塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と町を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女、秋庭と真奈。世界の片隅で生きる2人の前には、様々な人が現れ、消えていく。だが──「世界とか、救ってみたくない?」。ある日、そそのかすように囁く者が運命を連れてやってくる。『空の中』『海の底』と並ぶ3部作の第1作! 番外編も完全収録!!

この本を読むとき必ず聴きます。世界が変わってしまった絶望感を曲や歌詞の雰囲気から感る。辛さの先に希望の光が見えるお話で大好きです。
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クラブの後輩の女の子を「黒髪の乙女」とよんで、ひそかに片思いしてる「先輩」。なんとかお近づきになろうと今日も「なるべく彼女の目にとまる」ナカメ作戦として乙女が行きそうな場所をウロウロしてみるけど…行く先々でヘンテコな人たちがひきおこす事件にまきこまれ、ぜんぜん前にすすめない! この恋、いったいどうなるの!? 天然すぎる乙女と空まわりしまくりな先輩の予測不能の初恋ファンタジー!【小学上級から ★★★】

あまりにも「奇遇ですね」が連発されるもんだから、♪偶然も二度目には運命だよ、
きっと...というこの曲の歌詞がリフレインしました笑

端から見ると喜劇だが、意外と先輩は悲愴感を抱えていたりして。それならむしろ、外濠埋めてないで正面突破せんかい!!
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この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

ひがみあり下ネタありの最低クリスマスソングは、本書のために作られたかのような出来栄えで、ひたすら悶々としていた学生時代が思い出されます。
今を輝くヒャダインさんですが、この詩にはクリスマスの孤独を経験した者のみが知る悲哀があり、おそらく彼もこじれた非モテを経験してきたのでしょう。悲しきも愛おしい同士であります。
アンチクリスマスのテーマソングをかき鳴らし、世間にぺっぺっと唾吐こうではありませんか。
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血塗られた浦登(うらど)家の系譜を受け継ぐ者は誰? 漆黒の館を包み込むのは断罪の炎か。逆転に次ぐ逆転の果て、とうとう事件の真相は明らかになったかに見えたが……。空前の本格&幻想(ゴシック)ミステリ巨編2600枚、ここに堂々の完結!

暗黒館という館で、殺人事件や謎の儀式にまきこまれます。この曲がいいと思いました(*´∀`)
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第15回小説現代長編新人賞受賞作。私立小中一貫校に通う小学三年生の私は、数字に色が見えたりする「共感覚」を持っていた。普通の人と同じように絵画や音楽を楽しむことができず、クラスメイトから蔑まされていた。自称芸術家の父親は世界中を旅して回り、一方の母親は風俗店で働くまでして生活費を稼いでいる。困窮した節約生活の中、唯一心安らげる場所は放課後の誰もいない音楽室だった。ある日、その音楽室で中学三年生の少女と出会う。彼女は檸檬色の瞳をもつ孤独な共感覚者であった。 本作品では、冒頭の試し読みに加えて、「受賞のことば」や選評(抜粋)などを収録。

【頭に花が咲いた。檸檬色のカラーボールを投げつけられたせいだ。額から果汁が滴っている。駄目だ。あっという間に飲み込まれてしまった。モノクロームの日常から突如、極彩色の世界に投げ込まれ、浮上した暁には酸っぱくてほろ苦い檸檬の色と香りが漂う。鮮やかなレモンイエローに彩られた世界も束の間。明かされた現実は、見ていた世界を一瞬でセピアに塗り替えてしまうものだった。】

***
米津玄師さんのlemonでしめくくる選択肢もありました。檸檬先生が(不安定な言葉遣いとはいえ)女の子であり、共感覚を駆使した鮮やかなレモンイエローの世界観を尊重しこちらにします。彼女が起こした行動に動揺を隠しきれず、何度も読み返しました。ほろ苦く古風でありながら新しさが受け取れる文体。デビュー作で世界を一瞬で塗り替えてしまう強度を持ち合わせる才能に並々ならぬ恐怖を覚えます。まさしく現代に投下された檸檬爆弾と言えましょう。
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現役大学生、受賞! 第14回小説現代長編新人賞。 早くも応援の声、続々! 読みすすめながら、ふと、この小説はぼくが書いているのかもしれない、とおもった。 読了後、ほんとうにそうだった、とわかり、こころの底が熱くなった。 読んでいるひとと書いているひとが、ただひとつにつながれる。 読書のささやかな奇跡が、すべての読者の上に、くらげのように降りおちる。―いしいしんじ 『その日のまえに』『バッテリー』『重力ピエロ』『四畳半神話大系』『スロウハイツの神様』……学校の図書室にこもって本を読みふけり、「私は孤独だぜ」とものすごく傲慢に思っていたあの頃、ずっと彼らを待っていた。 ―額賀澪 今すぐ自分の好きな本を読み返したくなるような、本への愛を感じる物語でした。本が好きな方、そしてこれから好きになる方に読んで欲しいです。 ―武田綾乃 内容紹介:高校二年生の越前亨(えちぜんとおる)は、感情の起伏が少なく、何に対しても誰に対しても思い入れを持つことがあまりない。父親を病気で亡くしてからはワーカホリックな母と二人で暮らしており、父親が残した本を一冊ずつ読み進めている。亨は、売れなかった作家で、最後まで家族に迷惑をかけながら死んだ父親のある言葉に、ずっと囚われている。 図書委員になった彼は、後輩の小崎優子(こさきゆこ)と出会う。彼女は毎日、屋上でくらげ乞いをしている。雨乞いのように両手を広げて空を仰いで、「くらげよ、降ってこい!」と叫んでいるのだ。いわゆる、不思議ちゃんである。 くらげを呼ぶために奮闘する彼女を冷めた目で見、距離を取りながら亨は日常を適当にこなす。八月のある日、亨は小崎が泣いているところを見かける。そしてその日の真夜中、クラゲが降った。逸る気持ちを抑えられず、亨は小崎のもとへ向かうが、小崎は「何の意味もなかった」と答える。納得できない亨だが、いつの間にか彼は、自分が小崎に対して興味を抱いていることに気づく。

くらげが降るなんて法螺話だ。僕は笑う。彼女は乞うのを止めない。「理不尽に対抗する手段さえ理不尽」だと、先輩は言った。


積み重なった本が、記憶を呼び覚ます。取り戻しにゆこう。「少しだけ優しくなれますように。世界は残酷でも、美しいから」
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あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

曲の歌詞がなんだか登場人物たちにぴったり当てはまる気がして、読んできたシーンが走馬灯のように蘇りました。
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仮想リゾート“数値海岸”の一区画“夏の区界”。南欧の港町を模したそこでは、ゲストである人間の訪問が途絶えてから1000年、取り残されたAIたちが永遠に続く夏を過ごしていた。だが、それは突如として終焉のときを迎える。謎の存在“蜘蛛”の大群が、街のすべてを無化しはじめたのだ。わずかに生き残ったAIたちの、絶望にみちた一夜の攻防戦が幕を開ける―仮想と現実の闘争を描く『廃園の天使』シリーズ第1作。

蜘蛛=使徒で、選ばせていただきました。
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四国の図書館に着いたカフカ少年が出会ったのは、30年前のヒットソング、夏の海辺の少年の絵、15歳の美しい少女―。一方、猫と交流ができる老人ナカタさんも、ホシノ青年に助けられながら旅を続ける。“入り口の石”を見つけだし、世界と世界が結びあわされるはずの場所を探すために。謎のキーワードが二人を導く闇の世界に出口はあるのか?海外でも高い評価を受ける傑作長篇小説。

幻想的なメロディと、
歌詞がどことなく作中の「海辺のカフカ」と通じるような。
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東京・ホーチミン・ソウルと3人(~5人)の愛人を持ち、生きたいように生きヤリたいようにヤル女・シマコ。しかし、それでも満たされない何かがある...あまりのしょーもなさに爆笑し、あまりの哀しさに涙が止まらない魂の放浪記。

♪ここかと思えばまだまだあちら浮気な人ね~セクシーあなたはセクシー
作者がアジアを旅しながらセクシーを求めたがる海外旅行エッセイ。
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バブルの売り手市場に乗り遅れ、バイトとパチンコで食いつなぐこの男。横道世之介、24歳。いわゆる人生のダメな時期にあるのだが、彼の周りには笑顔が絶えない。鮨職人を目指す女友達、大学時代からの親友、美しきヤンママとその息子。そんな人々の思いが交錯する27年後。オリンピックに沸く東京で、小さな奇跡が生まれる。

いろんなことに「YES」ってるような人だった。
もちろんそのせいでいっぱい失敗するんだけど、それでも「NO」じゃなくて、「YES」って言ってるような人。
まっすぐで優しい世之介、心根の綺麗なひとはこういう人だなぁと思いました😌
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莉々亜が新たな居住者として加わり、コーキに急接近を始める。少しずつ変わっていく「スロウハイツ」の人間関係。そんな中、あの事件の直後に百二十八通もの手紙で、潰れそうだったコーキを救った一人の少女に注目が集まる。彼女は誰なのか。そして環が受け取った一つの荷物が彼らの時間を動かし始める。

「あなたは決して独りではないこと
誰かに望まれて生まれてきたこと
待っている未来があるだなんて
安っぽい言葉だと思うでしょうか」

かつての「コーキの天使ちゃん」が人生に迷い、命を落としそうになっていたときに救ったのがチヨダブランドであるように、辻村深月の作品から生まれたこのバンドの音楽が、誰かの命を救うことがありますように。

「死にたい」と願う命が、抱えた命が、少しでもこの世界に留めていられますように。
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匡平の模試の結果は東大には程遠く、順子は次の手に考えを巡らせる。一方で山下は雅志に順子の部屋に泊まったと告げる。雅志はそれに激高するが、山下は順子に本気になると宣言…!

ドラマと曲がピッタリでした。
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自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。財閥の御曹司かと思いきや、単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、わけありの現金強奪をもくろむが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指す!が...!?直木賞作家が放つ、痛快クライム・ノベルの傑作。

「人に弾かれた者同士も同じ涙で繋がれんだ」

まさに、クセが凄すぎて集団から弾かれた人たちが、ちょっと逆襲する物語。悪い奴らの話なのに、応援したくなってしまう(笑)。
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間違えましたー!「同じように孤独」でした。
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どこか遠い思い出のお話の短編集。そのときは切実にあった感情も、時間が経つとともになんとなく可愛らしくて単純なものに終始するような、ちょっと滑稽らしい調子もある曲がいいかなと考えました。
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「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか? 咬みません。躾のできたよい子です」「――あらやだ。けっこういい男」――ある日、道ばたに落ちていた彼、イツキ。さやかが彼から聞いたのはそれだけ。でも、それで充分だった。二人の共同生活は次第にかけがえのない日々となっていく――。花を咲かせるように、この恋を育てよう。『阪急電車』『図書館戦争』の有川浩、最新にして最高のラブストーリー! 番外編に加え、イツキ特製“道草料理レシピ”も掲載!!

映画化された時が主題歌にだいぶイメージが引っ張られちゃいますが、可愛い世界観にジュディマリがぴったりだと思いました。
他のジュディマリの曲とだいぶ迷いましたが、歌詞にお花や葉の種類がいくつか登場しているのでこの曲にします✨
さやかは樹の影響で、花と草で季節を感じるようになったから鮮やかな草花の色と曲のタイトルも良い感じにリンクしました!
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生きるのが下手同士も、同じ孤独で繋がれる。描く未来はでっかくなく、むしろ縮んでいくのかもしれないが。そう、"対話"は会議室で起きてるんじゃない、地べたで起きてるんだ。
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隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった...。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車―人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。

結婚式前に寝取られた翔子さんに捧ぐ
"まあいっかと割り切れなければ
とっておきの笑い話にしよう"
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貧しく孤独な少年ジョバンニが、親友カムパネルラと銀河鉄道に乗って美しく悲しい夜空の旅をする、永遠の未完成の傑作である表題作や、「よだかの星」「オツベルと象」「セロ弾きのゴーシュ」など、イーハトーヴォの切なく多彩な世界に、「北守将軍と三人兄弟の医者」「饑餓陣営」「ビジテリアン大祭」を加えた14編を収録。賢治童話の豊饒な味わいをあますところなく披露する。

ジョバンニと友人カムパネルラは銀河鉄道に乗る。

道中の窓から眺める景色がとにかく幻想的で美しい。まるで光の河を漕いでいく舟に乗る気分。僕にとって、死ぬまでに行ってみたい場所No.1はウユニ塩湖ではなく、この銀河だ。

ジョバンニとカムパネルラの関係性が好き。家が貧しく友だちとの付き合いも上手くいかないジョバンニにとって、機知に富み優しいカムパネルラは憧れの存在。そのカムパネルラと2人きりで最後の旅をする。憧れ、尊さ、少年。

主題歌はGalileo Galilei『鳥と鳥』。

2人の少年を籠の中の鳥と、外の世界を飛ぶ憧れの鳥に見立てた歌。
友情が生まれるが、刹那、憧れの少年はやめになってしまうところが、ジョバンニとカムパネルラのよう。
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あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

登場人物たちの心情に寄り添ってくれる曲だと思いました。
「悲しみのその向こうで 君とまた出会えるまで願いは想いは 揺るぎないことばを伝えていくから」
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