「お前んとこの牛乳飲んだせがれが腹いたぁなって病院担ぎ込まれたんや!わかっとんか!」雲印乳業西日本支社のお客様相談センターにかかってきた一本の電話。ろくな対応ができない無能な経営陣を倒すため、社員たちが決起した!戸梶圭太がブッ放す抱腹絶叫・疾風怒涛のサラリーマン・バトル、いざ開幕。

【急募】1日8時間鰹節を削るお仕事です!週休完全2日制!アットホームな職場であなたも働いてみませんか?
的な。
0
0件のコメント

大学二年の春。清水あやめには自信があった。世界を見るには感性という武器がいる。自分にはそれがある。最初の課題で描いた燃えるような桜並木も自分以上に表現できる学生はいないと思っていた。彼の作品を見るまでは(「しあわせのこみち」)。文庫書下ろし一編を含む扉の開く瞬間を描いた、五編の短編集。

とても気持ちがいい短編集で、他の本も読みたくなりました。大好きなこの曲がいいなと思いました。
(*´∀`)
0
0件のコメント

「ひとつの国に滞在するのは3日間」というルールで様々な国を訪れる旅人キノと、その相棒で言葉を話す二輪車のエルメス。キノとエルメスが訪れる国は個性豊な人々が暮らし、キノと様々な形で出会い、そして別れていく——。 「人を殺すことができる国」 「撃ちまくれる国」 「過去のある国」 「優しい国」 4つのエピソードを収録

答えのない旅の先
物語の先を想像させてくれます。
0
0件のコメント

震災からひと月、作家は福島浜通りをめざす。失語する景色、不可視の放射線、傷ついた馬たち。極限の現実の果て、ついに小説は導かれる。そして「彼」、被災地に現れた「彼」、『聖家族』の狗塚牛一郎は作家に語りはじめた―。祈る。想像する。光を求めて言葉を刻む文学の軌跡。

我々の歴史は、血なまぐさい暴力に侵されている。英雄であると言い伝えられた武将や偉人には、冷酷非道な独裁者という一面を持つ者も、一定数存在する。

それでも祈らねばならない。
プロメテウスの罪を被った人類は、馬たちのように無垢な瞳で、飼い慣らされた未来を見続けなければならぬのだ。

あの日、『聖家族』は著者と一体化し命を得た。
登場人物のひとりである狗塚牛一郎は、我々に耳元で語り続ける。
『私たちは誰も憎めない。歩みを止めてはならない』と。
0
0件のコメント

私の衝動的なプロポーズに対して、長い沈黙の後とかげはこう言った。「秘密があるの」―。幼い頃遭遇したある事件がもとで、長い間目の見えなかったことのあるとかげ。そのとかげにどうしようもなく惹かれてゆく私。心に刻まれた痛みを抱えながら生きてきたカップルの再生の物語「とかげ」。運命的な出会いと別れの中に、ゆるやかな癒しの時間が流れる6編のショート・ストーリー。

短編集を通して、すべての人物が先へと進む力を信じ、その先の希望を信じている
かつてを置き去りにして、進む先の微かな希望が仄かに照らされるとき、人は歩き始める
0
0件のコメント

倒産寸前のユニバーサル広告社。コピーライターの杉山を始め個性豊かな面々で乗り切ってきたが、ついにオフィスを都心から、“さくら通り商店街”に移転。ここは、少子化やスーパー進出で寂れたシャッター通りだ。「さくら祭り」のチラシを頼まれた杉山たちは、商店街活性化に力を注ぐが...。年代も事情も違う店主たちを相手に奮闘する涙と笑いのまちづくり&お仕事小説。ユニバーサル広告社シリーズ第3弾。

ハチャメチャな街おこしに商店街の誰もが忙殺される中、光照(寺の跡取り息子)と初音(教会の娘)の「禁断の恋」だけはユルい。広大な砂漠で、そこだけオアシス。まさに、『ラブとピース!』のPVそのままなのです。とりわけ、「修行中の彼氏とどうやって会うのか問題」への初音の答えには…笑いながら泣きました。
0
0件のコメント

邪の家系を断ちきり、少女を守るために。少年は父の殺害を決意する。大人になった彼は、顔を変え、他人の身分を手に入れて、再び動き出す。すべては彼女の幸せだけを願って。同じ頃街ではテロ組織による連続殺人事件が発生していた。そして彼の前に過去の事件を追う刑事が現れる。本質的な悪、その連鎖とは。

邪のルールに刃向かう希望をくれたのは、正義でも道徳でもなく、たった1人の味方でした。(正確に言えば、あと数人いたけれど)

闇に堕とすための「人形」として出会わされた存在を、本気で愛する。主人公の静かな復活劇が胸を打ちます。
0
0件のコメント

貧しく孤独な少年ジョバンニが、親友カムパネルラと銀河鉄道に乗って美しく悲しい夜空の旅をする、永遠の未完成の傑作である表題作や、「よだかの星」「オツベルと象」「セロ弾きのゴーシュ」など、イーハトーヴォの切なく多彩な世界に、「北守将軍と三人兄弟の医者」「饑餓陣営」「ビジテリアン大祭」を加えた14編を収録。賢治童話の豊饒な味わいをあますところなく披露する。

『君は僕の最後の魔法使い』。
君→カンパネルラ、
僕→ジョバンニだ。

碧瑠璃の竜胆が咲き乱れる線路の上を、
鷺と雁が渡る。
その下で白鳥が羽ばたく。

白銀の銀河の風が、
二人の髪を柔らかく揺らす。

切符をなくした二人は、
どこへ辿り着くのだろう。
南十字星の彼方か、
闇くて深い石炭袋の孔の中か。

目的地に着いたら、ポケットに隠した、苹果の薫りがする宇宙を空に打ち上げるのか。

本当の幸いを知るために、
『何処までも、行こう』。

------------------------------------------------

宮沢賢治は何故、空白だらけの未完の物語を改稿したのだろうか。最終稿でブルカニロ博士の存在を抹消したのは疑問だ。
『双子の星』の物語を一部引用した意味も、
分からない。
自分と、妹トシを重ね合わせていたのだろうか。

永遠に解けぬ謎に満ちた物語であるからこそ、想像が尽きない。
0
0件のコメント

一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員...ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。

「さよならの速さで顔上げて
いつかやっと夜が明けたら もう
目を覚まして 見て
寝ぼけまなこの君を何度だって描いているから」
0
0件のコメント

夏休み、補習中の教室の窓の外を女子生徒が落下していった。自殺として少女の死がひそかに葬られようとしていたとき、目撃者の男子に真相を問い詰めたのは少女と同じ美術部の由良だった。絵を描きかけのまま死ぬはずがない。平凡な高校生たちの日常が非日常に変わる瞬間を鮮烈に描いた、青春ミステリーの傑作。

あの子は今頃どうしているだろう。無数の瑠璃色の蝶とともに、空のキャンパスに絵を描いているのだろうか。

人の命があっけなく奪われるニュースを見ていると、リアリティの有無を考えてしまう。同時に、人間という存在の呆気なさを。

平気で噂を信じていたわたしたち。残酷な言葉で傷つけては、良い気になって笑っていた。同調することを強いることが当たり前の「教室」で、それぐらいの見えない暴力は当たり前に起きた。

ー偶然が重なって人が命を落とすことは、皮肉だが現実にある。

快晴の日。神様が絵筆を取って、青藍を塗ったとしか思えないような空があるのは、彼女が歩いた跡が残っていたからか。
0
0件のコメント
はるおかりのさんの『後宮』シリーズの第1作目。集英社コバルト文庫、オレンジ文庫でシリーズ化されています。ミステリー要素もあり、物語の序盤は主人公カップルがいがみ合っていますが、最後は仲睦まじいカップルになっています。AAAの『Perfect』は、主人公カップル達のラブラブになった姿に重なります。いわゆる王道の恋愛小説ですが、純粋な恋愛に浸りたい時にオススメです。
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

過ぎ去ったことを「箱の中」と表現して、思い出に縛られている女性の話。
と、「残酷なまでに温かな思い出に生きてる 箱庭に生きてる」というフレーズがシンクロ。

閉じた世界で、でもある意味幸せそう・・・
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

マニアックだけど、あおいが順正との思い出を回想しているシーン。
彼女が唯一、順正に心を開いていたなーと。
「あらわに心をさらしてよ ずっと二人でいられたらいい」って思ってたのにねぇ。
「表通りには花もないくせにトゲが多いから油断していると刺さるや」
七人の敵、じゃ足りないくらい外はいろんな敵がいるけれど、
「君を抱いたら不安は姿を消すんだ」
ふたりでいて、心にATフィールドがはられるかのような安心感があったのかなーっと。
「くすぐったいような乱暴に君の本能が応じてるとき~日常が押し殺してきた剥き出しの自分を感じる」
「壊れるほどの抱擁とキスで」
あー、若いな...。若い。
0
0件のコメント

血の繋がらない親の間をリレーされ、四回も名字が変わった森宮優子、十七歳。だが、彼女はいつも愛されていた。身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。

羨ましくなるほど大きな愛情に溢れた暖かい家族愛に、コブクロのハーモニーがマッチする
- バンビ(伴 正行)
0
0件のコメント

隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった...。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車―人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。

阪急電車のあたたかいイメージとbacknumberの「光の街」の少し切ないようなメロディー。
この本を読んだ後、聴いてみてほしいです。きっと自分の大切な人に「ありがとう」って言いたくなります。
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

笑いあり、涙あり、オシャレな家族の群像劇ですな…と思っていたら、ラストにまさかの展開が!

良い意味で、壮大なバラードは似合いません。人間って面白い。
0
0件のコメント

「あと二日で四人死ぬ」 閉ざされた“匣”の中で告げられた死の予言は成就するのか。 『屍人荘の殺人』待望のシリーズ第2弾! その日、“魔眼の匣”を九人が訪れた。人里離れた施設の孤独な主は、予言者と恐れられる老女だ。彼女は葉村譲と剣崎比留子をはじめとする来訪者に「あと二日のうちに、この地で四人死ぬ」と告げた。外界と唯一繋がる橋が燃え落ちた後、予言が成就するがごとく一人に死が訪れ、閉じ込められた葉村たちを混乱と恐怖が襲う。さらに、客の一人である女子高生も予知能力を持つと告白し――。残り四十八時間。二人の予言に支配された匣のなかで、生き残り謎を解き明かせるか?! 二十一世紀最高の大型新人による、待望のシリーズ第2弾。

4人死ぬと予言された中で、事件がおきるという話です。屍人荘のシリーズで面白いですよ。(*´∀`)
0
0件のコメント

50年前、出版社で出会った三人が人生を賭けて求めたものとは―昭和・平成から未来へと繋ぐ希望を描き切る。

「何かが終わる、と妙子は思った。次第に壊されていく山荘の姿は、何か大きな生き物の終わりのようにも見えた」(P.332)
終わりの始まり、それが1969。
0
0件のコメント

八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。

この曲も世界が壊れていく中での恋人を描いた曲です。この小説と合っていると思いました!
0
0件のコメント

血の繋がらない親の間をリレーされ、四回も名字が変わった森宮優子、十七歳。だが、彼女はいつも愛されていた。身近な人が愛おしくなる、著者会心の感動作。

この曲を聞きながら森宮さんが「優子ちゃんの故郷はここだよ」と言うシーンがすごく素敵でした。血が繋がっていなくても互いに互いを想っていれば家族なんだろうなぁと思います。
0
0件のコメント