つきあっていた男性からの婚約指輪、一目惚れした女がくれた一冊の本、憧れていた先生にもらった赤いボールペン。大切な人に贈られた物を巡るかけがえのない思い出を綴った、いとしくて泣きたくなるほど切ない七つの恋の物語。

主人公たちはみんな、どこかで諦めている。

大切だった人との思い出、
あの人が自分に残していったもの。

[忘れちゃったら私じゃなくなる]
そんな思いを抱えながら、
ときに思いを馳せながら、

彼らは生きていくんだ。
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サーヤは学校の行事で高校生のマテリアル、凍堂雪成と出会う。 ところが、彼はなぜかサーヤに冷たい態度をとる。 なのに、雪成が上級悪魔に襲われたのをきっかけに同居することに――!? 彼とレイヤは仲が悪くて、もう最悪。 小学生+高校生マテリアルが新たな敵に挑む!!

力を失っていき、サーヤの近くに居られなくなる雪成と「僕に力を」という歌詞が重なります。
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邪の家系を断ちきり、少女を守るために。少年は父の殺害を決意する。大人になった彼は、顔を変え、他人の身分を手に入れて、再び動き出す。すべては彼女の幸せだけを願って。同じ頃街ではテロ組織による連続殺人事件が発生していた。そして彼の前に過去の事件を追う刑事が現れる。本質的な悪、その連鎖とは。

邪のルールに刃向かう希望をくれたのは、正義でも道徳でもなく、たった1人の味方でした。(正確に言えば、あと数人いたけれど)

闇に堕とすための「人形」として出会わされた存在を、本気で愛する。主人公の静かな復活劇が胸を打ちます。
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巨大都市の欲望を呑みつくす圧倒的な「水たまり」東京湾。ゴミ、汚物、夢、憎悪...あらゆる残骸が堆積する湾岸の「埋立地」。この不安定な領域に浮かんでは消えていく不可思議な出来事。実は皆が知っているのだ...海が邪悪を胎んでしまったことを。「リング」「らせん」の著者が筆力を尽くし、恐怖と感動を呼ぶカルトホラーの傑作。

海中で光の柱のあいだを揺蕩う藻屑の気持ち

「ただ見る、見つめる」ことは攻撃だと言っていたのは外れたみんなの頭のネジだった気がする
この小説も文字を通して読者をじっと見つめているような、いないような、見透かされているような
小説の中の登場人物は死んだり死ななかったりするけど、どこにも人間的なおぞましい悪意はなくて
物語が終わるまで、ずっと海の底だった
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『流浪の月』で本屋大賞を受賞した著者が二年ぶりに放つ、胸を打つ愛の物語。

10代から30代の変化する二人の関係。
正しさだけでは生きられない彼らが生きる人生は、
この曲が全てで、この歌詞が全てである。
‐‐‐
今日は天気がいいみたいだ
雲一つない夜だ
星を見にいこう
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戦乱の世の中で必死に生き延びようとする2人の生き様を象徴するかのようなメロディラインです。
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“タイムマシンがあったらいつに戻りたい?”という話題で盛り上がる休憩中の堂上班。黙々と仕事をしている副隊長の緒形に、郁が無邪気に訊くと、緒形は手を休め、遠くを見つめるように静かに答えた―「...大学の頃、かな」。未来が真っ白だった無垢な時代。年をとるごとに鮮やかさを増す、愛しき日々。平凡な大学生であった緒形は、なぜ本を守る図書隊員となったのか!?過去と未来の恋を鮮やかに描く、シリーズ番外編第2弾。

手塚と柴崎。結ばれるまでたくさんの試練があったけれど、だからこそたくさん幸せになれると思う。個人的に図書館戦争シリーズの中でも特に大好きな2人。
ー泣くのを堪えずに 居られる場所 出逢えて よかったー
ー薬じゃ治せない 痛みさえも 癒してくれたー
ーあなた以上は いらない 最後の恋になるからー
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この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

ワケノワカラナイモノヲ恐怖スル脳ト/知覚サレタ心臓ノ拍動
ーーー失神
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血の繋がらない親の間をリレーされ、四回も名字が変わった森宮優子、十七歳。だが、彼女はいつも愛されていた。身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。

もう会えないけれど、どこかの街角で幸せに。あの頃みたいに笑っていてほしい。「見切り発車で始めた」「返事の要らない手紙」といったフレーズが、かつて突然家族になり、そして離れていった人々の姿に重なりました。
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作曲も小説も書いてしまう未映子さん、
エッセイと来ればまたひと味違います。
発行地帯、魔法飛行、安心毛布、世界クッキー。世界なんてわたしとあなたでやめればいい。また新たに作り直せばいい。底無しのミエコ・ワールドでございます。
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「世界なんてわたしとあなたでやめればいい。」この台詞いいですね。読みたくなりました。
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1000作品を遺した佐野洋作品、もはや右に出る者はいない。
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ある夜、勤務先の会議室で目醒めた土屋徹生は、帰宅後、妻から「あなたは三年前に死んだはず」と告げられる。死因は「自殺」。家族はそのため心に深い傷を負っていた。しかし、息子が生まれ、仕事も順調だった当時、自殺する理由などない徹生は、殺されたのではと疑う。そして浮かび上がる犯人の記憶...。

読み終わったあと頭の中で自然に再生されました。上巻ということで続きが気になるような高揚感も感じさせてくれる曲です。

“未来が振り向いてくれる その時まで声を枯らさずに”
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ビジネス文章の目的は、文章を読んでもらうこと、ではありません。書かれている内容を読み手に理解してもらうこと、が目的なのです。メールは「かしこまる」より「短く伝える」、「起承転結」も「、」「。」の位置も意識しすぎない、提出前に一度は「文章を寝かせる」...など、実践ですぐに役立つ心得を総まとめ!

こちらのDrawingは、描くという意味で、Writingの書くとはまた別の意味だが、「かく」繋がりで選んでみた。

Drawingでは、うまく言い表せない幸せな感情を絵に描きたいと唄う曲である。
描くことも、書くことも、それなりに困難を伴うけれど、この美しメロディーを聴きながら、その過程すら楽しんでいきたいなと思った。
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入学した大学で出会った5人の男女。ボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決…。共に経験した出来事や事件が、互いの絆を深め、それぞれ成長させてゆく。自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代。二度とない季節の光と闇をパンクロックのビートにのせて描く、爽快感溢れる長編小説。

大学生活、若者のすべて
いい出来事も悪い出来事も通りすぎると何だか切ない。
この曲調がその切なさを強調してる気がします。
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ハーフの美男子なのに内気で、いまだチェリーボーイの大学生、克夫。憧れの先輩、舞子にデートに誘われたが、連れていかれたのはなんと短歌の会!?しかも舞子のそばには、メガネの似合うプレイボーイ、天才歌人の伊賀がいた。そして、彼らの騒々しい日々が始まった―。カフェの街、吉祥寺を舞台に、克夫と伊賀、2つの視点で描かれる青春ストーリー。人気歌人による初の長編小説。

チェリーボーイ側の曲です。
スキマスイッチの初期の曲はどれもヘタレていてとても好きです。
シャイであるが故に「あぁ言えば良かった」とか「こうしていれば」とか慎重になりすぎて行動できない。そんなもどかしい気持ちが出てると思いました。
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人類がはじめて月を歩いた夏だった。父を知らず、母とも死別した僕は、唯一の血縁だった伯父を失う。彼は僕と世界を結ぶ絆だった。僕は絶望のあまり、人生を放棄しはじめた。やがて生活費も尽き、餓死寸前のところを友人に救われた。体力が回復すると、僕は奇妙な仕事を見つけた。その依頼を遂行するうちに、偶然にも僕は自らの家系の謎にたどりついた...。深い余韻が胸に残る絶品の青春小説。

どん底まで沈み込んでゆく主人公と、既存の価値観を逆転させることを教え、サビで「君の身体を月まで運んであげる」とある意味、死を象徴するかのような意味深なことを連呼するこの曲があっているように感じました。
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29歳のイラストレーター神名葵は関係の冷めた恋人・彰人と同棲をしながらも、身勝手な愛人・真司との逢瀬を重ねていた。仕事は順調だが、ほんとうに描きたかったことを見失っているところに、大学の先輩だったハセオから電話がかかる。七年ぶりの彼との再会で、停滞していた神名の生活に変化が訪れる―。直木賞候補作。

学生時代の男の先輩ハセオ。この人の前なら汚い言葉遣いもワガママも言えちゃうんだけど、例え2人きりで泊まったとしても確実にお互い手は出さない。絵本作家の神奈は彼氏いるけど不倫もしてるだいぶマイペースな女性。付かず離れずの距離にいる神奈とハセオの緩い雰囲気にぴったり。
サビは煙草を吸う男性描写があるので、ヘビースモーカーなハセオを連想させてくれます。
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紅蓮館の続き。火のつぎは水です。かなり分厚いんですけど夢中になって読みました。名探偵の復活が熱い。面白かったです(*´-`)
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【ドラえもん×Mr.Children主題歌】
とても愛してくれたその人に心当たりはあんではないですか?♪

「おばあちゃんのおもいで」
ドラえもんの主題歌になりそうなMr.Childrenの歌で浮かんだ組み合わせがこれ!

この話大好きだったなぁ。

安らいだ未来が見えます♪
というサビは「のび太の結婚前夜」のイメージ。

過去と未来を交信する男、実は猫型ロボットのことか……?
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故郷で知った伝説の修験者「役行者」との因縁に導かれ、いまに息づく神秘の世界・山伏修行に身を投じた著者。東京、吉野~熊野、八海山、羅臼岳、そして富士山―時空を超えて日本の山を駈けた渾身のルポルタージュ。

コンビニの部品になることで普通を模索する世間とだいぶズレた主人公倉田さん、そして現代の人間模様の闇をダイレクトに伝えるこの曲。一見するとアンバラスでミスマッチかも?ただ、コンビニエンスストアは音で満ちている。本書の冒頭の表現にどこかに共通するような、機械的にも見える人間の心理が見えたので…
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