その少年の肌は、あの碗の青貝のようで妙に照るんです...雨夜に哉を抱いたのは幽霊か?美しい教師に愛された少年は本当は誰なのか?雨にけむる生と死のあわいで揺れ動く魂の交流を描き絶賛された珠玉作。

読めば読むほど冷えてゆく。
聴けば聴くほど体感温度は低下してゆく。
凍りついた硝子のように、感情は冷えたまま、こちらを見ようとはしない。
眼差しだけが鋭く刺さる。
いつまでもこのまま眠りに堕ちてゆきたいのだ。いつまでも。
0
0件のコメント
男性目線か、女性目線かという違いこそあるものの、小説の怖さを引き立たせる曲であることは間違いない。背筋が凍る...
0
0件のコメント

主人公佐藤由紀夫という古いバイク乗りが雨の中を走りながら迷ったり悩んだりしているハーレー乗りたちと出会い、そんな日々の中でも「それでもいいんだ」と思える何かを伝える物語。

人間がどんどん、ビニール傘化しているって気がする。誰も聞いてない自分語りを繰り返した挙げ句、「可能性のなさに笑える」という自虐に着地する。

「私じゃなくてもいいんでしょ?逆に私でもいいんでしょ?」とか、きっと一度は通る道。
でも、言える相手がいるうちは幸せなんだよ。
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

誰も、こうなるために生まれたわけじゃない...という叫びは、カミュが精細に描く「不条理」の表出に感じた。
0
0件のコメント

あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

今日の荘厳でありながらかわいい雰囲気がお城の雰囲気にあっていると思ったのと、精一杯生きようとしているところやただ一つの願いというところが小説のテーマの一部と重なると思いました。
0
0件のコメント

就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。

リカ
0
0件のコメント

One of Grandfather's turnips grows to such an enormous size that the whole family, including the dog, cat, and mouse is needed to pull it up.

おじいさんの絵がまさに、いいねダンスそのもの。
0
0件のコメント

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラーが遂に文庫化!“特別収録”中島哲也監督インタビュー『「告白」映画化によせて』。

表面上うまくいっていても、仮面かもしれない。それは家族でも、クラスメイトでも。誰かにとっての正解が、他の誰かにとっては不正解かも。価値観の違いだけで片づけられない、本当のことは張本人にしか分からないんだなぁって気付かされる点がリンクしているような感じです。
0
0件のコメント

今日、わたしは「さよなら」をする。図書館の優しい先生と、退学してしまった幼馴染と、生徒会の先輩と、部内公認の彼氏と、自分だけが知っていた歌声と、たった一人の友達と、そして、胸に詰まったままの、この想いと―。別の高校との合併で、翌日には校舎が取り壊される地方の高校、最後の卒業式の一日を、七人の少女の視点から描く。青春のすべてを詰め込んだ、珠玉の連作短編集。

「フロントメモリー」の爽やかな空気と歌詞の「頑張れないよ」の正直な気持ちが
「少女は卒業しない」に登場する彼女たちにちょうど良い。
爽やかで儚い曲と本。
0
0件のコメント

深夜の電話が、母と息子の日常を奪い去った。疑心、恐怖、そして怒り。壊れてしまった家族が、たどり着く場所は―。母の覚悟と、息子の決意。

『朝のニュースが多くの恐怖と少しの安堵を
その中の幾つが忘れたい事忘れない事
夏に冬の匂いを思い出せない時
きっと今を思い出すのさ
ordinary day
宝物は君が居る今日と同じ色の明日
ライラライラライ
掃いて捨てる物などないよ
なんて美しいでしょう
時間の波に記憶の海に溺れても
きっと笑える僕達は
今 日常 歌え敢えて当たり前から言うよ
なんて可笑しいでしょう
燃やし続けよう胸の奥を
照らし合う様に歩ける僕達だ
ライラライラライ
飽きて止める事などないよもっと
ordinary day 生きて行くだけ 』

2人で暮らす、3人で暮らす当たり前の日々を求める。
0
0件のコメント

日常の中にも、一瞬先のカタストロフ。自我の輪郭があやふやなぼくは、愛と生活を取り戻せるのだろうか。交錯する優しい感情。新しい関係の萌芽を描く、パラレル私小説3部作。芥川賞作家の新境地。

♪青春は長い坂を・・・
このサビによって主人公と中心人物の子供とが明日へどう向かうのか?ラストシーンはまだ発端か?と思われる。
0
0件のコメント

魔王とは何者なのか?魔王はどこにいるのか?
世の中の流れに立ち向かおうとした兄弟の物語。

会社員の安藤は弟の潤也と2人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、1人の男に近づいていった。5年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語。

一人のカリスマ総理のもとで過激化する日本が舞台。

これでいいのかと孤軍奮闘する主人公はまさに見えない敵にマシンガンをぶっ放すかのよう。
0
0件のコメント

多くの犠牲の末に“ボス”を打ち倒したジョルノたち。だが、彼らと袂を分かったフーゴの物語は終わっていなかった...。第5部完結の半年後を上遠野浩平が熱筆ッ!さらに書きおろし短編を収録し新装版で登場ッ!!

‪暗殺チームとの戦闘シーンで、BiSHのこの曲やBiSのI can't say NO!!!!!!!聴きながら読むと、ばちこーんとハマってテンションぶち上がって最高でした♪‬
個人的にジョジョ5部にはWACKのアイドルのハードめな曲が合う気がする☺︎
0
0件のコメント

巨大都市の欲望を呑みつくす圧倒的な「水たまり」東京湾。ゴミ、汚物、夢、憎悪...あらゆる残骸が堆積する湾岸の「埋立地」。この不安定な領域に浮かんでは消えていく不可思議な出来事。実は皆が知っているのだ...海が邪悪を胎んでしまったことを。「リング」「らせん」の著者が筆力を尽くし、恐怖と感動を呼ぶカルトホラーの傑作。

海中で光の柱のあいだを揺蕩う藻屑の気持ち

「ただ見る、見つめる」ことは攻撃だと言っていたのは外れたみんなの頭のネジだった気がする
この小説も文字を通して読者をじっと見つめているような、いないような、見透かされているような
小説の中の登場人物は死んだり死ななかったりするけど、どこにも人間的なおぞましい悪意はなくて
物語が終わるまで、ずっと海の底だった
0
0件のコメント

■霧ヶ峰涼と渡り廊下の怪人 体育祭を二日後に控えた学園。陸上部の練習終了後、主将の足立が倒れていた場所は、渡り廊下の中央という奇妙な場所だった。 ■霧ヶ峰涼と瓢箪池の怪事件 秋の学園祭。探偵部一同はお好み焼き屋を出店。 その夕刻、モテ男の生徒が謎の女性に襲われ、瓢箪池に転落してしまった。 ■霧ヶ峰涼への挑戦 ミス鯉高祭を見に行こうとする涼の前に、大金うるるが現れる。 名前からして霧ヶ峰涼のライバル美少女は、架空密室事件の挑戦状を探偵部にたたきつけた。 ■霧ヶ峰涼と十二月のUFO 冬期補習の帰り、クール・ビューティー、池上先生と会った涼は、二人で恋ヶ窪教会の前を通ったが、その庭で神父さんが……。 ■霧ヶ峰涼と映画部の密室 ひょんなことから、映画部の映画に出演することになってしまった涼。 だがその部室から、40インチのテレビが消失した。 ■霧ヶ峰涼への二度目の挑戦 またも現れた大金うるる。今度仕掛けた架空事件は“空家の刺殺死体”。 雪の中、第三者の出入りは不可能で、涼に“犯人”の疑いが? ■霧ヶ峰涼とお礼参りの謎 霧ヶ峰涼、二年最後の三月。学園には三年生による先生への 「お礼参り」という習慣(?)があるという。池の畔に立つ体育教師に早速……。

コミカルでとても面白かった本です。明るい曲が似合うな、と思ったら、この曲がうかんできました(^_^)
0
0件のコメント

リョザ神王国。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する。母の不思議な指笛によって死地を逃れ、蜂飼いのジョウンに救われて九死に一生を得たエリンは、母と同じ獣ノ医術師を目指すが―。苦難に立ち向かう少女の物語が、いまここに幕を開ける。

獣の奏者は、ヒロインのエリンが虫や王獣を育てる物語。
作品の随所で、本の表紙にあるような広大な自然の様子が描かれています。
フォーレのシチリアーノにあるような、少しの物悲しさと圧倒的な伸びやかさは獣の奏者の世界にぴったり符合すると思い、選択しました。
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

「退屈の穴が埋まらない、仕事に穴は開けられない」
その理由が、ここに。
0
0件のコメント

僕とクミコの家から猫が消え、世界は闇にのみ込まれてゆく。―長い年代記の始まり。

気だるさと何かが起こる予感、主人公がゆっくりと異世界へ運び込まれる状況に合わせてみました。
0
0件のコメント

夫や両親、友人との関係を次々に断っていく美君。幼い娘が残り...。日本の孤独死事件をモチーフに台湾文学界の異才が描く「現代の肖像」。

この作品を読んでいて、トレント・レズナーの歌声が頭の中で、ずっとリフレインしていた。特に、ジョニーキャッシュのカバー曲"Hurt"が一番ピッタリと作品のヒリヒリする感覚に合う。ぜひ一緒に聴いてみてください。絶対に合うと思います!
0
0件のコメント

一緒に暮らす認知症のじいちゃんが、交通事故に遭い意識不明となる。しかも車を運転していた人から損害賠償請求をされてしまった。「絶対におかしい!」と憤る少年は、自分で調べはじめる。真実は見つかるのか?みんなは、何を守っているのか?

曲「awakenings」
夜明け。目覚め。
映画「レナードの朝」の原題でもある
0
0件のコメント