櫛森秀一は湘南の高校に通う17歳。女手一つで家計を担う母と素直で明るい妹との3人暮らし。その平和な家庭に、母が10年前に別れた男、曾根が現れた。曾根は秀一の家に居座って傍若無人に振る舞い、母の体のみならず妹にまで手を出そうとする。警察も法律も家族の幸せを取り返してはくれないことを知った秀一は決意した。自らの手で曾根を葬り去ることを……。完全犯罪に挑む少年の孤独な戦い。その哀切な心象風景を精妙な筆致で描き上げた、日本ミステリー史に残る感動の名作。

何気ない日常に突然訪れる究極の二択。この曲とこの小説の共通点はそこだ。
大切な家族のために自分ができることはなんだろうと考えた挙句、少年は殺人という選択をする。
彼は、それでHEROになれるのか?そこに希望はあるのか?そんなことを考えさせられる。そして、少年が最後に取った行動に涙する。
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“わたしたちは仲間です”―十四歳のある日、同級生からの苛めに耐える“僕”は、差出人不明の手紙を受け取る。苛められる者同士が育んだ密やかで無垢な関係はしかし、奇妙に変容していく。葛藤の末に選んだ世界で、僕が見たものとは。善悪や強弱といった価値観の根源を問い、圧倒的な反響を得た著者の新境地。芸術選奨文部科学大臣新人賞・紫式部文学賞ダブル受賞。

この小説から受ける衝撃が何かを麻痺させてしまいそうになり、この感覚に合う曲を選んでみたのですが。
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砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった…。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。

曲の冒頭、少しだけさみしいかんじ。この部分がバラがたくさん咲いてて少しショックを受けてる星の王子さま。すぐにはじまる語りかけるようなバイオリンの音色が、キツネの、なつくということ、の語りかけに聞こえた。こんなに優しく穏やかな気持ちになる音楽はそうそうないと思いました。曲の途中が滅茶苦茶はげしいので物語には合ってませんが、、最後にまたおだやかなメロディに戻ってくるのが素敵。ふるさと、という曲名も、愛したものがある場所、愛した人がいる場所がふるさとなんだというこの物語から読み取ったちょっとしたメッセージとリンクした。
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この本は、とにかく面白くて、一気に読めました。音楽は、カッコいいので、こういうのがいいなと思いました。
(*´∀`)
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地方都市で妻子と平凡な暮らしを送るサラリーマン沢野良介は、東京に住むエリート公務員の兄・崇と、自分の人生への違和感をネットの匿名日記に残していた。一方、いじめに苦しむ中学生・北崎友哉は、殺人の夢想を孤独に膨らませていた。ある日、良介は忽然と姿を消した。無関係だった二つの人生に、何かが起こっている。許されぬ罪を巡り息づまる物語が幕を開く。衝撃の長編小説。

読んでいるときにこのヒップホップがどす黒いイメージを運んできてくれたので、一気に読むことができました。
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本は日用品です。だから毎日売っています。新井見枝香わさわさっと選んでレジにどん。それでいい。

「なんてことはない、当たり前のことをしているだけだ」と叱られそうだけど、頑張っている彼女の姿を見ていたら、応援せずにはいられない。

POPを書いて、本をむさぼり読んで、在庫管理を行い、料理をする。

等身大で、背伸びもなしに、気楽にふらっと立ち寄れる。

顔なじみの本屋のようなエッセイに、最大限の気持ちをこめて、元気いっぱいの応援歌を。
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拝啓つぐみ様。お元気ですか。
あなたは光を撒き散らしながら生きる人でしたね。さんざん私たちを振り回して、あっけらかんと笑っていましたね。

蓮っ葉な性格は、一体誰に似たのでしょうか。人形のように儚い姿には、不釣り合いです。でもそこが魅力です。

あなたは花火のようでした。
夜空に咲いて美しく散る芸術。
この世界のどこかで、今もしぶとく生き残っているのでしょうか。

あなたが生きていることを、今でも信じています。まりあより。
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繋がれない僕らは、それでも、あたりまえの幸せを手に入れたい。

とにかく、この小説を読むと無性にQueenが聞きたくなります!作品中にQueenが何度も繰り返し出てきて、小説のテーマや内容にも深く関連しています。今回は中でも主人公の純くんが一番お気に入りの一曲 "Love of my life"をおすすめします。是非とも小説を読みながら聞いてみてはいかがでしょうか?
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「愛の試み」は作者のエッセイと恋愛にまつわる挿話から構成されます。
愛する、愛されるということへの探求、孤独、初恋や失恋、様々な事柄に沿って恋愛論を展開していきます。

「愛」どこで誰が創造したもんなんでしょうか 難解なんだね

この出だしの歌詞にある愛とこの愛の試みの趣旨である愛は似ていると思いました。
確かに難解です。

そして後半の歌詞の恋愛の葛藤っぷりがまさに挿話に出てくる彼の感情にぴったり合っています。
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色んな意味でバラバラになった家族が、異国の地で絶望的な状況に追い込まれる。そこで彼らが問われるのは「信じるか、信じないか」。まさに、この曲の雰囲気に合致しているのではないかと感じた。最後は前向きに終わる部分もピッタリ。
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感涙のファンタジー、戦慄のミステリ、胸を打つ恋愛小説、そして「しゃばけ」スピンオフ!「十年」をテーマにしたアンソロジー。

この曲がふと浮かびました。
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朝寝坊、チーズ蒸しパン、そして本。好きなものがたくさんあるから毎日はきっと楽しい。図書館勤務の20代女子、麦本三歩のなにげない日常。

可愛らしさ全開の等身大のニューヒロインに非日常のスパイスを
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「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは―。しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった...!」恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。

表題作の「百瀬、こっちを向いて。」にピッタリな曲だと思いました。
「ありふれた時間が愛しく思えたら
それは“愛の仕業”と小さく笑った
君が見せる仕草 僕に向けられてるサイン
もう何一つ見落とさない
そんなことを考えている」
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温泉宿で一夜を過ごす、2組の恋人たち。静かなナツ、優しいアキオ、可愛いハルナ、無関心なトウヤマ。裸の体で、秘密の心を抱える彼らはそれぞれに深刻な欠落を隠し合っていた。決して交わることなく、お互いを求め合う4人。そして翌朝、宿には一体の死体が残される―恋という得体の知れない感情を、これまでにないほど奥深く、冷静な筆致でとらえた、新たな恋愛小説の臨界点。

「バラバラにしたいな」。
球体関節人形に、黒いリボンを通して繋げるんだ。ローズマリー、ビーズの海に浮かべたら、青年人形に言葉を散らそう。

赤い人魚の尾ひれを見つけたよ!
硝子ケースに飾っておいてね。
きみの錠剤には適わない。
イチイの果実は牡丹の味がした。

ねぇオフィーリア。胸の傷は包帯で隠しておいでよ。猫の声に似た恋をしてしまうから、さ。
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血の繋がらない親の間をリレーされ、四回も名字が変わった森宮優子、十七歳。だが、彼女はいつも愛されていた。身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。

血の繋がらない親たちとの暮らしを子の目線から描いている話であるが、僕はこの話の本当の主人公は森宮さんをはじめとする親たちだと思っている。

主人公の女の子は方程式の変数xみたいなもので、彼女の目線や心情が存在することで、それに関わる人たちの心情もなぜか伝わりやすくなるという不思議な構造。

まさにバトンの目線から語ることで、リレー走者全員分のドラマが伝わってくる。

親本人の目線でずっと語る以上の感動が生まれている。

一番感動したのは、森宮さんの優子に対する自然体かつ懐の大きな愛の在り方だ。
未来が2つにしてくれた優子の帰る場所を最後まで守り続けてくれた彼が、次にバトンを回すときの晴れやかさと重みは、特に大きな事件も起きない日常のシーンを丁寧に描きつづけたからこそ沁みてくる。

家族というのは、何かが起きたときのヒーローというより、何も起きない日常を守ってくれる存在なのだと気づかされた。

主題歌はさだまさし『奇跡〜大きな愛のように〜』。
森宮さんの心にずっとあった優子への思いはこの曲が歌ってくれている。

"僕は神様でないから 本当の愛は多分知らない
けれどあなたを想う心なら 神様に負けない"

"どんなにせつなくても 必ず明日は来る
ながいながい坂道をのぼるのは あなた独りじゃない"

この小説で、強烈な悲劇や大逆転劇は起こらないかもしれない。
刺激が足りないと思う人もいるかもしれない。
しかし、それこそ、彼女がたくさんの大きな愛に守られてきた一番の証なのだ。
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統括診断部。天医会総合病院に設立されたこの特別部門には、各科で「診断困難」と判断された患者が集められる。河童に会った、と語る少年。人魂を見た、と怯える看護師。突然赤ちゃんを身籠った、と叫ぶ女子高生。だが、そんな摩訶不思議な“事件”には思いもよらぬ“病”が隠されていた……? 頭脳明晰、博覧強記の天才女医・天久鷹央(あめくたかお)が解き明かす新感覚メディカル・ミステリー。

自分の死期が近くて、恋人を悲しませないように裏切って別れるMVのストーリーと、岬が沙耶を邪魔だから出て行けと追い出そうとするシーンがリンクしました。
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今、世界でもっとも注目される日本人科学者が描く希望の国のグランドデザイン。

これからの時代を皆さんはどう迎えますか。
未来を創るのは自分。

各々が10年先、いや、5年先の未来を見据え、
たまには誰かの近代的フィクションから、
未来的ノンフィクションの戦略に、
耳を傾けてみてはどうですか。
たとえば、"現代の魔法使い"とかのね。

...自分の人生戦略、考えてますか。
魂の炎、燃やしてますか。
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我が家の嫁姑の争いは、米ソ冷戦よりも恐ろしい。バブルに浮かれる昭和の日本。一見、どこにでもある平凡な家庭の北山家だったが、ある日、嫁は姑の過去に大きな疑念を抱くようになり…。(「シーソーモンスター」)。ある日、僕は巻き込まれた。時空を超えた争いに―。舞台は2050年の日本。ある天才科学者が遺した手紙を握りしめ、彼の旧友と配達人が、見えない敵の暴走を阻止すべく奮闘する!(「スピンモンスター」)。

自分が誰なのか分からない。もはや、この記憶が正しいのかも疑わしい。何度生まれ変わっても、あいつとの争いは避けられない。今日もどこかで怪物が目を覚ます。
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2017年秋、実写映画化! 紗倉まなの小説デビュー作

4人のAV女優を巡る連作短編小説
第30回東京国際映画祭コンペティション部門ノミネート作

初小説とは思えない衝撃の一冊。言葉選びが丁寧で繊細。独特の擬音語や擬態語がまたいい。癖があるそれこそがまさに「らしさ」に繋がっている。情景がすっと目に浮かぶ表現を巧みに織り交ぜ、各エピソードとも最高でした。
そして直後のあとがきには紗倉まなさんという作家さんの生きてきた人生がぎゅっと詰まっています。是非読んで、感じてほしい。
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鈴木一、47歳。いたって平凡なサラリーマン。ただし家族を守るためならスーパーマンになれるはずだった。そう信じていた。あの日が訪れるまでは──。一人娘を不良高校生に傷つけられ、刃物を手に復讐に向かった先で鈴木さんが出会ったのは──ザ・ゾンビーズの面々だった! 脆くも崩れてしまった世界の中ではたして鈴木さんは大切なものを取り戻せるのか。ひと夏の冒険譚がいま始まりを告げる!

【主題歌から本へ】この歌が主題歌としてつかわれた映画の、原作小説。

なら息たえるまでかけてみよう
恥を撒き散らして♪
と、愛する家族への復讐のため、一介のオジサンがひたすら体を鍛える話。

冒頭に「光の射す方へ」の歌詞も引用され、金城さんとミスチルの関係にも興味津々w
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