鈴木一、47歳。いたって平凡なサラリーマン。ただし家族を守るためならスーパーマンになれるはずだった。そう信じていた。あの日が訪れるまでは──。一人娘を不良高校生に傷つけられ、刃物を手に復讐に向かった先で鈴木さんが出会ったのは──ザ・ゾンビーズの面々だった! 脆くも崩れてしまった世界の中ではたして鈴木さんは大切なものを取り戻せるのか。ひと夏の冒険譚がいま始まりを告げる!

【主題歌から本へ】この歌が主題歌としてつかわれた映画の、原作小説。

なら息たえるまでかけてみよう
恥を撒き散らして♪
と、愛する家族への復讐のため、一介のオジサンがひたすら体を鍛える話。

冒頭に「光の射す方へ」の歌詞も引用され、金城さんとミスチルの関係にも興味津々w
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色のない世界から色のある世界へ。大事なことは、少し遅れてやってくる、十数年にわたって書かれた18篇のピース。

広島の炎も、震災の制御棒も、記憶の穴の中に吸い込まれては、消えてゆく。かつて、記憶には色があった。でも今は『無彩色』だ。
ここではないどこかを常に求める私は、愚かだろうか。
まだ見ぬ未来に思いを馳せても、少し位構わないと思っているのだが。
平和の象徴の鳩が咥えたオリーブの枝が、新たな心の中に空洞を抱えた人々の心を癒しますようにと、願わずにはいられない。

『きみに視えるかな ぼくのハートは幾何学模様』

頭に穴が空いた男の記憶を辿れば、きっと幾何学模様の記憶、万華鏡の世界が現れてくるのだろう。
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山口一郎は、パウル・クレーに強い影響を受けた。
時代を享受し、いつも最先端を歩み続けてきた。

雪崩を起こさんばかりに積み重なった本。
状況もわからず、後ろ指を指す部外者。
黙々とパソコンの画面に向かい、ペンを走らせる彼。

これはクレーの名を冠した楽曲である。
彼の中に詰まった憂いをぶつけるように、いつになくアグレッシブに歌われる。

まるで頭の中で悶々と考え続け、問いのない答えを見つけ出す途方もない作業をしているようだ。

遠い地で心を摩耗させ、作品をひとり作り続ける自分。
「それが全ての始まりです」

彼に影響を受け、新しい時代を作り上げる人間はいったい誰だろう。

旅は、これから始まったばかりなのだ。
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才能豊かなパティシエの気まぐれに奔走させられたり、犬のボランティアのために水商売のバイトをしたり、難民を保護し支援する国連機関で夫婦の愛のあり方に苦しんだり...。自分だけの価値観を守り、お金よりも大切な何かのために懸命に生きる人々を描いた6編。あたたかくて力強い、第135回直木賞受賞作。

風に舞いあがるビニールシートと、東京事変の手紙。今の時代、命の危険を伴う別離の理由は戦争に限らない。新しいイメージを与えてくれました。
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馴染んだ毛布とともに、2泊3日だけ我が家に「ブランケット・キャット」がやって来る。リストラされた父親が家族のために借りたロシアンブルー、子どものできない夫婦が迎えた三毛、いじめに直面した息子が選んだマンクス、老人ホームに入るおばあちゃんのために探したアメリカンショートヘア――。「明日」が揺らいだ人たちに、猫が贈った温もりと小さな光を描く7編。

本作内の「旅に出たブランケット・キャット」というお話に対する選曲です。
タビー目線からの選曲になりますが、兄妹を見守りたい気持ちが表現された曲であり、秦基博さんの声やギターが合う作品だと思いました。
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厳しい校則で生徒を縛ろうとする新理事長に抵抗するボッスン。自身の退学と学園の命運を懸け、学園祭の出し物を企画する事に。スケット団最後の仕事の結末とは…!? 新感覚学園コメディ、最終巻──!!

「基本笑いで時々真面目」なSKET DANCEの"真面目"部分に最高にマッチする関ジャニ∞さんの楽曲。Apple musicに無いので提供者の高橋優さんver.を。以下歌詞抜粋。
『孤独はコンプレックスのせいじゃない 鼻や耳の形は関係ない』
『閉ざされた心のドアは 内側からしか開けらんない』
『傷痕隠して微笑む君の優しさを知っているよ 産まれてくれてありがとう 独りきりじゃないよ』

漫画の方は最終巻を指定しましたが、シリーズ全体に合い(特に6巻51話「Funny Bunny」、5巻と28巻、10巻、など挙げるとキリがない)様々なシーンを想起させる歌詞で、シリーズの読了後にエンドロールとして聴くのが最適かと思ったためです。個人的にどちらも私の人生に欠かせない大事な作品です。
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泥くさい、汗くさい感じ。映像化するならこれしか浮かばない。
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莉々亜が新たな居住者として加わり、コーキに急接近を始める。少しずつ変わっていく「スロウハイツ」の人間関係。そんな中、あの事件の直後に百二十八通もの手紙で、潰れそうだったコーキを救った一人の少女に注目が集まる。彼女は誰なのか。そして環が受け取った一つの荷物が彼らの時間を動かし始める。

「あなたは決して独りではないこと
誰かに望まれて生まれてきたこと
待っている未来があるだなんて
安っぽい言葉だと思うでしょうか」

かつての「コーキの天使ちゃん」が人生に迷い、命を落としそうになっていたときに救ったのがチヨダブランドであるように、辻村深月の作品から生まれたこのバンドの音楽が、誰かの命を救うことがありますように。

「死にたい」と願う命が、抱えた命が、少しでもこの世界に留めていられますように。
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異国の森の小さな家で、幼子と二人きり、妻を待つ。森から声が聞こえる、奇妙な住人が訪れる、妻は戻らない...三島由紀夫賞受賞作『にぎやかな湾に背負われた船』から四年、小説の新たな可能性を切り拓く傑作短編小説集。

劇薬を撒いて植物たちを救おうとした男の子は、善意だけで行動したのだろうか。

憂鬱そうに笑いながら橙色の砂を巻いた彼は、劇薬を撒いた挙句自らに振りかかって息絶えた、あのギザギザの歯の少年に似ていた。

金色や銀色の幾筋もの光の輪が、通路を塞ぐように、森を照らしている。

死者を弔い、憐れむように。
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出版社の営業部員・馬締光也は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書『大渡海』の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。そして馬締がついに出会った運命の女性。不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作!

本を読んだときに何もないところからモノをつくるという世界観を意識した曲を択んでみました。スピッツもこういう曲は余り歌っていないのかなとおもった次第です。
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倫子が心を込めて作る料理は人々の心を動かす。
そして彼女の心もまた、料理で癒されていく。
この本には柔らかく穏やかな声がいいと思いノラ・ジョーンズのSeven Yearsを選びました。
番外編のチョコムーンもほんわり優しい気持ちになれました。― みーにゃᴹⁱᵒᵐⁱᶜᵏꕮ︎©居眠り姫
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振り向けばそこから思い出橋 渡りたい渡れない
過ちを犯す主人公が立たされた岐路。その先に待ち受ける凶悪犯罪が愛の代償を払うことになる。
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ノスタルジーと乗り物感
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「あと二日で四人死ぬ」 閉ざされた“匣”の中で告げられた死の予言は成就するのか。 『屍人荘の殺人』待望のシリーズ第2弾! その日、“魔眼の匣”を九人が訪れた。人里離れた施設の孤独な主は、予言者と恐れられる老女だ。彼女は葉村譲と剣崎比留子をはじめとする来訪者に「あと二日のうちに、この地で四人死ぬ」と告げた。外界と唯一繋がる橋が燃え落ちた後、予言が成就するがごとく一人に死が訪れ、閉じ込められた葉村たちを混乱と恐怖が襲う。さらに、客の一人である女子高生も予知能力を持つと告白し――。残り四十八時間。二人の予言に支配された匣のなかで、生き残り謎を解き明かせるか?! 二十一世紀最高の大型新人による、待望のシリーズ第2弾。

4人死ぬと予言された中で、事件がおきるという話です。屍人荘のシリーズで面白いですよ。(*´∀`)
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大人の凝り固まった常識を、子どもたちは軽く飛び越えていく。世界の縮図のような「元・底辺中学校」での日常を描く、落涙必至のノンフィクション。

大人たちは良い意味でも悪い意味でも常識や偏見を持っている。それは生きていく上で身に着けてきた処世術の賜物といえる。
でも、子どもは違う。まっさらだ。
筆者の息子は「元底辺中学校」で直面する、人種、格差、性、社会的分断についての様々な問題を自分の頭で考え、行動し、柔軟に自身の枠を広げて自由になっていく。実に頼もしい。
「変わる変わる変わる変わる ワンダーラストがまた遠くで呼んでいる」
ワンダーラストは「旅行への強い情熱」の意。
子どもたちは成長という旅へ情熱を傾け、今日も世界と対峙し、止まることのない前進を続ける。
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平穏な時間。それ以外に欲しいものなんて何もない――。山崎由実はすべてを捨てて家を飛び出し、知らない町の古びた薬屋に辿り着いた。店主の平山タバサは、由実を薬局の手伝いと家事全般の担い手として住み込みで雇ってくれた。見ず知らずのわたしを、なぜ……。謎めいたタバサの本心はわからぬままだが、由実は次第に新しい生活に慣れてゆく。誰しもがもつ孤独をたおやかに包み込む長編小説。

あなたがこの村を訪れたのは、なにかしら意図があったからなのでしょう。私の忠告はひとつだけ。どうかタバサに飼い慣らされないようにお気をつけて。処方薬は、自己責任です。
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村内先生は、中学の非常勤講師。国語の先生なのに、言葉がつっかえてうまく話せない。でも先生には、授業よりももっと、大事な仕事があるんだ。いじめの加害者になってしまった生徒、父親の自殺に苦しむ生徒、気持ちを伝えられずに抱え込む生徒、家庭を知らずに育った生徒──後悔、責任、そして希望。ひとりぼっちの心にそっと寄り添い、本当にたいせつなことは何かを教えてくれる物語。

吃音の先生と色んな生徒たちの物語。
選曲のポイントは「声になる前の優しい言葉」
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私もこの本を読む時にHOMEのアルバム聴きました。
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深夜の電話が、母と息子の日常を奪い去った。疑心、恐怖、そして怒り。壊れてしまった家族が、たどり着く場所は―。母の覚悟と、息子の決意。

『朝のニュースが多くの恐怖と少しの安堵を
その中の幾つが忘れたい事忘れない事
夏に冬の匂いを思い出せない時
きっと今を思い出すのさ
ordinary day
宝物は君が居る今日と同じ色の明日
ライラライラライ
掃いて捨てる物などないよ
なんて美しいでしょう
時間の波に記憶の海に溺れても
きっと笑える僕達は
今 日常 歌え敢えて当たり前から言うよ
なんて可笑しいでしょう
燃やし続けよう胸の奥を
照らし合う様に歩ける僕達だ
ライラライラライ
飽きて止める事などないよもっと
ordinary day 生きて行くだけ 』

2人で暮らす、3人で暮らす当たり前の日々を求める。
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「その本を見つけてくれなけりゃ、死ぬに死ねないよ」、病床のおばあちゃんに頼まれた一冊を求め奔走した少女の日を描く「さがしもの」。初めて売った古本と思わぬ再会を果たす「旅する本」。持ち主不明の詩集に挟まれた別れの言葉「手紙」など九つの本の物語。無限に広がる書物の宇宙で偶然出会ったことばの魔法はあなたの人生も動かし始める。

本との出会いは、運命しか言いようがない。

今日本屋で出会った一冊が、次の日にも出会えるとは限らない。
たとえ、どこでも手に入るベストセラーであったとしてもだ。

それは、人との出会いと似ている。
新しいものが次々と生まれては消え、一部の限られたものだけが目に留まり、新たな出会いを紡いでゆく。

『閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて 
きっときっとって 僕を動かしてる』

どんな理不尽なことでも、受け入れて乗り越えることができる力。
明るく開き直って生きることができるほど、強い力。

そんなおまじないがこの物語にあるのだと、思いたい。
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いま最も注目される若手ナンバーワン、乙一の魅力爆発の短編集。毎日届く恋人の腐乱死体の写真。彼女を殺したのは誰か?「犯人探し」に奔走する男を描く表題作他、書き下ろし新作を含む10編収録。

劇にするならエンディングで流したい曲。
他人を犠牲にして自己満足と自己嫌悪。
『赦して、赦して、コロシテ』
『嘘をついてこのまま騙していて』
『手に入れた全てを置いて出ていこう』
後悔と懺悔。自分の罪を直視できなくて自分を騙し続ける様、溜め息のようにふっと出る本心と、新たな場所へ、暗闇へと溶け続くような安堵感が歌詞に通じる。
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