晴れ女のMoeco

前略宮沢賢治様

恋に身を投げるロミオが美談にならない時代で、
出版業界が斜陽とも言われますが、
いつの日もこの胸に流れているメロディーに似合う本を、
マシンガンをぶっ放す勢いで語りたい♪

とどまることを知らない妄想の中で、
Mr.Children全曲に似合う本を探したい。

秩序のない文章に、ドロップキックしないでね!
羞恥心のない投稿に、水平チョップしないでね!

...と書くほど、Mr.Childrenが好きです。
いらないぜ、客観視なんて♪

ついに、本だけではなく、ストレングスファインダー34資質とMr.childrenの歌詞まで結びつけてしまった…つづきはウェブで

社会が良くなっても性的に幸せになれるわけではない。むしろその逆が起きている。男も女も満たされた人生に必要な知恵とは。

強固な理屈と自我で出来上がった私が、衝撃を受けた本。
自我を破壊した、「理屈の外」(トランス状態)にお二人様の醍醐味があるのか!お二人様って面白そう!と、衝撃を受けた本。
「あるがままの心で生きられぬ弱さを誰かのせいにして」と重なったのは、己が作り上げた強固な自我と理屈の要塞で、自分の本心がわからなくなってきたからかも。
「知らぬ間に築いてた自分らしさの檻の中でもがいてるなら」
一番「こうあるべき」と決めつけて、苦しんでいるのは、自分自身なんだよなぁ…。
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大泉洋が大学在学中の1997年から雑誌連載で綴ってきた幻の原稿108編と、40歳になった自身を振り返りつつ執筆した4編を一挙収録した大人気エッセイ集。文庫版では「家族」をテーマに大量書き下ろし、装画を手掛けたあだち充との対談も追加収録。「水曜どうでしょう」裏話や「大泉洋の在り方」についての独白など、「大泉洋が喋っているよう」と評された“饒舌なエッセイ”は爆笑必至、そして胸が熱くなる大泉ワールド全開の一冊。

「自己暗示をひっこぬいて 呪縛を解け!」
「そうだここが出発点 そうだここが滑走路」と繰り返されるフレーズが、スタートラインが下がったから、マイノリティでも頑張れる、という主人公の力強さ、したたかさと重なった。

「自分を縛ってる命綱 そいつを離してみるんだ
そして自由を攫み取るんだ 取るんだ」
主人公より、周りのひとのほうがスペックや、「女らしさ」に縛られて不自由そうだった。
ので、みんなも呪縛から解かれて跳ぶんだ…と笑
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この世に、くだらないものなんて、ない。 僕がミドリムシと歩んできたこの10年のストーリーで伝えたいことは、このことだけなんです――。 2012年12月に東証マザーズ上場を果たす、東大発のバイオベンチャー、ユーグレナ。 その創業者である出雲充氏が、起業までの7年間と、起業してからの7年間を、初めて語る! ■ミドリムシに秘められた可能性 ――世界初の快挙「ミドリムシの屋外大量培養」は、なぜ夢の技術なのか? 「ミドリムシ(学名ユーグレナ)」。 この動物と植物の両方の特徴を併せ持つ「ハイブリッド」ともいうべきこの微生物は、 なんと59種類もの栄養素を生み出し、 光合成により二酸化炭素を吸収し、 しかも「バイオ燃料」を取り出すこともできます。 つまり、「食糧・栄養問題」「地球温暖化問題」そして「エネルギー問題」という世界を悩ませる大問題を一気に解決する生物なのだ。 そんなミドリムシの大量培養を世界で初めて確立したのが、 東大発のバイオベンチャー、ユーグレナなんです。 ■初めて語られる起業ストーリー ――全世界注目の起業家が乗り越えてきた試練とは? 2012年、出雲氏は、世界経済フォーラム(ダボス会議)で「ヤンググローバルリーダーズ」、 ジャパンベンチャーアワード「経済産業大臣賞」を受賞するなど、 全世界から注目を集める起業家のひとり。 バングラデシュで栄養問題に出会ってしまうところから始まる本書では、 ミドリムシ、そして頼れる仲間との出会い、 迷いのなか起業に踏み切ったこと、 テクノロジーを継承しブレイクスルーしたこと、 次から次へと現れる巨大な試練にどうやって立ち向かったか......など、 今まで語られることのなかった起業ストーリーが明らかにされます。 ■だから、くだらないものなんて、ない。 ――いま目の前にある小さな可能性に目を向けよう! ミドリムシという小さな生物の可能性を何とか引き出して、世界中に伝えよう――。 10年にわたって向き合ってきた出雲氏であればこその、、 「いま自分が取り組んでいる小さな仕事に、世界を変える大きな意味がある」 というメッセージに、心震えます。 ミドリムシから取り出したジェット燃料で、飛行機が飛ぶ日がもうすぐやってくるかもしれません。

世界を救うために、ミドリムシ大量培養を行った起業家。
「フラスコの中飛び込んで どんな化学変化を起こすか
もう一度ゆすってみよう」
と、なんだか培養している雰囲気のフレーズが似合った(笑

「『甘い夢』だと誰かがほざいてたって
虎視眈眈と準備をしてきた僕だから」と、
諦めない姿勢もかっこよかったー!
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生真面目な千代田区が思い出すビートルズが皇居を歩いた日のこと、洒落者の港区が語る魅力的な若者たち、文学を愛する杉並区が明かすある女性との出会い...23区23様のドラマチックなストーリーが踊りだす。今すぐ東京を歩きたくなる、ユーモアと機知に溢れた傑作小説集。

東京23区を擬人化して、街の雰囲気や「思い出」を語らせる小説。

「東京は後戻りしない」
「思い出がいっぱい詰まった景色だって また破壊されるから」
と、とても変化が激しい街を表しているし、
擬人化された語り手が、まさに
「それでも匂いと共に記憶してる
遺伝子に刻み込まれてく」感じ。
この胸に大切な場所がある、はず。
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消耗しがちな都会暮らしを応援する365の極私的考察、もしくは女子的ライフハック。

「もういいやもういいや疲れはてちまった」ときに、聴きたくなるし、読みたくなる本。

「辛いけどもう少し頑張ろう」というやわらかい歌と、
はあちゅうの「これまで合コンに費やした時間を時給換算なう」「そもそも合コンに来る男が嫌い」と、バッサリした表現と全然ちがう雰囲気!

でも疲れているときには、この「バッサリ」が心地よくて、日常のイライラモヤモヤを言語化するのがうまいんだと思う。

「親友との約束もキャンセルして部屋でナイターを見よう」
「二羽のインコを飼う」と、妙に日常生活のリアリティーがある歌。
どちらも日常のあるある、をうまく言葉にしているなーと。

(合コンに「最近じゃグラマーな娘に滅法弱い 男ってこんなもんさ」って男がきたら、私は時給どころか人生の残り時間を換算するだろう。)

はーきょうも頑張って生きた!
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その時、私の人生が崩れていく爆音が聞こえた―チャイルドモデルだった美しい少女・夕子。彼女は、母の念願通り大手事務所に入り、ついにブレイクするのだが。夕子の栄光と失墜の果てを描く初の長編。

「かいかぶられていつだって 心開ける人はなく気がつけば一人きり」
華やかなようで満たされない、孤独な気持ちと
「チャイドル」が主人公のこの小説を重ねてみた。

特に主人公と母親の関係性にも思うところがあり、
「母の優しき面影を~」のフレーズがひっかかったなぁ。
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河合譲治は君子と呼ばれるほど真面目な男だが、カフェーの女給をしていた15歳のナオミを見初める。自分の家にひきとって育て、やがて結婚するが、ナオミは次第に奔放な性格を現わすようになる。小悪魔的な女の奔放な行動を描いた谷崎潤一郎の代表作。成長するにしたがい次第にナオミは本性を現わし、金使いは荒く、奔放な性格で何人もの男と淫乱に付き合うようになる。しかし最後に男はナオミに屈服し、実家の財産を処分し奴隷のようになってしまう。何度も映画化された作品。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。

美しい肉体に溺れ、抜けられないようすが...タロットカードでいえば「悪魔」的な?
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小学校を卒業して28年。花山町商店街でコンビニ店長をつとめるハチベエ、母校の中学の社会科の先生になった独身のハカセ、就職した会社が倒産して職探し中のモーちゃん。いまいちパッとしない不惑の三人に、あの怪盗Xが再び挑戦してきた。三人は挑戦を受けるのか...?

「空き地の隅に組み立てた 秘密の基地へ走って行く」
「何か大きなことをしでかしたくてウズウズしている」
こんなコドモノセカイがふさわしいのは、ズッコケ三人組だ!

ほかにも少年めいた物語はたくさんあるけれど、
「心の隅に隠してる重い荷物は消せないから」
楽しいばかりじゃない、こどもをこども扱いせず、闇もきちんと描いている那須先生の物語に、この歌をあてはめたかった!

どの話にも似合うけど、「あの頃のように笑えない日が」来てしまった三人組。
それでも三人組が集まると、大きなことをしでかしたくて、秘密基地で何か企んでいそうな雰囲気があり...
大人になっても、心が秘密基地に向かってしまう、中年組第一弾にしてみた。

「あいつは口が軽いから」はハチベエだよね笑
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さぁ、起きらんね! 日本の宝の島を、三人の幼馴染が駆け抜ける。超弩級の才能が放つ青春と革命の一大叙事詩!!

「見えない敵にマシンガンをぶっ放せ」
立場がかわっても、登場人物がそれぞれ闘い続ける雰囲気なので...とっておきのこの歌を。

「憎めよ無能なる組織を」は、
島民を守りきれない警察?
日本?
いや、「日本」だって、沖縄を支配している?

圧倒的な権力や理不尽さを感じながらも、負けるもんか!という雰囲気がすき。
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「ちゃんと生きて!」死ぬと分かっている者にできるのは残された者への思いやりだった。

「もし僕がこの世から巣立っていっても 君のなかで僕は生き続けるだろう」

タイトルから物語の内容はお察しを。
なんとなくこのフレーズが似合いそうな歌だなーと。
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この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

愛とは、覚悟だ!

「だけどこれだけは承知していてくれ 僕は君を不幸にはしない」
「太陽が一日中雲に覆われてたって 代わって君に光を射す」

「愛され」を説く本は数あれど、意外と「愛する」を説く本は見当たらないような。
「愛する」とは、自分の意思で、覚悟を決めること。自分のレベルアップをしつつ笑、相手に「与える」行為なんだろうなぁ...

同じアルバムで、「どこまでいけばたどり着けるのだろう」なんて歌いながら、着地すべきところに着地した感がある。
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就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。

「商品に適さぬと はじき落とされて ベルトコンベヤーからのスカイダイブ」

就活をテーマにした本、ベルトコンベヤーにのりたくて、何者かになりたくて、虚勢をはっている学生と重なった...笑
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『平凡パンチ』で三島は若者のアイドルとなっていた。番記者として自決までの3年間を濃密に過ごし、文豪の素顔に迫った傑作ノンフィクション。関係年表・新原稿等大幅増頁の完全版。

格調高い文学のはずだけど、「おっぱいの描写が美しいから読め」と延々と勧められた本。
スピッツのドストレートなこの歌が浮かんで、もう...「おっぱい」を切り口にみんな、三島由紀夫をよむといいよ!
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四十数戦全敗に終わった就職試験、お金、コネ、資格、美貌...ないない尽くしのどん底からどうやって階段を上っていったのか。林真理子初の人生論新書。

個人的に、Mr.children3大戦闘曲の1曲。
ギラギラした本×ギラギラした曲、でこちらかと。
自分の願望に正直な、ギラついた歌はほかにもあるけれど、
「夜の魅力がある男性なら、一緒に住んでしまえ」という一節により、「愛だ恋だとぬかしたって所詮は僕らアニマルなんです」ね!と決定。
ニシエヒガシエといえばアニマル!!!というくらい大好きなフレーズで、絶対このフレーズを生かしたかった。笑

「ただじゃ転びやしませんぜって」と、面倒なこともいかに自分のものにするか?と貪欲な姿勢も最高。

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この曲メッッチャかっこよくて好きです!
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売れる本を作る方法を探し求めて見つけた答えとは...『松本清張賞』『小学館文庫小説賞』をダブル受賞してデビューした新人小説家がみた出版不況の現実。文藝春秋より刊行予定の新作先取り掲載。

本の可能性も、Mr.childrenの可能性も、「未完成」だよ!と、かけてみた。
悲観的なタイトルと裏腹に、終始編集者ワタナベ氏と、主人公が楽しそうだったので笑、明るい歌をチョイス。

「離れたり、近づいたり、当てずっぽうのパスワード」が、面白い本をつくろうと、試行錯誤する様子に重なった。
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山梨の裕福な菓子商の末っ子として生まれた万亀は児童文芸誌「赤い鳥」を愛読する少女だった。勉強がよく出来た万亀は、女専に進み東京の華やかな生活を知るも、相馬に行き教師となるのだが―。進学、就職、結婚のたびに幾度も厳しい現実の波に翻弄されながらも、いつも彼女のそばには大好きな本があった。大正から昭和にかけての激動の時代、常に前向きに夢を持ち続けたひとりの女性の物語。

主人公が自分の「役割」に気づいたシーンで、
「その営み それぞれの役割を 果たしながら 背負いながら歩いていく」というフレーズが浮かんだ。
あえて本家太宰治ではなく、こちらの小説。
これも本を読みたくなる本。
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孤独と暴力に耐える日々のなか、級友の弥生から絵本作りに誘われた中学生の圭介。妹の誕生に複雑な思いを抱きつつ、主人公と会話するように童話の続きを書き始める小学生の莉子。妻に先立たれ、生きる意味を見失いながらボランティアで読み聞かせをする元教師の与沢。三人が紡いだ自分だけの“物語”は、哀しい現実を飛び越えてゆく―。最高の技巧に驚嘆必至、傑作長編ミステリー。

「大量の防腐剤 心の中に忍ばせる」
ここでいう「大量の防腐剤」=「心のよりどころ」が、つらい現実を生きる少年たちにとっては、「物語」なんだろうなぁと。

「でもたった一人でも笑ってくれるなら それが宝物」が、誰かに喜んでほしいと、優しい気持ちで「物語」をつくる人たちに重なった…。

希望がみえる、優しい歌がこの優しい本にぴったりだなと。
小説好きは、そうそうこれが物語の醍醐味だよね、とわかってくれるかと。おすすめ本。(当然音楽も!)
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高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために―。学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

「足音」と、タイトルからして「歩行祭」にぴったりかなと。

「舗装された道を~」
貴子が、歩行祭で賭けを決意する描写とかぶる。

「疲れて歩けないんなら~」
個人的にはこの物語のキモってシーンと重なった。

一歩一歩ふみしめて、
ひとりじゃないよ、まわりにも一緒に歩んでくれるひとがいるよーという優しい感じで。
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東京湾に浮かぶゴミの島で生まれた鉄夫は、ゴミの山から集めた品々を物々交換することによって生き抜いていた。島の住人の多くは、助け合いながら平穏に暮らしていたが、犬井という男が住み着いたことから、事態は一変する。近未来の東京を舞台に、現代の過当な競争や格差社会の歪みを照らし出した問題作。

ゴミ山で自給自足の生活を送る少年たちという近未来もの×資本主義批判の歌。
搾取する大人から逃げたり戦ったりしつつ、どこにいっても資本主義にのっとり心ほっぽった大人が次々と出てくる。

どこにいっても資本主義からはのがれられない!
という本作とこの歌がぴったり。

幸せしめす道しるべもない
何が幸せか(特に誰かにとっての幸せか)なんてなかなかわからない、

いつの日にかその手で奪いとれ♪
希望がもてる話なので、ラストが力強いこの歌はやっぱりあうかなぁと。

私が大好き、そしてとてもニッチな組み合わせ。
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本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるのか?もしくは、なにも変わらないのか...。さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょう―。

感想を端的に要約すると「総ては僕の捕らえ方次第だ」
当り散らしは言わずもがなのタブー...そうよね。

「捉える」解釈で終わらせず、あえて「捕らえ」と、自分の人生、自分でつかむ感がいい!
私こそ世界の中心。笑
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