摩訶不思議な作品に摩訶不思議なメロディを
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言葉は無限で、未熟だ。
誰も使い切ることが出来ない。
黒々とした流体だからだ。
語り手と読み手は、若さゆえの脆さと毒の泥に汚染される。擬似的に無限の命を授かり、宗教的な偶像に変容する。
楽曲もそれに伴い、虚構性と詩的な意味合いが強いpollyを選ばせてもらった。越雲龍馬の歌声は男性でも、女性でもない。彼独自の音声だ。結果的に浮遊感が強まったと思う。
泥の上澄みをとらえて、無我夢中で不格好な「キャラ」を拵えた。宇宙も空も星もみな、言葉でできた虚構(まがいもの)だ。実体も質量もない。消費されない限り、半永久的に生きるものだ。
未熟であるからこそ、泥人形は光を放つ。虚構の海のなかで生きる君を、努力不足だと誰が嘲笑うのだろうか。そのような無責任な人間がいたら、私は顔を真っ赤にして怒鳴り散らすに違いない。
誰も使い切ることが出来ない。
黒々とした流体だからだ。
語り手と読み手は、若さゆえの脆さと毒の泥に汚染される。擬似的に無限の命を授かり、宗教的な偶像に変容する。
楽曲もそれに伴い、虚構性と詩的な意味合いが強いpollyを選ばせてもらった。越雲龍馬の歌声は男性でも、女性でもない。彼独自の音声だ。結果的に浮遊感が強まったと思う。
泥の上澄みをとらえて、無我夢中で不格好な「キャラ」を拵えた。宇宙も空も星もみな、言葉でできた虚構(まがいもの)だ。実体も質量もない。消費されない限り、半永久的に生きるものだ。
未熟であるからこそ、泥人形は光を放つ。虚構の海のなかで生きる君を、努力不足だと誰が嘲笑うのだろうか。そのような無責任な人間がいたら、私は顔を真っ赤にして怒鳴り散らすに違いない。
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「高ければ高い壁の方が登ったとき気持ちいいもんな」
自分が納得するまで、常に高みを目指す、日本有数の作家の生き方と重なった。
「誰の真似もすんな 君は君でいい 生きるためのレシピなんてない ないさ」
と、他人と比べず自分との闘い……という職人気質が、このフレーズだなと。
自分が納得するまで、常に高みを目指す、日本有数の作家の生き方と重なった。
「誰の真似もすんな 君は君でいい 生きるためのレシピなんてない ないさ」
と、他人と比べず自分との闘い……という職人気質が、このフレーズだなと。
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『私は誰のものにもならない。国家ですら私ではない。肉体は滅びても、私の魂だけはわたしのもの。誰にも束縛されず、誰にも干渉されない。私の魂にはなんの肩書きもない。先祖も、王位も、教会も、父も母も、男と女すらもその色を付けることはできない。私の魂だけは』
ケイト・ブッシュのライオンハート・the cabsの地図と迷ったが、一番本に合う曲として了承いただけると嬉しい。
幾度も時を越えながら、運命に翻弄されたエリザベトとエドワードに捧ぐ。
※読了後は原田マハさんの絵画ミステリ・伝記シリーズ、ロバート・F・ヤングのたんぽぽ娘を読んでみることをおすすめする。
ケイト・ブッシュのライオンハート・the cabsの地図と迷ったが、一番本に合う曲として了承いただけると嬉しい。
幾度も時を越えながら、運命に翻弄されたエリザベトとエドワードに捧ぐ。
※読了後は原田マハさんの絵画ミステリ・伝記シリーズ、ロバート・F・ヤングのたんぽぽ娘を読んでみることをおすすめする。
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