横浜市郊外のごくふつうの家庭で育ち女子大に進学した神立美咲。渋谷区広尾の申し分のない環境で育ち、東京大学理科1類に進学した竹内つばさ。ふたりが出会い、ひと目で恋に落ちたはずだった。渦巻く人々の妬み、劣等感、格差意識。そして事件は起こった...。これは彼女と彼らの、そして私たちの物語である。

東大生の強制わいせつ事件をもとにした物語。
「Fuckする豚だ」に、猟奇性を感じてこちらに。

加害者と被害者は元恋人。
歪んだ自意識は、どちらの自意識?

個人的には自分が加害者と似たような思考で衝撃。
有名大学のインカレにくるような、
女子大の女(名門女子大は除く)に、あまりいいイメージがないってことで、
加害者と同じ思考だときづいてショック。。。
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人は14歳以降、一度は考えておかなければならないことがある。

この世界はとうに荒れている。人々は救いを求めて、嘆く声が後を絶たない。さて、何処へゆこうか。私達には未来がある。生きる手段がある。今は抵抗の時だ。信じよう。物語は、何時だって貴方の側に居るのだから。 
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四国の図書館に着いたカフカ少年が出会ったのは、30年前のヒットソング、夏の海辺の少年の絵、15歳の美しい少女―。一方、猫と交流ができる老人ナカタさんも、ホシノ青年に助けられながら旅を続ける。“入り口の石”を見つけだし、世界と世界が結びあわされるはずの場所を探すために。謎のキーワードが二人を導く闇の世界に出口はあるのか?海外でも高い評価を受ける傑作長篇小説。

海辺のカフカは不思議な魅力のある本です。謎解きの要素もあり、一気に読めてしまいます。
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北から南へ、そして南から北へ。突然高度な文明を失った代償として、人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされながら、生涯をかけて旅をするラゴスの目的は何か?異空間と異時間がクロスする不思議な物語世界に人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編。

小説ラストの穏やかさにのせて、ラゴスの一生の旅路を振り返るにふさわしい深みのある曲だと思います。老齢のところはあまり感情的に理解できない所もあったので、将来読み返した時にどんな感性で読むのか、どんな音楽が鳴るのか楽しみ。
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どんでん返しの連続で、楽しかったです。この人が似合うかなと思いました(*´∀`)
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それは人生でたった一人、ボクが自分より好きになったひとの名前だ。気が付けば親指は友達リクエストを送信していて、90年代の渋谷でふたりぼっち、世界の終わりへのカウントダウンを聴いた日々が甦る。彼女だけがボクのことを認めてくれた。本当に大好きだった。過去と現在をSNSがつなぐ、切なさ新時代の大人泣きラブ・ストーリー。あいみょん、相澤いくえによるエッセイ&漫画を収録。

"彼女は間違いなくブスだった。ただ、そんな彼女の良さを分かるのは自分だけだとも思っていた。"

ブスという表現が出てきたときにもうこれしか無いと思った。
愛しのブス、大好きな人にそんなことを言ってしまうのは魅力が分かるのは自分だけという特別感もあるけれど、それを言っても大丈夫という安心感もあるからだろう。
最初は絵文字やスタンプを使ってやりとりしていたラインが仲良くなるにつれ淡白になっていくのと同じで、ブスという表現は心を許してしまった証ではないだろうか。
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雨の夜、1件の事故によって殺人の疑いをかけられ婚約破棄された若い女。幻の乗客を探せ!
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「はぁ私たちはなんだか私たちって」いつも何かが欲しくって。中2女子・ちーちゃんとナツの日々日常。「空が灰色だから」の阿部共実、初の長編新作。

この人の漫画、とてもすごい。でも音楽考えると、なかなかむつかしいです。この曲の雰囲気があってる気がしました(*´∀`)
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リョザ神王国。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する。母の不思議な指笛によって死地を逃れ、蜂飼いのジョウンに救われて九死に一生を得たエリンは、母と同じ獣ノ医術師を目指すが―。苦難に立ち向かう少女の物語が、いまここに幕を開ける。

獣の奏者は、ヒロインのエリンが虫や王獣を育てる物語。
作品の随所で、本の表紙にあるような広大な自然の様子が描かれています。
フォーレのシチリアーノにあるような、少しの物悲しさと圧倒的な伸びやかさは獣の奏者の世界にぴったり符合すると思い、選択しました。
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ありのままを受け止めてくれた麦くんがいたからこそ、へガティーは胸の内をさらけ出すことができたのかもしれない。

『肩くむとね、ひとりで立ってるときより、ちょっとらくになるんだよ』

彼らの家庭環境は、決して楽なものではない。でも、ふたりいっしょならば、乗り越えてゆけるはず。目を凝らせば、見えるだろう。眩く光る、君たちの世界。

両足で踏み切って、ジャンプする。
いっせーので。

「アル・パチーノ」!
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仮想リゾート“数値海岸”の一区画“夏の区界”。南欧の港町を模したそこでは、ゲストである人間の訪問が途絶えてから1000年、取り残されたAIたちが永遠に続く夏を過ごしていた。だが、それは突如として終焉のときを迎える。謎の存在“蜘蛛”の大群が、街のすべてを無化しはじめたのだ。わずかに生き残ったAIたちの、絶望にみちた一夜の攻防戦が幕を開ける―仮想と現実の闘争を描く『廃園の天使』シリーズ第1作。

言葉づかいが洗練されていて、かつ
自分と世界の別れを歌ったこの曲の世界観が、作品に合うと思ったのでセレクトしました。
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八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。

この曲も世界が壊れていく中での恋人を描いた曲です。この小説と合っていると思いました!
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人類がはじめて月を歩いた夏だった。父を知らず、母とも死別した僕は、唯一の血縁だった伯父を失う。彼は僕と世界を結ぶ絆だった。僕は絶望のあまり、人生を放棄しはじめた。やがて生活費も尽き、餓死寸前のところを友人に救われた。体力が回復すると、僕は奇妙な仕事を見つけた。その依頼を遂行するうちに、偶然にも僕は自らの家系の謎にたどりついた...。深い余韻が胸に残る絶品の青春小説。

青年は夜に魅せられた。

甘美な死の香りと、
倦怠感を伴う青い月の光に惑わされて。

身体ごと『溶けてしまいたい』と望むような夜を、
一度だけ見たことがある。

今思い返しても、
証拠がないので幻と大差がつかない。
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OLを続ける傍ら、幻想を抱き続ける曲ともとれる「丸ノ内サディスティック」はこの短編集の内の一つの短編「銭湯」の世界観にぴったりだと思いました。
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完璧じゃなくて良いからまずは一歩を踏み出すことが大切

そんな本であり、そんな曲だと思います。
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「この世界にアイは存在しません。」入学式の翌日、数学教師は言った。ひとりだけ、え、と声を出した。ワイルド曽田アイ。その言葉は、アイに衝撃を与え、彼女の胸に居座り続けることになる。ある「奇跡」が起こるまでは―。「想うこと」で生まれる圧倒的な強さと優しさ―直木賞作家・西加奈子の渾身の「叫び」に心揺さぶられる傑作長編!

今日も世界のどこかで命が入れ替わる。まだ僕達は"ここ"にいる。だからもう「自分探し」はやめて、目の前の人を大切にしていこう。海辺のラストシーンで聴きたい曲。
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郵便配達員として働く三十歳の僕。ちょっと映画オタク。猫とふたり暮らし。そんな僕がある日突然、脳腫瘍で余命わずかであることを宣告される。絶望的な気分で家に帰ってくると、自分とまったく同じ姿をした男が待っていた。その男は自分が悪魔だと言い、「この世界から何かを消す。その代わりにあなたは一日だけ命を得る」という奇妙な取引を持ちかけてきた。僕は生きるために、消すことを決めた。電話、映画、時計…僕の命と引き換えに、世界からモノが消えていく。僕と猫と陽気な悪魔の七日間が始まった。二〇一三年本屋大賞ノミネートの感動作が、待望の文庫化!

元カノの要素、もしも携帯電話がなかったらと考えること、しかし携帯電話があるからこその便利さを思うこと…
世界から電話が消えたなら、の章と私の中で結びついたのはこの曲。

ちなみに携帯電話にはCat.Verもあります。斎藤ネコさんのバイオリン演奏が加わってるのが違いだとか。
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永遠に凍結した氷の世界。
街は機能を停止している。
アルビノの少女だけが、
街が心を閉ざした理由を知っていた。

陶然とした絶望。
背徳に満ちた閉鎖的な空間が、
物言わずに広がっている。

さて、曲名の『ミネルヴァ』とは何のことだろう。しばしばアテナと同一視される女神の一体である。智慧を司り、相棒としてフクロウを従えていることが多い。(ミネルヴァの梟は黄昏に飛び立つという慣用句がある。現実は常に原因より遅れてやってくるという意味だ)

曲の語り部である『おれ』は、ワイヤーで縛られ、徐々に冷えきった溶鉱炉に落下してゆく。両腕を差し出した姿は剥製のヴィーナスに喩えられ、「こうなることを待っていたんだ」と語る。
彫像でなく、あくまでも剥製であることに注目されたい。

※もし「おれ」=「ミネルヴァが従えている梟」であるならば、意味が成り立つ(仮定)。サモトラケのニケも考えられるが、海とセメントという楽曲で使い分けられているあたり、違う可能性が高い。

欲望のままに生贄になるおれの行動は、男達に為されるままになっている少女と重なる。氷のように凝固する点でも相似する。
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ひがみあり下ネタありの最低クリスマスソングは、本書のために作られたかのような出来栄えで、ひたすら悶々としていた学生時代が思い出されます。
今を輝くヒャダインさんですが、この詩にはクリスマスの孤独を経験した者のみが知る悲哀があり、おそらく彼もこじれた非モテを経験してきたのでしょう。悲しきも愛おしい同士であります。
アンチクリスマスのテーマソングをかき鳴らし、世間にぺっぺっと唾吐こうではありませんか。
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江藤良香、26歳。中学時代の同級生への片思い以外恋愛経験ナシ。おたく期が長かったせいで現実世界にうまく順応できないヨシカだったが、熱烈に愛してくる彼が出現!理想と現実のはざまで揺れ動くヨシカは時に悩み、時に暴走しながら現実の扉を開けてゆく。妄想力爆発のキュートな恋愛小説が待望の文庫化。

「あの人だけ心の性感帯」
初恋の「イチ」、自分の中で育てた「イチ」への異様なこだわり。

「恋セヨと責めるこの街の基本構造」に屈しない、
恋愛至上主義に流されず…といえばきこえはいいが。

ふとこの曲を聴いて。
ご縁が転がっていても「あの人だけ」という思い込みの強さ、主人公一人で自己完結している感じで、この小説が浮かんだ。
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