隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった...。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車―人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。

最後のハッピーな2人の気持ちを歌った曲。
物語全体を包むワクワクするような身近な幸せという感じがして良い。
恋がしたくなる曲。
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人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ―あの事件から十年。アパート「スロウハイツ」ではオーナーである脚本家の赤羽環とコーキ、そして友人たちが共同生活を送っていた。夢を語り、物語を作る。好きなことに没頭し、刺激し合っていた6人。空室だった201号室に、新たな住人がやってくるまでは。

創作とは、自分の一部を昇華して、醜さや卑しさと向き合う行為だ。
そこには真実をもとにした虚構が大量に含まれる。

起こる出来事は虚構でも、創作者が感じた感情は事実以外の何物でもない。
誰かの人生を継ぎはぎして、自分の気持ちを詰め込んで、物語は進んでゆく。

今日もどこかでまた、声なき声を胸に秘めて、創作に打ち込む誰かがいる。
彼か彼女か分からない誰かの声に耳を傾けるために、私たちは生きてゆく。
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男性目線か、女性目線かという違いこそあるものの、小説の怖さを引き立たせる曲であることは間違いない。背筋が凍る...
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プルーデンスもフラニーも太っちょのおばさまの存在に気づいて良かった。ちなみに断然、野崎孝さんの翻訳を推します。
- knitting-meow
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通訳捜査官の七崎隆一は、正義感から同職の義父の不正を告発、自殺に追い込んだことで、職場でも家庭でも居場所がない。歌舞伎町での殺人事件の捜査直後、息子の部屋で血まみれの衣服を発見した七崎は、息子が犯人である可能性に戦慄し、孤独な捜査を始めるが……。“正義”のあり方を問う警察ミステリー!

「殴られたなら もう片一方の頬を差し出すように
潔く生きれたなら どんなにか素敵だろう」
職務上の責務と、息子が犯罪者である可能性に不安になったり…「正義」に振り切れない主人公の葛藤がよく表れたフレーズだろう。

最後まで読みとおしたうえで、浮かんだフレーズが
「狼の血筋じゃないから、今日も羊の声で吠える」
狼じゃないけど、羊なりに「少し憎しみながら 深く愛しながら」今日も吠える人達が浮かんで救いが見えた。
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地味な派遣社員の三智子は彼氏にフラれて落ち込み、食欲もなかった。そこへ雲の上の存在である黒川敦子部長、通称“アッコさん”から声がかかる。「一週間、ランチを取り替えっこしましょう」。気乗りがしない三智子だったが、アッコさんの不思議なランチコースを巡るうち、少しずつ変わっていく自分に気づく(表題作)。読むほどに心が弾んでくる魔法の四編。読むとどんどん元気が出るスペシャルビタミン小説!

今日は笑えなくても、明日はきっと笑えると信じて、生きていく。傷を抱えながら前に進むイメージが、この短編集にピッタリだと思いました。
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シリーズでは、なにか好きな話です。ぼくは簡単にだまされてビックリでしたよ。音楽は考えるの難しかったです( ;∀;)
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人に愛されたことが無いまま大人になった主人公にピッタリだと思いました。この作品は凪良ゆう先生のbl作品ですが「流浪の月」が好きだった方はきっと楽しめるはず!「夜明けには優しいキスを」という本のスピンオフなので読んでなくても楽しめますが気になる方はそちらも。
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あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

彼女は護ろうとした。
自分のせいで誰かが傷つくのが怖くて。だから彼女は物語に自らの命を与えて世界を創った。
悪意と鈍感さが招く悲劇から、自分と同じ道を歩む人間をなくすために、選ばれた七人を手元に置いた。
新しい希望を掴むために、彼女は自らの命を犠牲にした。
彼女の遺志は新たな人間に受け継がれることだろう。
そう、かつて過ちを犯した者に。
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魔王とは何者なのか?魔王はどこにいるのか?
世の中の流れに立ち向かおうとした兄弟の物語。

会社員の安藤は弟の潤也と2人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、1人の男に近づいていった。5年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語。

一人のカリスマ総理のもとで過激化する日本が舞台。

これでいいのかと孤軍奮闘する主人公はまさに見えない敵にマシンガンをぶっ放すかのよう。
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ごく普通の家庭の生々しい現実を強烈にえぐり出した、 珠玉の連作集。

どちらにも夜、花というキーワードがピッタリハマった。
〈僕の目 ひとつあげましょう だからあなたの目をください
まだ見たことのない花 新しい季節を探してた〉

目は芽とも言い換えられる。可能性に満ち溢れている芽。それを子どもとして、代わりに目を差し出す。見張る、見つめる、見直すなど、子育ては目を使う機会が多くある。目から芽を育てる。そんな感覚でピッタリだと感じた。
新しい季節は良い言葉だなと思う。章の終わりには明るい気持ちになった。もがきながら、悩みながら、新しい季節を見つけたときの彼らの幸せを願ってやまない。
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森若沙名子、28歳。経理一筋6年目。仕事とプライベートはきっちり分けたいと思っている。そんな沙名子に、広報課の室田千晶が相談があると言ってきた。千晶は化粧品会社から転職してきた契約社員で、好感が持てるいい子だ。千晶が来てからは、ショールームも飾り付けられ来客も増えた。しかし彼女は、社内で浮いている。一部女子社員からは嫌われてさえいて...?

経理部の森若さんは、人生初の恋人を「イレギュラー」とバッサリ(笑)。

大抵の女子とは要領よく付き合えるのに、なぜ森若さんだけは攻略できないのか?太陽は戸惑いながらも、その難しさを楽しんでいる様子。『愛を伝えたいだとか』は、彼の幸せなぼやきが聞こえてくる主題歌です。
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元OLが営業の仕事で鍛えた話術を活かし、ルイーズ吉田という名前の占い師に転身。ショッピングセンターの片隅で、悩みを抱える人の背中を押す。父と母のどちらを選ぶべき?という小学生男子や、占いが何度外れても訪れる女子高生、物事のおしまいが見えるという青年...。じんわり優しく温かい著者の世界が詰まった一冊。

一本気なんだけど軽くてつい笑ってしまうような歌詞とテンポのいい曲調が「なんとなくそれらしいものにたどり着けそうな気がする」という本の終わりのすがすがしさと合っていて選びました。
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植物状態のまま病院で眠る智也と、献身的に見守る雄介。二人の間に横たわる“歪な真実”とは?毎日の繰り返しに倦んだ看護師、クラスで浮かないよう立ち回る転校生、注目を浴びようともがく大学生、時代に取り残された中年ディレクター。交わるはずのない点と点が、智也と雄介をなぞる線になるとき、目隠しをされた“平成”という時代の闇が露わになる―“平成”を生きる若者たちが背負う自滅と祈りの物語。

戦いの螺旋の先に、待ち受けるものとは。勝敗や優劣があっても、憎悪ではなく、お互いを尊重する未来にはできないだろうか。
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研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。創業以来のピンチに、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。特許を売れば窮地を脱することができる。だが、その技術には、佃の夢が詰まっていた―。男たちの矜恃が激突する感動のエンターテインメント長編!第145回直木賞受賞作。

「冷戦なんかなくたって僕ら必ず月へ行こう」
町工場からでも奇跡は起こる。そんな物語の僕の主題歌はこの曲です。
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貧しく孤独な少年ジョバンニが、親友カムパネルラと銀河鉄道に乗って美しく悲しい夜空の旅をする、永遠の未完成の傑作である表題作や、「よだかの星」「オツベルと象」「セロ弾きのゴーシュ」など、イーハトーヴォの切なく多彩な世界に、「北守将軍と三人兄弟の医者」「饑餓陣営」「ビジテリアン大祭」を加えた14編を収録。賢治童話の豊饒な味わいをあますところなく披露する。

「銀河鉄道の夜」という物語は、幻想的な美しさ故に、その世界に存在する底知れぬ哀しみや淋しさが際立つ作品だと私は思っています。溝口肇氏のINFINITY~夢の引力~はまさに「銀河鉄道の夜」の世界を再現しているようです。夢を見ているようなふわふわとした感覚の中にある、手の届かない淋しさや哀しさが、この曲を聴き終えた後、そして「銀河鉄道の夜」を読み終えた後に、全ての人を取り巻くでしょう。私はこの曲を、もういない、カムパネルラという名の少年に捧げます。
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ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった―。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に一度だけ。これはぼくの闘いだ。

大切な人を傷付けられてしまった「ぼく」は、きっと「君が笑ってくれるなら、悪になってもいい」と復讐に燃えていたはずです。

悪を裁くために、自分の力をどう使うべきか。秋先生との一週間のレッスンを経て、彼が出した結論とは?

『空と君のあいだに』は、ぜひオープニングテーマとして流したいですね。
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色のない世界から色のある世界へ。大事なことは、少し遅れてやってくる、十数年にわたって書かれた18篇のピース。

広島の炎も、震災の制御棒も、記憶の穴の中に吸い込まれては、消えてゆく。かつて、記憶には色があった。でも今は『無彩色』だ。
ここではないどこかを常に求める私は、愚かだろうか。
まだ見ぬ未来に思いを馳せても、少し位構わないと思っているのだが。
平和の象徴の鳩が咥えたオリーブの枝が、新たな心の中に空洞を抱えた人々の心を癒しますようにと、願わずにはいられない。

『きみに視えるかな ぼくのハートは幾何学模様』

頭に穴が空いた男の記憶を辿れば、きっと幾何学模様の記憶、万華鏡の世界が現れてくるのだろう。
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藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う一人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき―。

常に満たされず「SF(少し、不足)」な主人公と、"素数の様に割り切れない"曲の心情に通じるものを感じた。
素直になれず、人を見下して、怖がって。これは、そんな心が傷付き、SF(少し、復活)する物語。
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大学四年の僕(たっくん)が彼女(マユ)に出会ったのは代打出場の合コンの席。やがてふたりはつき合うようになり、夏休み、クリスマス、学生時代最後の年をともに過ごした。マユのために東京の大企業を蹴って地元静岡の会社に就職したたっくん。ところがいきなり東京勤務を命じられてしまう。週末だけの長距離恋愛になってしまい、いつしかふたりに隙間が生じていって...。映画化記念書き下ろし「11年目のあとがき」を付した特別限定版!

絶対的な関係を手探っても掴めないの
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これ以上の主題歌が思いつかない
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