ・ストーリー。あいみょん、相澤いくえによるエッセイ&漫画を収録。

「いいねのわけない、押せるわけない」

ザッカーバーグを恨んでも始まらない。裏腹な気持ちを抱えて、それぞれの幸せを目指す。
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地味な派遣社員の三智子は彼氏にフラれて落ち込み、食欲もなかった。そこへ雲の上の存在である黒川敦子部長、通称“アッコさん”から声がかかる。「一週間、ランチを取り替えっこしましょう」。気乗りがしない三智子だったが、アッコさんの不思議なランチコースを巡るうち、少しずつ変わっていく自分に気づく(表題作)。読むほどに心が弾んでくる魔法の四編。読むとどんどん元気が出るスペシャルビタミン小説!

今日は笑えなくても、明日はきっと笑えると信じて、生きていく。傷を抱えながら前に進むイメージが、この短編集にピッタリだと思いました。
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新幹線爆破テロ発生から高級官僚の彼氏の様子が変だ。警察に届けると自分が逮捕されてしまう。嘘つきアラサー女にされてからの逆転劇

TwitterのTLで浅井健一が話題になっていたので、唯一知っている曲を投下(笑)。

小説は、主人公は嘘ばっかりつくし、登場人物は常に何かに怒りまくってるし、一周回って主人公が善い人に見えてくるし、ハチャメチャです...
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この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

いろんな歴史上の謎が次々とけちゃいます。楽しく読めました。こういうのが似合うと思いました。
(*´∀`)
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ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて——。読後、きっとこのタイトルに涙する。デビュー作にして2016年本屋大賞・堂々の第2位、75万部突破のベストセラー待望の文庫化!

直感。
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「お前んとこの牛乳飲んだせがれが腹いたぁなって病院担ぎ込まれたんや!わかっとんか!」雲印乳業西日本支社のお客様相談センターにかかってきた一本の電話。ろくな対応ができない無能な経営陣を倒すため、社員たちが決起した!戸梶圭太がブッ放す抱腹絶叫・疾風怒涛のサラリーマン・バトル、いざ開幕。

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