KsK 桜庭一樹 砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫) あらすじを読む その日、兄とあたしは、必死に山を登っていた。見つけたくない「あるもの」を見つけてしまうために。あたし=中学生の山田なぎさは、子供という境遇に絶望し、一刻も早く社会に出て、お金という“実弾”を手にするべく、自衛官を志望していた。そんななぎさに、都会からの転校生、海野藻屑は何かと絡んでくる。嘘つきで残酷だが、どこか魅力的な藻屑となぎさは徐々に親しくなっていく。だが、藻屑は日夜、父からの暴力に曝されており、ある日――直木賞作家がおくる、切実な痛みに満ちた青春文学。 Lyu:Lyu 引鉄 誰もが《銃》を手に生まれてくる その弾丸は生き抜くために撃つのか、世界からの離脱のために撃つのか 人魚と名乗る白い肌の少女が撃つ弾はそれはそれは甘ったるい、まるで、砂糖菓子のような弾丸 今日も、少女らは引鉄を弾き続ける、生き残るために 7 0 0件のコメント 送信 シェア ゆあれ 市川春子 虫と歌市川春子作品集 あらすじを読む 自分の指から生まれた妹への感情を綴る『星の恋人』。肩を壊した高校球児と成長を続ける“ヒナ”との交流が胸を打つ『日下兄妹』。飛行機事故で遭難した2人の交流を描く『ヴァイオライト』。そして、衝撃の四季大賞受賞作『虫と歌』。深くてフシギ、珠玉の4編を収録。 椎名もた 夢を追う虫 人の声のしない、静かで美しい音楽は、人間とそれ以外の間で息づく物語に、よく似合うと思います。 7 0 0件のコメント 送信 シェア