兄の松之助が長崎屋を出て所帯を持ち、親友の栄吉は菓子作りの修業へ。普段から病弱な若だんなは、さらに寂しそう。妖たちは若だんなを慰めようと、競って贈り物探しに出かけるが。長崎屋と商売がたきの品比べに、お雛をめぐる恋の鞘当て、果ては若だんなと大天狗の知恵比べ―さて勝負の行方はいかに?シリーズ第七弾は、一太郎の成長が微笑ましく、妖たちの暴走も痛快な全五編。

この一作のみならず、ホントはシリーズ全体のイメージとしても、曲の優しい旋律がほのぼのとしたこの物語のイメージにピッタリだと思って選曲しました。

『独りじゃないよ
何も出来ないけど
辛い時こそ誰かと支え合って
頑張って欲しい 乗り越えて欲しい
届いて欲しいこの気持ち
あなたに贈る歌
私にできること……♪』

病弱で寝込んでばかりの若だんなですが、その優しさも然る事乍ら、ちゃんと確り寝込んでばかりの自分にも出来る事は何か無いかと、常々模索し乍事にあたっている姿に応援の意味も込めて贈ってあげたい曲です。

特にこの今作内では、若だんなが奉公に出ている親友の栄吉さんを応援する気持ちにも似ているのかなと思います。

優しい若だんなと愉快な妖達の今後のお話も楽しみです✨
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この世に、くだらないものなんて、ない。 僕がミドリムシと歩んできたこの10年のストーリーで伝えたいことは、このことだけなんです――。 2012年12月に東証マザーズ上場を果たす、東大発のバイオベンチャー、ユーグレナ。 その創業者である出雲充氏が、起業までの7年間と、起業してからの7年間を、初めて語る! ■ミドリムシに秘められた可能性 ――世界初の快挙「ミドリムシの屋外大量培養」は、なぜ夢の技術なのか? 「ミドリムシ(学名ユーグレナ)」。 この動物と植物の両方の特徴を併せ持つ「ハイブリッド」ともいうべきこの微生物は、 なんと59種類もの栄養素を生み出し、 光合成により二酸化炭素を吸収し、 しかも「バイオ燃料」を取り出すこともできます。 つまり、「食糧・栄養問題」「地球温暖化問題」そして「エネルギー問題」という世界を悩ませる大問題を一気に解決する生物なのだ。 そんなミドリムシの大量培養を世界で初めて確立したのが、 東大発のバイオベンチャー、ユーグレナなんです。 ■初めて語られる起業ストーリー ――全世界注目の起業家が乗り越えてきた試練とは? 2012年、出雲氏は、世界経済フォーラム(ダボス会議)で「ヤンググローバルリーダーズ」、 ジャパンベンチャーアワード「経済産業大臣賞」を受賞するなど、 全世界から注目を集める起業家のひとり。 バングラデシュで栄養問題に出会ってしまうところから始まる本書では、 ミドリムシ、そして頼れる仲間との出会い、 迷いのなか起業に踏み切ったこと、 テクノロジーを継承しブレイクスルーしたこと、 次から次へと現れる巨大な試練にどうやって立ち向かったか......など、 今まで語られることのなかった起業ストーリーが明らかにされます。 ■だから、くだらないものなんて、ない。 ――いま目の前にある小さな可能性に目を向けよう! ミドリムシという小さな生物の可能性を何とか引き出して、世界中に伝えよう――。 10年にわたって向き合ってきた出雲氏であればこその、、 「いま自分が取り組んでいる小さな仕事に、世界を変える大きな意味がある」 というメッセージに、心震えます。 ミドリムシから取り出したジェット燃料で、飛行機が飛ぶ日がもうすぐやってくるかもしれません。

世界を救うために、ミドリムシ大量培養を行った起業家。
「フラスコの中飛び込んで どんな化学変化を起こすか
もう一度ゆすってみよう」
と、なんだか培養している雰囲気のフレーズが似合った(笑

「『甘い夢』だと誰かがほざいてたって
虎視眈眈と準備をしてきた僕だから」と、
諦めない姿勢もかっこよかったー!
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美味しそうなにおい、色、音で満ち溢れた幸福な料理と生きることの喜びが横溢する、食べものの詩六十六篇。

エッセイにどこか懐かしい雰囲気があったので、昔の思い出を壊さないようにするために選曲しました。(作品と夏休みは関係ありませんが…。)
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眠れないとき、落ちこんでいるとき、胸がざわつくとき...彼女の言葉があなたの頭をやさしく、そっとなでてくれる。女優・酒井若菜初のエッセイ集。

タイトルどおりの一冊。酒井若菜さん独特の、どこか儚げで、でも凛とした強さを感じる。
同じく儚げながら、凛とした強さを持つ曲。解散は非常に残念。
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わたしたちが出会ったとき、わたしたちの国は戦争をしていた。戦時中の満洲で出会った少女たちの物語。2016年本屋大賞第3位!

たとえ相手に忘れられても、その出会いを「一期一会」と愛せるか。つながり放題、別れ放題の時代に、向き合いたい命題があります。

これは、「縁と記憶」の物語です。
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【無料試し読み閲覧期間2017/03/31~2017/04/13】 ここは、のどかな田舎町。 駄菓子屋の息子・ココノツはある日、都会から来た美少女に出会う… 「うまい棒で最高の組み合わせを作って、私を満足させてごらんなさい!!」 「見せてあげるわ…ポテトフライの一番贅沢な食べ方…!!」 うまい棒、ブタメン、ラムネなどなど…駄菓子マニアの美少女・ほたるが繰り出す数々の駄菓子たちに…困惑するココノツ!! こうして、少年×少女×駄菓子のおかしな夏が始まった…!!

駄菓子の漫画です。この巻にはブラックサンダーの話があります。駄菓子は奥が深いので宇宙的な曲にしました(*´∀`)
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芥川賞受賞作家の真骨頂・新境地!横溢する暴力と身体、無垢なる魂。言葉を与えられていない領域に光をあて物語を紡ぐ。

理性に抑えられながら生きるとは…?人は何らかのきっかけで超えてはならない一線を超えてしまう主人公。これを軸にイデオロギーとは何かを問う問題作にして必読の書。
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もし僕の墓碑銘なんてものがあるとしたら、“少なくとも最後まで歩かなかった”と刻んでもらいたい―1982年の秋、専業作家としての生活を開始したとき路上を走り始め、以来、今にいたるまで世界各地でフル・マラソンやトライアスロン・レースを走り続けてきた。村上春樹が「走る小説家」として自分自身について真正面から綴る。

村上さんのストイックな追求の数々を読んでいると、こちらもむくむくとエネルギーを補給される気がします。天才と呼ばれる彼にも無数の努力の跡がありました。同じく努力の天才で、音に対し飽くなき探求を続けるこの曲で。
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