あってはならない感情なんて、この世にない。それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ――共感を呼ぶ傑作か? 目を背けたくなる問題作か? 絶望から始まる痛快。あなたの想像力の外側を行く、作家生活10周年記念、気迫の書下ろし長篇小説。

「君」とは無生物かもしれない。現象や概念のことかもしれない。現実に存在しえない、存在してはいけないものかもしれない。一人の人間が想像しうる「多様性」などほんの一部だ。本気で多様性やろうってんなら、それに僕らは気付かなきゃいけない。
「愛しぬけるポイントが一つありゃいいのに。それだけでいいのに」想像の埒外に居る者達の、決して表出されない叫び。
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人は14歳以降、一度は考えておかなければならないことがある。

この世界はとうに荒れている。人々は救いを求めて、嘆く声が後を絶たない。さて、何処へゆこうか。私達には未来がある。生きる手段がある。今は抵抗の時だ。信じよう。物語は、何時だって貴方の側に居るのだから。 
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終始鬱屈した感じの曲ですが、ラストに一瞬変化があるところが、似てる。かもしれない。
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署の交通安全イベントの最中に、突然現れた痩せこけた少女。保護されて間もなく亡くなった彼女は、ほぼすべての歯を折られていた―。警務課所属のクロハは、県内で続発する未成年者変死事件との関連を探り始める。被害者たちの体や衣服に残された子供の指紋が意味するものは?犯人の底知れぬ悪意に孤高の女性警官が立ち向かう、「クロハ」シリーズ長編第三弾!

本の作者です。
執筆中は大抵音楽を聴いているのですが、「アルゴリズム・キル」は例えばこんな曲をBGMに執筆していました。
皆さんは読書中、どんな音楽をイメージされましたか?
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ヒーローだった兄ちゃんは、二十歳四か月で死んだ。超美形の妹・美貴は、内に篭もった。母は肥満化し、酒に溺れた。僕も実家を離れ、東京の大学に入った。あとは、見つけてきたときに尻尾にピンク色の花びらをつけていたことから「サクラ」と名付けられた十二歳の老犬が一匹だけ。そんな一家の灯火が消えてしまいそうな、ある年の暮れのこと。僕は、実家に帰った。「年末、家に帰ります。おとうさん」。僕の手には、スーパーのチラシの裏に薄い鉛筆文字で書かれた家出した父からの手紙が握られていた―。二十六万部突破のロングセラー、待望の文庫化。

桃色の宝石が夢。知性のある、幸福の切れ端。プレートからこぼれ落ちた心。ぶら下がる硝子の縄。透明な血を流す白磁。色彩豊かな手紙。破滅しそうな窓の微笑み。魚は空に逃げた。きっとまちがえたんだろう。

さようなら。さようなら。しあわせになろうね。なろうね。なろうね。
壇上では誰も踊れない。ここは舞台の袖。付け根からくずれる蝶の翅。深紅の朝と番犬の夜。膨れ上がる警告。

ウォウ、ウォウ、ウォウ。
優しい彼女が哭いている。
今だけいい娘にしていようね。
かみさまの悪送球を打ち返せるようになるまで、僕は帰れない。
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みんなで行くんだ、あの舞台へ!!チームメイトとの衝突、叶わない恋、強力なライバル...。少年たちはそれぞれの想いを抱え、全国大会の舞台「カラーコート」を目指す―。ドッジボールに想いを懸ける青春群像小説。

風が吹き続ける限り、何回でも挑み続ける。不条理に立ち向かう。

冒頭の宇多丸さんのリリックが、午前0時に始まり午前0時に終わる辺りも、夢と現を行き来する感覚に近いと思いました。
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この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

「一滴に一滴を加えても一滴。二滴ではなく、大きな一滴になる」(P.99)
黒の円熟が薫る小説。
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恋愛や結婚、進路やキャリア、挫折や別れ、病気や大切な人の喪失...。さまざまな年代の女性たちが、それぞれに迷いや悩みを抱えながらも、誰かと出会うことで、何かを見つけることで、今までは「すべて」だと思っていた世界から、自分の殻を破り、人生の再スタートを切る。寄り道したり、つまずいたりしながらも、独立していく女性たちの姿を鮮やかに描いた、24の心温まる短篇集。

競争するのではなく、自分の意志で自由に道を進むこと。
それが、『独立記念日』の女性たちに合っていると思った。
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不可能なことは不可能なままあり続ける。
そして、人は幸せにはなれない。
それがこの世の真理であるとするならば、たとえ論理を打ち砕いてでもその真理を否定せねばならない。
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『君の膵臓をたべたい』著者が放つ、最旬青春小説!

主人公の捻くれ方が最高で最悪だった。劣等感、凝り固まった考え、強すぎる正義感や拘り。
味方は出来ないけど、理解は出来る。ちゃんと身に覚えがあるからだ。
痛みのある終わり方は何故か救われる。痛みから学んでばかりじゃ虚しいけど、痛みから教えてもらうことは沢山ある。
現実の厳しさを目の前にしながら、この主人公たちにちゃんと笑える未来があることを切実に願ってしまう。大事なものなんていくつもないけれど、最後に笑うのは正直なヤツだけだという事実は死ぬまで信じていたい。
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豪雨の夜の不動産業者殺し。強引な取調べで自白した青年は死刑判決を受け、自殺を遂げた。だが5年後、刑事・渡瀬は真犯人がいたことを知る。隠蔽を図る警察組織の妨害の中、渡瀬はひとり事件を追うが、最後に待ち受ける真相は予想を超えるものだった!どんでん返しの帝王が司法の闇に挑む渾身の驚愕ミステリ。

冤罪に関わった刑事が、取り返しがつかない過去に苦しみながら事件を解決します。このグループがいいかなと思いました(*´∀`)
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ミスチルに支えられた日本代表、サッカーに救われた桜井和寿。2つの国民的コンテンツが交差した場所から探る「平成」のムードとスピリット。footballistaが贈る「サッカーと音楽」。

本書はサッカーとMr.childrenを通じた「平成」の考察だ!ということで、社会風刺×サッカー×ミスチルという尖った「LOVEはじめました」が一番しっくりくるかな。
ミスチルとサッカーというとてもポップな題材だけれど、「終わりなき旅」という最大公約数ではない笑
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就職氷河期を生きる学生に贈る就活に役立つ1冊。3割の学生が「無い内定」に対して、複数の人気企業の内定を持っている学生もいる。就職活動が本格化する3年の秋には人間としての経験値に大きく差がつき、結果として多くの企業から引く手あまたになる例が多い。本書では、大学生活を充実させるルールをジャンル別に紹介。就職のために大学生活を送るのではなく、大学生活を目いっぱい楽しんだ結果として、希望の企業からの内定をもらえるようになるルールを公開。実際に2010年春から働き始める学生で人気企業に内定した大学生活・就職活動についても詳細にレポートする。また、「模擬面接での気づき」(著者Twitterでの人気企画)も欄外に収録。

良い意味で、タイトルから裏切られる。
就活を気にするより、自分の興味があることに全力を尽くせ。
「オンリーワンになりたきゃ、何かでナンバーワンをめざす」って考え方はこの本から来ていたんだな...。
僕らは全力で学生だった、懐かしい。
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1984年の殺伐とした雰囲気と、bjonsのポップの中に狂気を感じる曲調がベストマッチで優勝しました。(もし合わないと感じた場合には、二重思考を用いてお楽しみください。)
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二重思考の使い方がオシャレすぎます
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@ひかる お褒め頂きありがとう御座います🙇‍♂️
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クラブの後輩の女の子を「黒髪の乙女」とよんで、ひそかに片思いしてる「先輩」。なんとかお近づきになろうと今日も「なるべく彼女の目にとまる」ナカメ作戦として乙女が行きそうな場所をウロウロしてみるけど…行く先々でヘンテコな人たちがひきおこす事件にまきこまれ、ぜんぜん前にすすめない! この恋、いったいどうなるの!? 天然すぎる乙女と空まわりしまくりな先輩の予測不能の初恋ファンタジー!【小学上級から ★★★】

あまりにも「奇遇ですね」が連発されるもんだから、♪偶然も二度目には運命だよ、
きっと...というこの曲の歌詞がリフレインしました笑

端から見ると喜劇だが、意外と先輩は悲愴感を抱えていたりして。それならむしろ、外濠埋めてないで正面突破せんかい!!
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Twitterで45万人が共感!(2018年6月時点) 恋愛童貞のメンヘラホイホイ男子、 ニャンが綴る、初の書き下ろしエッセイ。 電話を待つだけの夜が異常に長かったり、 なかなか自分に自信が持てなかったり、 でも笑顔を見ただけで死ぬほど幸せになったり…。 こんな思い大人になってからしたくない。 ていうか、今しかできない。 恋愛に悩む、全ての女子に贈る、 切なくてツライけど また恋したくなる勇気をもらえる1冊です。 ・好きな人からラインを待つだけの夜って長すぎる。 ・「会いたい」って思う気持ちが、同じ量くらいの人と付き合いたい。 ・「自分の幸せ」を求めすぎる恋愛は上手くいかない。 ・「そこまでして愛されたいの?」って聞くなよ。愛されてえよバカ野郎。

痛快。
自身の恋愛感、人との距離感をフラットな言葉で刺してくる。

その割に辛さはない。
口は悪いけど信じられる友人と話しているときに近い。

真夜中、眠れない日に少しずつ読んでみたい。
最果タヒさんの詩集と似た雰囲気だ。

皆がみんな、どこか辛くて、でも生きているんだよな。

読み終わると共感でいっぱいになって、
生きているのもそう悪くはないのだと思えてくる。
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武蔵を心の師とする剣道エリートの香織は、中学最後の大会で、無名選手の早苗に負けてしまう。敗北の悔しさを片時も忘れられない香織と、勝利にこだわらず「お気楽不動心」の早苗。相反する二人が、同じ高校に進学し、剣道部で再会を果たすが…。青春を剣道にかける女子二人の傑作エンターテインメント。

オーストラリアの4姉妹バンド、ストーンフィールド。真っ直ぐで力強くてまったく媚びないサウンド。
クールな女子高生剣士の物語にはクールなガールズバンドの曲でどうだ!
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地方都市に住む幼児が、ある事故に巻き込まれる。原因の真相を追う新聞記者の父親が突き止めたのは、誰にでも心当たりのある、小さな罪の連鎖だった。決して法では裁けない「殺人」に、残された家族は沈黙するしかないのか?第63回日本推理作家協会賞受賞作。

負の連鎖で誰が悪いかわからなくなる、すごいミステリーでした。この曲がいいかなと思いました。
(*´∀`)
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人は幸せになるために生きているのに、なぜ「幸福な人間」は少ないのか?アドラー心理学の新しい古典『嫌われる勇気』の続編である本書のテーマは、ほんとうの「自立」とほんとうの「愛」。そして、どうすれば人は幸せになれるか。あなたの生き方を変える劇薬の哲学問答が、ふたたび幕を開ける!!

小さな幸せはあちこちに落ちている。それなのに、僕達は他人への怒り、ダメ出し、ジャッジに疲れてばかりだ。このマッチングを試すと、「人生はミュージカル映画かも」と思わされる。その幕は、自分が踊らなければ降りない。
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舞台は、めざましい成長を遂げる宗教団体〈人類協会〉の聖地、神倉。大学に姿を見せない部長を案じて、推理小説研究会の後輩アリスは江神二郎の下宿を訪れる。室内には神倉へ向かったと思しき痕跡。とかく噂の神倉へ、何故? 様子を見に行こうと考えたアリスにマリアが、そして就職活動中の望月、織田も同調、4人はレンタカーを駆って木曾路をひた走る。紆余曲折を経て〈城〉と呼ばれる総本部で江神の安否は確認できたものの、思いがけず殺人事件に直面。外界との接触を阻まれ囚われの身となった一行は決死の脱出と真相究明を試みるが、その間にも事件は続発し……。第8回本格ミステリ大賞に輝いた、江神シリーズ第4作。

学生有栖シリーズです。ちょっとしたアクションまであるし推理も面白いですよ。女王ぽいからこの人にしました(*´∀`)
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