「俺、高校に受かったら、本とか読もうっと」。幼馴染みの慎也は無事合格したのに、卒業式の午後、浜で行方不明になった。分厚い小説を貸してあげていたのに、読めないままだったかな。彼のお母さんは、まだ息子の部屋を片付けられずにいる(「しおり」)。突然の喪失を前に、迷いながら、泣きながら、一歩を踏み出す私達の物語集。

私は忘れはしない。
生命を繋いで息絶えた銀の鮭は、
桜が舞う季節に戻って来ることを。

誰かが遺しておいた希望の種を、
芽吹かせるために今日も生きる。

死者を蔑ろにすることではない。
遺志を尊重し、受け継ぐためだ。

リレーを走り続けよう。
ノートの余白がなくなり、
誰かにバトンを渡すその日まで。
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今や誰だって言葉を発信できるし、どんな人だって言葉を受信できる。そんな現代に「特別な私」はどこにいる?かわいい。死。切なさ。愛。混沌から生まれた言語は、やがて心に突き刺さり、はじける感性が世界を塗り替える。昨日とは違う私を、明日からの新しい僕を、若き詩人が切り開く。萩尾望都ら21名の漫画家・イラストレーターと中原中也賞詩人が奏でる、至福のイラスト詩集。

言葉は無限で、未熟だ。
誰も使い切ることが出来ない。
黒々とした流体だからだ。

語り手と読み手は、若さゆえの脆さと毒の泥に汚染される。擬似的に無限の命を授かり、宗教的な偶像に変容する。

楽曲もそれに伴い、虚構性と詩的な意味合いが強いpollyを選ばせてもらった。越雲龍馬の歌声は男性でも、女性でもない。彼独自の音声だ。結果的に浮遊感が強まったと思う。

泥の上澄みをとらえて、無我夢中で不格好な「キャラ」を拵えた。宇宙も空も星もみな、言葉でできた虚構(まがいもの)だ。実体も質量もない。消費されない限り、半永久的に生きるものだ。

未熟であるからこそ、泥人形は光を放つ。虚構の海のなかで生きる君を、努力不足だと誰が嘲笑うのだろうか。そのような無責任な人間がいたら、私は顔を真っ赤にして怒鳴り散らすに違いない。
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「安全地区」に指定された仙台を取り締まる「平和警察」。その管理下、住人の監視と密告によって「危険人物」と認められた者は、衆人環視の中で刑に処されてしまう。不条理渦巻く世界で窮地に陥った人々を救うのは、全身黒ずくめの「正義の味方」、ただ一人。ディストピアに迸るユーモアとアイロニー。伊坂ワールドの醍醐味が余すところなく詰め込まれたジャンルの枠を超越する傑作!

「グッバイ あのヒーローは
もう誰かの希望になっている
無い知恵 振り絞って行け
どうなの?
最低でもいいさ荒れ狂う空模様 予報通り
最後まで強がってくれ
最高だよ今日は言わずもがな 御察しの通り
最後まで強がってくれ」
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ルクレチア・ボルジア、カトリーヌ・ド・メディチ、マグダ・ゲッベルス、則天武后……内なる魔性の命ずるまま、愛欲に身を焦がし、殺人と破壊を繰り返す十二人の女たち。権力欲に取り憑かれて悪逆無道のかぎりを尽くした彼女たちの生涯を紹介しながら、悪女とはなにかを問う。著者一九六〇年代の代表作!

血なまぐさいホラー本?にハラハラ・ドキドキ!しかも解説が美輪明宏様。あな、おそろしや〜!(笑)ホラー×狂気と言うことで、この曲が浮かびました♪
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故郷を奪われ、生き方を変えられた。それでもアイヌがアイヌとして生きているうちに、やりとげなければならないことがある。北海道のさらに北に浮かぶ島、樺太(サハリン)。人を拒むような極寒の地で、時代に翻弄されながら、それでも生きていくための「熱」を追い求める人々がいた。明治維新後、樺太のアイヌに何が起こっていたのか。見たことのない感情に心を揺り動かされる、圧巻の歴史小説。

寒いけど、熱い!
宿命に立ち向かうアイヌの人たちの生き残ろうとする気持ちが伝わってきた!
故郷と魂を守るために力を尽くした人たちのことを知れてよかった。
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この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

haruka nakamuraさんの「ベランダにて」は暮れかかった夏の日に、丘の上の家から海を見たくなるような、そんな曲です。まさに「夏期休暇」を読みながら、静かに聞くにはぴったりの1曲。もしかすると、千波矢のお兄さんの姿が見えてくるかも知れません。
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郵便配達人・時任は、階段島での生活を気に入っていた。手紙を受け取り、カブに乗って、届ける。七草や堀を応援しつつも、積極的に島の問題には関わらない。だが一方で、彼女は心の奥底に、ある傷を抱えていた...。大地を現実に戻すべく、決意を固める真辺。突き刺さるトクメ先生の言葉。魔女の呪いとは何か。大人になる中で僕らは何を失うのか。心を穿つ青春ミステリ、第5弾。

「夜が来るたび悩みなさい」…トクメ先生の言葉にこの曲が鳴った。もう二度と太陽は昇らないかも、と思うほどの暗闇こそ、照らしがいがある。
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中国SF三体の三作目です。とんでもないスケールの話でいくとこまでいってしまいます。具体的な数字の時間や距離、人数に圧倒されました(^o^;)
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無気力系男子・岳文が恋に落ちるのはいつも一瞬、そして全力―第160回芥川賞受賞作家がおくる、ピュアで無謀な恋愛小説!

インドのプールで女子にドボン!された主人公とオールスター水泳大会で歌った荻野目洋子さんのこの曲とが重なった。
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その冬、おれの身近で三人の大切なひとが死んだ――著者デビュー作遂に文庫化!対談=尾崎世界観氏、マンガ=マキヒロチ氏を併録。

その年の冬、3人が消えた。遺された主人公が取った道は?
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自分はなぜ「溺死」したのか…それを知る手がかりになりそうなのは、眠るたびに訪れる夢だけだった。世界が注目する作家が描く驚異の物語。読者を最後の最後まで翻弄しつづける、予測不能なボーダーレス・ノベル最新作!

戦う相手も 、なんでこんなことになってるのかも分からない、痛い、
それでも君と、君たちと行き続ける
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大泉洋が大学在学中の1997年から雑誌連載で綴ってきた幻の原稿108編と、40歳になった自身を振り返りつつ執筆した4編を一挙収録した大人気エッセイ集。文庫版では「家族」をテーマに大量書き下ろし、装画を手掛けたあだち充との対談も追加収録。「水曜どうでしょう」裏話や「大泉洋の在り方」についての独白など、「大泉洋が喋っているよう」と評された“饒舌なエッセイ”は爆笑必至、そして胸が熱くなる大泉ワールド全開の一冊。

どちらも前に進む元気をくれます。自分らしく生きるみきはとても美しい。Superflyさんの力強い歌声も彼女の生き方の強さを表しているように感じます。
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話題作『罪の声』塩田武士の待望の最新刊は、まさかの大泉洋に、騙される!

出版業界という海から逃げ去る水夫=編集者たち。多くの港=読者も、灯りを消して黙り込む。

吹き荒れる嵐の中で、誰にもオールを任せぬ男、速水の逆襲が始まった!

これほどに「何を狙って付き合うんだ 何が船を動かすんだ」という問いかけが似合う主人公はいません。
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あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

「傷つくために生まれてきたんじゃない」
「大丈夫、きっとすべてはうまくいく」
この曲はすべての人の心を救うと思います。
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本の作者です。
執筆中は大抵音楽を聴いているのですが、「オーバードライヴ」は例えばこんな曲をBGMに執筆していました。
皆さんは、どんな音楽をイメージして読書をしていましたか?
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ボブ・ディランはまだ鳴っているんだろうか?

引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。彼の標的は――たった1冊の広辞苑!? そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ! 清冽な余韻を残す傑作ミステリ。第25回吉川英治文学新人賞受賞。

この本を全て読んでから、この曲を聴いてください。あの2人(ネタばれになるので伏せます)の関係性にはまりすぎていて、感極まること必至です。
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35歳。起業した太郎は年収同等のポルシェを購入。だが自慢の愛車で得体の知れないものを運ばされるはめに。向かうのは欲望か、死か?堀江貴文氏も推薦する、芥川賞作家の超話題作。

北朝鮮の階級社会がテーマなので、
もはや歌をつけていいかも迷ったが...

「夢はなくとも希望はなくとも 目の前の遥かな道を」が、全体の雰囲気にあっている。

「手を汚さず奪うんだよ」
「誓いは破るもの 法とは犯すもの」
家族や友人にすら密告されうる、恐怖政治の国。

「無性に腹が立つんだよ
自分を押し殺したはずなのに」
そうじゃないと生きていけないからねぇ。

どん底の中のパワー。
最後のフレーズとあのシーンがぴったり。
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この物語、ほんとうは、子どもたちに聞かせるような話ではないのです...「ハンメルンの笛吹き」「ピノッキオ」「にんじん」―笑いとざわめきと官能にみちた物語の国を、夢み、旅する、長野まゆみの残酷童話集。

「心が身体を見落とすまで 明日のない世界へ行くまで 失うひとつを数えること」という歌詞がイーイーの心情を表しているようで、聞くたびにどうしようもなく悲しくなります。愛なのかな、彼らはそれを愛と呼ぶのかな…
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八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。

この曲も世界が壊れていく中での恋人を描いた曲です。この小説と合っていると思いました!
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貧しく孤独な少年ジョバンニが、親友カムパネルラと銀河鉄道に乗って美しく悲しい夜空の旅をする、永遠の未完成の傑作である表題作や、「よだかの星」「オツベルと象」「セロ弾きのゴーシュ」など、イーハトーヴォの切なく多彩な世界に、「北守将軍と三人兄弟の医者」「饑餓陣営」「ビジテリアン大祭」を加えた14編を収録。賢治童話の豊饒な味わいをあますところなく披露する。

たまたまラジオで流れて知ったのですが、物語の後日談的な歌詞の内容でジョバンニも出てきて、まさにピッタリだと思います。
原田知世さんの優しい歌声も合っていて良いです!
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