*注意! この短編集はすべての短編に叙述トリックが含まれています。騙されないよう、気をつけてお読みください。 本格ミステリ界の旗手が仕掛ける前代未聞の読者への挑戦状! よく「叙述トリックはアンフェアだ」と言われてしまいます。これが叙述トリックというものの泣きどころです。 では、アンフェアにならずに叙述トリックを書く方法はないのでしょうか? 答えはノーです。最初に「この短編集はすべての話に叙述トリックが入っています」と断る。そうすれば皆、注意して読みますし、後出しではなくなります。 問題は「それで本当に読者を騙せるのか?」という点です。最初に「叙述トリックが入っています」と断ってしまったら、それ自体がすでに大胆なネタバレであり、読者は簡単に真相を見抜いてしまうのではないでしょうか? そこに挑戦したのが本書です。果たして、この挑戦は無謀なのでしょうか? そうでもないのでしょうか?その答えは、皆様が本書の事件を解き明かせるかどうか、で決まります。(「読者への挑戦状」より一部抜粋)
独りよがりで、行き場のない袋小路に迷い込んだかのようだ。
彼の胸の炎は、絶望の中にたたずむ深淵へと姿を変えてしまった。
思いつめるのは分からないでもない。
ただ、人妻に恋するにはあまりにも若すぎたというだけなのだ。
彼は、婚約者に対して張り合うしたたかさも持っていなかった。
待ちに待った死の世界に行けることに歓喜し、死に陶酔した彼は、タナトスという神に口づけされた人間そのものではなかっただろうか。
スリリングなSF小説に「Brace yourself」の歌詞リフレインがぴったりです!
"また君ん中の常識が揺らいでる
知らなきゃ良かったって思う事ばっかり
そしていつしか慣れるんだ
当たり前のものとして受け入れるんだ"
影の寮長編
"片一方は天使、もう一方は悪魔で
分裂しそうなんだ 抗うつ剤をちょうだい
暗い未来を防ぐんだ
永い迷宮みたいな青春だ"
卒業生編~ラスト
"はりつけの刑になったって
明日に向かって生きてくんだって
ただじゃ転びゃしませんぜって
非常事態ってヤツも歓迎です
ニシエヒガシエ必死で猛ダッシュです"
感慨としてはメロディ重視ではあるものの、そんな感じかなあ、と。
<2020年1月アニメ放送開始!> <本格ミステリ大賞受賞作シリーズ!> <シリーズ累計300万部突破!> 【放送情報】 テレビ朝日 1月11日より毎週土曜25:30~ MBS 1月11日より毎週土曜26:38~ BS日テレ 1月14日より毎週火曜24:00~ dアニメストア、GYAO!ほかにて配信! 【CAST】 岩永琴子:鬼頭明里 桜川九郎:宮野真守 弓原紗季:福圓美里 七瀬かりん:上坂すみれ 寺田刑事:浜田賢二 桜川六花:佐古真弓 【STAFF】 原作:城平 京(講談社タイガ刊) 漫画:片瀬茶柴(講談社『少年マガジンR』連載) 監督:後藤圭二 シリーズ構成:高木 登 キャラクターデザイン・総作画監督:本多孝敏 アニメーション制作:ブレインズ・ベース 制作:NAS 【MUSIC】 オープニング:「モノノケ・イン・ザ・フィクション」嘘とカメレオン エンディング:「LAST DANCE」宮野真守 巨大な鉄骨を手に街を徘徊するアイドルの都市伝説、鋼人七瀬。 人の身ながら、妖怪からもめ事の仲裁や解決を頼まれる『知恵の神』となった岩永琴子と、とある妖怪の肉を食べたことにより、異能の力を手に入れた大学院生の九郎が、この怪異に立ち向かう。その方法とは、合理的な虚構の推理で都市伝説を滅する荒技で!? 驚きたければこれを読め――本格ミステリ大賞受賞の傑作推理! 終始ゾクゾクしっぱなし……息もつかせぬ物語とはまさにこのことだと思います。意外な展開、予想外な事実、桁外れな人物、奇妙な現実、異様な虚構、奇想天外な“戦い”――。絶妙に狙い澄まして放たれる数々の“驚き”の奔流に溺れそうになりましたが、エラ呼吸を会得することでどうにか事なきを得ました。 のちの半魚人である(←新しい都市伝説)。 ――『僕は友達が少ない』の平坂読氏推薦!! 「本格」の今後が有する可能性を大きく押しひろげた一作(作家・氷川透) ただただ作者の才能に嫉妬するばかり(作家・黒田研二) おおおお前を倒すのはこの俺だ!(作家・汀こるもの) 内奥に錨を下ろした論理、奇矯でありながらつらぬかれたロジック。破格のミステリ(作家・辻真先) 辻褄の合った論理こそ、時には真実から最も遠ざかるものではないか――(書評家・千街晶之) 驚きを通り越して爽やかな敗北感さえ抱かされた(作家・太田忠司) 「真相」の意味について刺激的な考察を展開(作家・大山誠一郎) 「本格ミステリのロジック」の持つ魅力と危うさを純粋培養したような小説(作家・光原百合)
You can rery the old man's money
年上の男の金をあてにして
It's a bitch girl
ひどい女の子だよ
原曲は男性Voだけど、Pomplamooseのカバーが自由奔放なヒロイン、ホリーっぽい
いずれ大地を育むことになる。
雨はしずかに降り注ぎ、
その上に誰も見たことのない花を咲かせる。
それでも大学を卒業して同棲して、就職して…と徐々にすれ違っていくふたり。
最後まで似た者同士の二人なんだなぁと、
それでも見ている方向が違って。
余裕がないときこそ、
お互いの違いを理解しあえたら、
面白がれたら良かったね。
あのとき同じ花を見て美しいといった二人の心と心がー今はもう通わない🎵