メディアで引っ張りだこの文筆家・鈴木涼美の現代男女世相論。

「愛とは何と問えば 歌の中にあると答えよう」
90年代Jpopの歌詞が、絶妙なニュアンスでちりばめられていて、昭和生まれにはたまらない。

「破れかぶれのまま今宵は誰と寝る 忘れられた愛は果たして何処にある」んでしょうか。

「ヒステリックな声を上げて おなごたちは跳ね回る」ほど、女子会のネタにしたら、盛り上がる本だと思う...
(でも、涼美さんは男性にたいしても公平だなぁと思います。)
0
0件のコメント

わたしたちが出会ったとき、わたしたちの国は戦争をしていた。戦時中の満洲で出会った少女たちの物語。2016年本屋大賞第3位!

たとえ相手に忘れられても、その出会いを「一期一会」と愛せるか。つながり放題、別れ放題の時代に、向き合いたい命題があります。

これは、「縁と記憶」の物語です。
0
0件のコメント

美味しそうなにおい、色、音で満ち溢れた幸福な料理と生きることの喜びが横溢する、食べものの詩六十六篇。

エッセイにどこか懐かしい雰囲気があったので、昔の思い出を壊さないようにするために選曲しました。(作品と夏休みは関係ありませんが…。)
0
0件のコメント

女子中学校の頃から仲良し四人組の友情は、アラサーの現在も進行中。ピアノ講師の咲子、編集者の薫子、美容部員の満里子、料理上手な由香子は、それぞれ容姿も性格も違うけれど、恋に仕事に悩みは尽きず...稲荷寿司、甘食、ハイボール、ラー油、おせちなど美味しいものを手がかりに、無事に難題解決なるか!?

どちらも友情が力になる、パワフルで元気をもらえる作品です!
0
0件のコメント

眠れないとき、落ちこんでいるとき、胸がざわつくとき...彼女の言葉があなたの頭をやさしく、そっとなでてくれる。女優・酒井若菜初のエッセイ集。

タイトルどおりの一冊。酒井若菜さん独特の、どこか儚げで、でも凛とした強さを感じる。
同じく儚げながら、凛とした強さを持つ曲。解散は非常に残念。
0
0件のコメント

この世に、くだらないものなんて、ない。 僕がミドリムシと歩んできたこの10年のストーリーで伝えたいことは、このことだけなんです――。 2012年12月に東証マザーズ上場を果たす、東大発のバイオベンチャー、ユーグレナ。 その創業者である出雲充氏が、起業までの7年間と、起業してからの7年間を、初めて語る! ■ミドリムシに秘められた可能性 ――世界初の快挙「ミドリムシの屋外大量培養」は、なぜ夢の技術なのか? 「ミドリムシ(学名ユーグレナ)」。 この動物と植物の両方の特徴を併せ持つ「ハイブリッド」ともいうべきこの微生物は、 なんと59種類もの栄養素を生み出し、 光合成により二酸化炭素を吸収し、 しかも「バイオ燃料」を取り出すこともできます。 つまり、「食糧・栄養問題」「地球温暖化問題」そして「エネルギー問題」という世界を悩ませる大問題を一気に解決する生物なのだ。 そんなミドリムシの大量培養を世界で初めて確立したのが、 東大発のバイオベンチャー、ユーグレナなんです。 ■初めて語られる起業ストーリー ――全世界注目の起業家が乗り越えてきた試練とは? 2012年、出雲氏は、世界経済フォーラム(ダボス会議)で「ヤンググローバルリーダーズ」、 ジャパンベンチャーアワード「経済産業大臣賞」を受賞するなど、 全世界から注目を集める起業家のひとり。 バングラデシュで栄養問題に出会ってしまうところから始まる本書では、 ミドリムシ、そして頼れる仲間との出会い、 迷いのなか起業に踏み切ったこと、 テクノロジーを継承しブレイクスルーしたこと、 次から次へと現れる巨大な試練にどうやって立ち向かったか......など、 今まで語られることのなかった起業ストーリーが明らかにされます。 ■だから、くだらないものなんて、ない。 ――いま目の前にある小さな可能性に目を向けよう! ミドリムシという小さな生物の可能性を何とか引き出して、世界中に伝えよう――。 10年にわたって向き合ってきた出雲氏であればこその、、 「いま自分が取り組んでいる小さな仕事に、世界を変える大きな意味がある」 というメッセージに、心震えます。 ミドリムシから取り出したジェット燃料で、飛行機が飛ぶ日がもうすぐやってくるかもしれません。

世界を救うために、ミドリムシ大量培養を行った起業家。
「フラスコの中飛び込んで どんな化学変化を起こすか
もう一度ゆすってみよう」
と、なんだか培養している雰囲気のフレーズが似合った(笑

「『甘い夢』だと誰かがほざいてたって
虎視眈眈と準備をしてきた僕だから」と、
諦めない姿勢もかっこよかったー!
0
0件のコメント

累計40万部突破、『流』以来の衝撃!モテ、という人類最大のテーマ。男たちよ泣け、女たちよ笑え―有象無象たちの哀歌、誕生。

男子学生の諸君、フラフラした大学生活を送ってはなりません。酔った勢いで、水面に首を突っ込むのは危険です。ほらほら、また夢と現の境界がぼやけちまって...あれれ?「人生は笑い事ではない、だからこそ笑いが必要なのだ」なんて、立派に哲学しちゃってるよ。本当に大学って、不思議な空間だねぇ。
0
0件のコメント

CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。

死神の千葉さんは口癖のように言っていた。「人は必ず死ぬ」怖いことでもなんでもないと。人はいつ死ぬかわからない。明日死ぬかもしれないし、40年後かもしれない。この歌詞が特に死神の精度にマッチしてるなと思った。
"人が生きるために与えられた時間はきっと必要な時間の半分も渡されちゃいないんだ"死神が目の前に現れたら99%の確率で「可」の判断をくだされ死んでしまうだろう。一日一日後悔のないように楽しくいきていたいと思わせてくれる小説と曲だ。
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

愛とは、覚悟だ!

「だけどこれだけは承知していてくれ 僕は君を不幸にはしない」
「太陽が一日中雲に覆われてたって 代わって君に光を射す」

「愛され」を説く本は数あれど、意外と「愛する」を説く本は見当たらないような。
「愛する」とは、自分の意思で、覚悟を決めること。自分のレベルアップをしつつ笑、相手に「与える」行為なんだろうなぁ...

同じアルバムで、「どこまでいけばたどり着けるのだろう」なんて歌いながら、着地すべきところに着地した感がある。
0
0件のコメント

人間の言葉は話せないけれど、小鳥のさえずりを理解する兄と、兄の言葉を唯一わかる弟。二人は支えあってひっそりと生きていく。やがて兄は亡くなり、弟は「小鳥の小父さん」と人々に呼ばれて...。慎み深い兄弟の一生を描く、優しく切ない、著者の会心作。

密やかに、されど一瞬たりとも手を抜かずに、小鳥の叔父さんが紡ぎ出した鳥達。

お兄さんの代わりに買いに行った、ポーポーの甘い味。
包装紙から産み出された、今にも飛び立ちそうな鳥達。

「君が残したものは 今でも僕に ずっと生きています」

ならばこの物語は、メジロ側から叔父さんに向けたひとつのラブソングだ。

視点を変えれば、狭い籠から飛び立った彼が、新たな世界を見つけ出すために踏みだした、再生の物語なのだ。
0
0件のコメント

悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが...。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?

手紙を通じて過去と未来が繋がる設定やそれぞれのストーリーが最後に繋がっていく展開が面白かったです!
曲の「あなたへの コトノハが 時を越えて愛を結ぶ」という歌詞がぴったりだと思い選びました。
0
0件のコメント

人生は偶然と必然からできている―。日本から世界へ。ギタリストとして、UNHCR親善大使として、ハリウッド俳優として、移動し続け、挑戦し続けるMIYAVIの「魂」の遍歴。

現状を変えようと、挑戦し、行動し続ける姿勢がカッコいい。

音楽で世界を変えるのは不可能だろう。

だけど、

でも人の価値観を変えることはできる。そしてその人が世界を変えて行く

📗「誰かにとっての何者かになる」× 🎵「目に宿る炎、何度でも蘇る」
0
0件のコメント

ベストセラー連発!わずか一年で100万部突破!天才編集者の革命的仕事術。

📗「飢えた狼として獲物を狩りに行く」
       ×
🎵「他の誰かの正解は僕の答えじゃない」
0
0件のコメント

人生の99%はあなたに必要がないことだ。心がすっきりラクになる36のヒント。

「失敗しない 雨も降らない 人生なんてない」
0
0件のコメント

兄の松之助が長崎屋を出て所帯を持ち、親友の栄吉は菓子作りの修業へ。普段から病弱な若だんなは、さらに寂しそう。妖たちは若だんなを慰めようと、競って贈り物探しに出かけるが。長崎屋と商売がたきの品比べに、お雛をめぐる恋の鞘当て、果ては若だんなと大天狗の知恵比べ―さて勝負の行方はいかに?シリーズ第七弾は、一太郎の成長が微笑ましく、妖たちの暴走も痛快な全五編。

この一作のみならず、ホントはシリーズ全体のイメージとしても、曲の優しい旋律がほのぼのとしたこの物語のイメージにピッタリだと思って選曲しました。

『独りじゃないよ
何も出来ないけど
辛い時こそ誰かと支え合って
頑張って欲しい 乗り越えて欲しい
届いて欲しいこの気持ち
あなたに贈る歌
私にできること……♪』

病弱で寝込んでばかりの若だんなですが、その優しさも然る事乍ら、ちゃんと確り寝込んでばかりの自分にも出来る事は何か無いかと、常々模索し乍事にあたっている姿に応援の意味も込めて贈ってあげたい曲です。

特にこの今作内では、若だんなが奉公に出ている親友の栄吉さんを応援する気持ちにも似ているのかなと思います。

優しい若だんなと愉快な妖達の今後のお話も楽しみです✨
0
0件のコメント

その日、兄とあたしは、必死に山を登っていた。見つけたくない「あるもの」を見つけてしまうために。あたし=中学生の山田なぎさは、子供という境遇に絶望し、一刻も早く社会に出て、お金という“実弾”を手にするべく、自衛官を志望していた。そんななぎさに、都会からの転校生、海野藻屑は何かと絡んでくる。嘘つきで残酷だが、どこか魅力的な藻屑となぎさは徐々に親しくなっていく。だが、藻屑は日夜、父からの暴力に曝されており、ある日――直木賞作家がおくる、切実な痛みに満ちた青春文学。

0
0件のコメント

佳人の欲望は「美果子になる」こと。その心が二人に危険な喜びを与えてしまった。その頃、ひとりぼっちの由樹は思いがけない悦楽に目覚めて…大人気!ヨクボウとセイフクの物語、第6巻!!

未果子を主軸にして聴くとゾワゾワします。
「だから君は遊園地にきて
優しい熱と 美しい寂しさに
火をつければ 永遠になれる
いい感じ 最高ね もうぜんぶ 手遅れ」の歌詞が終盤の未果子がカイトを振り回してぐちゃぐちゃになっていく様子にピッタリだなぁと思っていつも聴いてます。
0
0件のコメント

「不思議、大好き。」「おいしい生活。」「好きだから、あげる。」―1980年代に突如巻き起こったコピーライターブーム。彼らが時代の空気を敏感に嗅ぎ取り、鋭く表現した広告コピーは、消費者だけではなく社会そのものを揺り動かした!80年代以降の傑作コピー516本に解説、制作履歴を付けた永久保存本の決定版。

広告コピーなんて言葉による商法のひとつかもしれない。
言葉は所詮、文字の集合体なのかもしれない。
しかしながら、言葉の源泉を辿ればそこにちゃんと心があって、心の通ったやりとりが美しい言葉を生み出すんじゃないだろうか。
0
0件のコメント

あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

主人公のこころたち7人の絆を歌っているように思えたので、選びました。
7人みんなも繋がっているし、誰かが誰かの助けになって、別れてもみんな前を向くことができた。
今、独りに思えても、必ずその先に待っている誰かがいて、自分もきっとその誰かになっている。例外なくみんな「繋ぐひと」なんだ。
そう思えたこの本とこの曲に感謝の気持ちを込めて。
1
1件のコメント
「例外なく僕らみんな希望のバトンを運んでる」という歌詞が、読み終わったあとに物語とつながりますね!
1
返信する