この小説読んだらこの曲しか出てこなかった。軽快でクールなビッグバンド。

- josiemarch
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OLが旅先で拾った恋が地獄の入口とは。悪魔にそそのかされて横領した四億五千万円は忽然と消え、OLの遺体のみ廃棄物として発見された。女を騙し貪り尽くした凶敵を追う捜査が始まる。ようやく焙り出したOLに繋がる男も、突如消えてしまう。嗤う真犯人に翻弄されて、捜査本部はついに解散。残った二人の刑事が、執念の追跡行の果てに掴んだ真相を降りこぼれる満天の星座が語る本格ミステリ。

実際に起きた地方銀行の不祥事をヒントに、現代社会の犯罪の循環。薄幸の女性をめぐる悪の循環を追及する。
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コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作、待望の文庫化。

伊坂さん作品の中で一番好きな本です。
桜の台詞の「理由になってない」というところも好きだし未来を予想できるカカシが出てきたり、落ち込んだ時に読み返すとすごく気分が楽になる一冊です。
TRI4THのHimawariにした理由は、桜に対抗して、向日葵を、という訳ではないのですが、本の登場人物の中に、道に顔をつけて音を聞いている女の子が出てくるのですが、その子のイメージにピッタリだなあ、と選曲してみました。疾走感のあるジャズでアップテンポなビートとリズム、緩急のある曲調、ピッタリだと思います。
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あの女の子ですね!!あまりに合いすぎててちょっと衝撃です笑
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この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

倫子が心を込めて作る料理は人々の心を動かす。
そして彼女の心もまた、料理で癒されていく。
この本には柔らかく穏やかな声がいいと思いノラ・ジョーンズのSeven Yearsを選びました。
番外編のチョコムーンもほんわり優しい気持ちになれました。― みーにゃᴹⁱᵒᵐⁱᶜᵏꕮ︎©居眠り姫
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草野こよりは今年キャリア十年のウェディングプランナー。千件近い結婚式をプロデュースしてきたが、ついに自身の結婚式が三カ月後に迫ってきた。相手は美容師の遠藤幸雄。言うことなしの彼女なのに、なぜか心の中は不安で一杯、気がつけばマリッジブルーに。そこへ、フランスへ修業に行っていた元彼の徳井孝司が、提携しているレストランのスーシェフとして戻ってきた。門出を迎える新郎新婦を見守りながら、こよりの心は揺れ続けるが...。ウェディングプランナーなのに、マリッジブルーになっちゃった!?

ラストシーンに!!

ヨーイドンの合図を 待たずして僕ら大人になってゆくよ♪
半ズボンもリボンも似合わない 大人になってゆくよ♪
転がり続けていくよ♪

…結婚の「現実」を知っているウエディングプランナーが、「マリッジブルー」に。

自分ではあまり意識はしていなくても、
「現実」や「常識」「形式」にあわせていける「大人」になっている。


「マリッジブルー」で片付けられてしまうけれど、本当に「結婚」がしたいのか?
「30代過ぎて…」と結婚をせかされたりもするけれど…

数字やデータで未来は作れない♪
職業柄「離婚率が、1/3」という「データ」も知っているし、実際離婚したり破談になる顧客も見聞きしている。
「数字やデータ」にとらわれてしまうのも「大人」の悪いところなのかしら…

いい手本が近くにいっぱいあるんだ
幸せになってみせるよ♪
と、ウエディングプランナーだからこそ、素敵な結婚や、素敵な夫婦もみてきたはず。
本書の「いい手本」の夫婦や家族をみて、
主人公ふたりに、読者に、そして私に幸あれ。笑
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彼氏がいるのに、別の人にも好意を寄せられている汐梨。バイトを次々と替える翔多。絵を描きながら母を想う新。美人の姉が大嫌いな双子の妹・梢。才能に限界を感じながらもダンスを続ける遙。みんな、恥ずかしいプライドやこみ上げる焦りを抱えながら、一歩踏み出そうとしている。若者だけが感受できる世界の輝きに満ちた、爽快な青春小説。

いつだって彼らの目の前にあったのは、「光」だった。

胸のあたりを掻きむしりながら、夢をあきらめられずに挑み続ける精神。

『目の前にいる、才能に秀でた人間を抜けない自分』と比較する自分のあさましさ。じわりと滲む嫉妬。
胸の底に沈む黒い靄。
そのふたつが押し寄せてきて、行き場がなくなった。
それでも、人は夢を求めて生きるのだ。

「一瞬だって、光を見ていたい」

「君は僕にはなれなくて
僕はきみにはなれなくて
そんな陳腐な言葉じゃ頷けないんだ」

線香花火の光を得て輝いていたのは、
本当はひーちゃんじゃなくて、
汐梨だったのではなかろうか。
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クラブの後輩の女の子を「黒髪の乙女」とよんで、ひそかに片思いしてる「先輩」。なんとかお近づきになろうと今日も「なるべく彼女の目にとまる」ナカメ作戦として乙女が行きそうな場所をウロウロしてみるけど…行く先々でヘンテコな人たちがひきおこす事件にまきこまれ、ぜんぜん前にすすめない! この恋、いったいどうなるの!? 天然すぎる乙女と空まわりしまくりな先輩の予測不能の初恋ファンタジー!【小学上級から ★★★】

面白いのは好きだけど、馬鹿騒ぎは好きではない。そんなあなたへ。好きな女性への妄想が爆発したこの曲を捧げます。共に黒髪の乙女へ思いを馳せましょう。
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ベストセラー連発!わずか一年で100万部突破!天才編集者の革命的仕事術。

📗「飢えた狼として獲物を狩りに行く」
       ×
🎵「他の誰かの正解は僕の答えじゃない」
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地味な派遣社員の三智子は彼氏にフラれて落ち込み、食欲もなかった。そこへ雲の上の存在である黒川敦子部長、通称“アッコさん”から声がかかる。「一週間、ランチを取り替えっこしましょう」。気乗りがしない三智子だったが、アッコさんの不思議なランチコースを巡るうち、少しずつ変わっていく自分に気づく(表題作)。読むほどに心が弾んでくる魔法の四編。読むとどんどん元気が出るスペシャルビタミン小説!

泣いて前に進もっ!
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「推理」を愛するすべての人へ。 ミステリを書き、読むことの面白さが“過剰”に詰まったユーモアミステリの超快作、誕生!! 舞台は『放課後はミステリーとともに』の鯉ケ窪学園。高校に入学したばかりの僕は「第二文芸部」の部室に迷いこんでしまう。学園一の美少女(自称)である部長・水崎アンナは、自作のミステリ短編集を強引に僕に読ませるのだが――。 桜舞い散る季節に起きた『音楽室の殺人』、ハンドボール部員が襲われる『狙われた送球部員』、女子更衣室が舞台の『消えた制服女子の謎』……アンナがたくらむ大仕掛けを、僕は、そして君は見抜けるか!? テンポの良い展開、冴え渡るユーモア、そして想像を超える大トリックに、一気読み必至! 「迷わず読めよ。読めばわかる!」(by水崎アンナ)

怪しい部長に自作のミステリを読まされる話です。最後に驚きました。これはわからないですよ。楽しい曲にしました(^^)/
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四国の図書館に着いたカフカ少年が出会ったのは、30年前のヒットソング、夏の海辺の少年の絵、15歳の美しい少女―。一方、猫と交流ができる老人ナカタさんも、ホシノ青年に助けられながら旅を続ける。“入り口の石”を見つけだし、世界と世界が結びあわされるはずの場所を探すために。謎のキーワードが二人を導く闇の世界に出口はあるのか?海外でも高い評価を受ける傑作長篇小説。

ラスト、日常に戻っていくときの力強い感じ。
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最強の殺し屋は――恐妻家。 殺し屋シリーズ最新作!

わたしの中でAXのイメージは、「愛の挨拶」エルガーのクラシックピアノ曲です。

p304の『その通り』あたりから入って、真っ黒な画面でエンドロールが流れ切った後に、兜(判子)の三宅夫妻の出会いのシーンが流れて終わるイメージがあります。

全体的なストーリーが他の殺し屋シリーズとは違ってゆったりしたスピードなのと、家族に焦点を当てしかも結果的に父と息子で医者を倒すという、読後感に形容し難いかたちの何かを感じた時、この曲が浮かびました。
わたしの中で伊坂作品は、クラシックのイメージが強いです。
魔王あたりからずっとそうなので、無意識のルールなのかもしれません。

この「愛の挨拶」は朝のようなイメージの楽曲ですが、曲全体は兜の平凡な殺し屋としての人生(暗)です。
その中でも中盤ト長調になるところ、本来なら暗く聞こえる箇所が兜にとっての家族の存在(明)なのだろうと、裏返して聞いてみると面白いなあと感じました。

わたしのイメージソングの発想が、読んだ時の感覚と曲調がハマるかどうかなのでもやっとした理由でお恥ずかしいですが、一度聞いてみていただきたいです。
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クラシックだったら読後感はこの曲しかない!ってぐらいぴったりでびっくりです。
次回は是非読書会でも選曲を聴かせてください^_^
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署の交通安全イベントの最中に、突然現れた痩せこけた少女。保護されて間もなく亡くなった彼女は、ほぼすべての歯を折られていた―。警務課所属のクロハは、県内で続発する未成年者変死事件との関連を探り始める。被害者たちの体や衣服に残された子供の指紋が意味するものは?犯人の底知れぬ悪意に孤高の女性警官が立ち向かう、「クロハ」シリーズ長編第三弾!

本の作者です。
執筆中は大抵音楽を聴いているのですが、「アルゴリズム・キル」は例えばこんな曲をBGMに執筆していました。
皆さんは読書中、どんな音楽をイメージされましたか?
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四国の図書館に着いたカフカ少年が出会ったのは、30年前のヒットソング、夏の海辺の少年の絵、15歳の美しい少女―。一方、猫と交流ができる老人ナカタさんも、ホシノ青年に助けられながら旅を続ける。“入り口の石”を見つけだし、世界と世界が結びあわされるはずの場所を探すために。謎のキーワードが二人を導く闇の世界に出口はあるのか?海外でも高い評価を受ける傑作長篇小説。

ナカタさんのヒッチハイク中をイメージしました
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〇マ(笑)懐かしい!ぴったりですね^^
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読んでる間ずっと、この曲がぴったりだと考えてた。

一条の月の光に照らされた肖像画。月下の湖水に咲く白睡蓮。
優美な追憶の物語『みずうみ』にはドビュッシーの『月の光』を。
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菅田将暉主演映画を原案者自らノベライズ! 漫画家デビューを目指してアシスタント生活を長く続ける山城圭吾は、ある日、「誰が見ても幸せそうな家」のスケッチを頼まれる。前から気になっていたその家を訪れると、暗闇の中から大音響でオペラが流れていた。家の玄関ドアが開き、手招きに促されるようにして家のなかに入ると、そこには殺害された家族四人の姿があった。 「ぼくの顔、見た? 見ちゃったよね」 第一発見者となった山城は、その現場でひとりの人物を目にしていた。 やがて、彼はその事件をモデルにした漫画でデビューする。家族四人殺害事件も続いていた。

実在の人物を元にしたキャラクターは、
間接的に罪を犯したと言えるのか。
両角の正体は、人間の皮を被った別の何かか。

『これは呪いなんだよ。崇高(あくしゅみ)な芸術には多数の犠牲が必要になる。魅入られたものは等しく罪人で同じ穴の狢なのさ』

『君は魅力的な人物と事件に遭遇したとき、正気で居られるのかな』
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曲名はその名も「小さき兵士」。ホビット族のビルボにピッタリ。曲調や歌詞も物語の心躍る冒険、試される勇気、そして名誉と引き換えの犠牲とリンクしている。
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元OLが営業の仕事で鍛えた話術を活かし、ルイーズ吉田という名前の占い師に転身。ショッピングセンターの片隅で、悩みを抱える人の背中を押す。父と母のどちらを選ぶべき?という小学生男子や、占いが何度外れても訪れる女子高生、物事のおしまいが見えるという青年...。じんわり優しく温かい著者の世界が詰まった一冊。

一本気なんだけど軽くてつい笑ってしまうような歌詞とテンポのいい曲調が「なんとなくそれらしいものにたどり着けそうな気がする」という本の終わりのすがすがしさと合っていて選びました。
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最強の殺し屋は――恐妻家。 殺し屋シリーズ最新作!

恐妻家の殺し屋の日常、あるいは彼の理想の父親は、こういうノー天気な雰囲気の中にあると感じさせる。間抜けな語り口の中に、ごくたまに見切った警句を入れる作者の技量、飽きることなく読み終わってしまいました。
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この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

はじめから運命を知り、心の痛みを知っていた『彼』は蒼く脆く澄んでいた。複雑な心境を悟られ嫌われたくなかった。最期まで背負い込んだのだ。鳴り響く鐘の音と、影を帯びながら美を演出する前奏。ぴんと張り詰めた声は若葉と落ち葉の頃を行き来する。これは死の交響曲でなく生の鼓動なのだと。
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