貧しく孤独な少年ジョバンニが、親友カムパネルラと銀河鉄道に乗って美しく悲しい夜空の旅をする、永遠の未完成の傑作である表題作や、「よだかの星」「オツベルと象」「セロ弾きのゴーシュ」など、イーハトーヴォの切なく多彩な世界に、「北守将軍と三人兄弟の医者」「饑餓陣営」「ビジテリアン大祭」を加えた14編を収録。賢治童話の豊饒な味わいをあますところなく披露する。

静かな物語と、テンポのいい曲、宇多田ヒカルの声とが不思議な混ざり方をする
PVを思い浮かべるとなおよし
0
0件のコメント

人は14歳以降、一度は考えておかなければならないことがある。

この世界はとうに荒れている。人々は救いを求めて、嘆く声が後を絶たない。さて、何処へゆこうか。私達には未来がある。生きる手段がある。今は抵抗の時だ。信じよう。物語は、何時だって貴方の側に居るのだから。 
0
0件のコメント

『君の膵臓をたべたい』著者が放つ、最旬青春小説!

楓のこと、好きじゃない人は多いはず。でもその中にはきっと少し同族嫌悪が含まれてると思う。「青くて痛くて脆い」タイトルそのままの彼は多分この曲のような心情だったんじゃないかな。
ー風のささやき 耳障りだ 僕のことなんも知らないくせにふざけんな ティファニーブルーの空の下 追い続けている馬鹿な夢 手に届きそうで届かないなあー
ーいつの日も夢はあるかあるかと 問う髭もじゃがいるし 邪魔くさくても触れる事ができない現実があって タイムカードはこんなに真っ黒に埋まってんのに 今日もポケットの中は紙クズ銅メダルー
0
0件のコメント

封印されてきたソ連の従軍女性たちの声を聞けば、現代史のなかにひそむ悪魔の顔が見えてくる。衝撃のインタビュー集。

戦時下で起きることを生々しく淡々と綴った戦争文学だからこそ、せめて今はあの橋の向こうで彼女達に救いと安らぎがあることを願いこの曲を。
0
0件のコメント

始まりは、海外留学をかけた論文コンクール。幻の学生、『i』の登場だった。大学受験間近の高校3年生が行方不明になった。家出か事件か。世間が騒ぐ中、木村浅葱だけはその真相を知っていた。「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番――」。姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる悲劇を呼んでいく。(講談社文庫)

この曲の歌詞からは、「i」から浅葱への感情、また浅葱から月子への想いと、何か通ずるものを感じられる。
「もうずっとここにいるよ」「早く見つけてよ」「ずっと離さいで」2人の悲痛な叫びが聞こえてきそうだ。
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

田舎の自然の中で流れる静かな時間と偶然?のシチュエーションに浸れるピアノミュージック
0
0件のコメント

十二年に一度の秘祭「潮祭」が開かれる夏。高校生の深冬は片想い相手の優弥とともに、彼の故郷・潮見島へ向かう。普通の大学生だと思っていた優弥は、皆から慕われる祭司という深冬の知らない顔を持っていた。そして島には、絶対にかなわない恋敵がいた。恋に、将来に囚われる少女がとった、全てをぶち壊す選択とは?

きれいごと並べて 理想をおしつけて
(中略)君にとって何よりも一番暑苦しかったものは
僕だったんじゃないかな♪

島の昔からの「儀式」を、
「古い習慣」を
自分の生い立ちと重ねて「自由や人生を縛るもの」と否定している主人公。

でも、「古い習慣」に拠り所を見つけられた人もいるわけで…

夏が終わる。
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

人の死相が見える探偵のミステリーです。まさかの真相に驚きました。なんとなく雰囲気でこの曲がいいと思いました(*´∀`)
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

神谷と徳永の生きざまが、クリープハイプのサクセスストーリーとリンクしていると感じたので選びました!
0
0件のコメント

CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。

世間知らずの千葉が仕事に出るときはいつも雨が降ってる…。
天然が入った千葉を可愛いと思う人は結構いるのでは?
この曲を千葉に聴いて欲しい(笑)
0
0件のコメント

二十歳のフリーター桃田竜がバイトするレンタルビデオ店は、映画マニアの天国。映画には興味薄の竜も、悩殺ボディの同僚ができて桃色な日々。だが、東大進学した元カノがAV女優になって現れたり、店の乗っ取りの危機に遭ったり、さらには仲間の裏切りや失踪まで、まさか尽くし!情熱と衝動が止まらない、世紀末を駆け抜ける僕らの青春物語。

不器用ながらも決して止まらず、自分を奮い立たせながら突き進む姿が主人公である桃田竜の魅力。そんな彼の気持ちになりきれそうな一曲です。
0
0件のコメント

堀川次郎は高校二年の図書委員。利用者のほとんどいない放課後の図書室で、同じく図書委員の松倉詩門と当番を務めている。背が高く顔もいい松倉は目立つ存在で、快活でよく笑う一方、ほどよく皮肉屋ないいやつだ。そんなある日、図書委員を引退した先輩女子が訪ねてきた。亡くなった祖父が遺した開かずの金庫、その鍵の番号を探り当ててほしいというのだが…。図書室に持ち込まれる謎に、男子高校生ふたりが挑む全六編。

バイスタンダーとは「傍観者」という意味です。歌詞の中の「さよなら バイスタンダー」というフレーズが様々な出来事の中で、人間関係が色濃くなっていくこの小説に合っていると思い選びました。
曲調についてもアップテンポの曲で学生時代の力強さと勢いが高校生活にぴったりです。
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

急に物語が現れ出てきたのが、ちょっと幻想的だったので。
0
0件のコメント

あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

''僕もだれかの心臓になれたなら''

なんとなく合うなと思いました
0
0件のコメント

獄門島——江戸三百年を通じて流刑の地とされてきたこの島へ金田一耕助が渡ったのは、復員船の中で死んだ戦友、鬼頭千万太に遺言を託されたためであった。『三人の妹たちが殺される......おれの代わりに獄門島へ行ってくれ』瀬戸内海に浮かぶ小島で網元として君臨する鬼頭家を訪れた金田一は、美しいが、どこか尋常でない三姉妹に会った。だが、その後、遺言通り悪夢のような連続殺人事件が! トリックを象徴する芭蕉の俳句。後世の推理作家に多大な影響を与えたミステリーの金字塔!!

戦地から帰還した金田一耕助のもとに、3姉妹を救え!と遺した戦友。果たしてご遺命通りに救えるのか?
0
0件のコメント

伊豆の地にひとり流された源頼朝は、まだ十代前半の少年だった。土地の豪族にうとまれ、命さえねらわれる日々に、生きる希望も失いがちな頼朝のもとへ、ある日、意外な客が訪れる...かつて、頼朝の命を不思議な方法でつなぎとめた笛の名手・草十郎と、妻の舞姫・糸世の運命もまた、この地に引き寄せられていたのだった。北条の領主に引き渡され、川の中州の小屋でともに暮らし始めた頼朝と草十郎。だが、土地の若者と争った頼朝は、縛り上げられて「大蛇の洞窟」に投げこまれ...?土地神である神竜と対峙し、伊豆の地に根を下ろしていく少年頼朝の姿を描く、日本のファンタジーの旗手・荻原規子の最新刊。

この作品を読み終わった後、ふいに頭の中に思い出されたのがこの一曲。
『まちがいさがしの間違いの方に
生まれてきたような気でいたけど
まちがいさがしの正解の方じゃ
きっと出会えなかったと思う』
この出だしの歌詞が、本作の主役である少年『源頼朝』の心情、そして物語内の出来事を通して成長していく彼の姿に被り、選曲。
0
0件のコメント

あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

主人公のこころたち7人の絆を歌っているように思えたので、選びました。
7人みんなも繋がっているし、誰かが誰かの助けになって、別れてもみんな前を向くことができた。
今、独りに思えても、必ずその先に待っている誰かがいて、自分もきっとその誰かになっている。例外なくみんな「繋ぐひと」なんだ。
そう思えたこの本とこの曲に感謝の気持ちを込めて。
1
1件のコメント
「例外なく僕らみんな希望のバトンを運んでる」という歌詞が、読み終わったあとに物語とつながりますね!
1
返信する

クラスで上位の「リア充」女子グループに属する中学二年生の小林アン。死や猟奇的なものに惹かれる心を隠し、些細なことで激変する友達との関係に悩んでいる。家や教室に苛立ちと絶望を感じるアンは、冴えない「昆虫系」だが自分と似た美意識を感じる同級生の男子・徳川に、自分自身の殺害を依頼する。二人が「作る」事件の結末は―。少年少女の痛切な心理を直木賞作家が丹念に描く、青春小説。

好きな曲を三つ上げて、と言われたらこの曲は必ず入れるというくらい大好きな曲。歌詞が最高にいい。凶悪犯罪、と騒がれるようなニュースを聴くたびにこの曲が私の中で流れる。真っ赤なJAMはきっと血のこと。
小説は、主人公の女の子がクラスメイトの男の子に自分をこういうふうに殺して、とお願いする物語。絶望に満ちた世界の中で、日々を過ごす主人公。
私の不安や絶望を君ですらわかってくれないだろう。だけど……「逢いたくて逢いたくて」と吉井さんが叫ぶフレーズに、なぜか涙が出てしまう。
0
0件のコメント

私は体調の悪いときに美しいものを見る贅沢をしたくなる。しかし最近は馴染みの丸善に行くのも気が重い。ある日檸檬を買った私は、その香りや色に刺激され、丸善の棚に檸檬一つを置いてくる。現実に傷つき病魔と闘いながら、繊細な感受性を表した表題作ほか、「城のある町にて」「雪後」などを収録。

色鮮やかな檸檬から伝わるのは、倒錯に近い心地良い憂鬱と倦怠感だ。御弾きやびいどろを口に咥え丸善の破壊を目論む男は、余程鬱屈していたに違いない。店に遺された金糸雀色の爆弾は照明でてらてらと輝き、さぞかし美しく映ったことだろう。
0
0件のコメント

鏡の向こうに足を踏み入れた途端、チェス盤のような空間に入り込む――『鏡の国のアリス』の世界を思わせる「アリス・ミラー城」。ここに集まった探偵たちが、チェスの駒のように次々と殺されていく。誰が、なぜ、どうやって? 全てが信じられなくなる恐怖を超えられるのは……。古典名作に挑むミステリ。(講談社文庫)

とてもビックリしたミステリーです。え、どういうこと?て感じで、あちこち読み返しました。こういう曲があうと思いました(*´∀`)
0
0件のコメント