僕とクミコの家から猫が消え、世界は闇にのみ込まれてゆく。―長い年代記の始まり。

少し歪でいて、それでいて読んでいるひとの心に不思議な共感を呼び起こす。自分自身の本に魂を入れてゆき、作者と心を分かち合うというイメージで択んだ楽曲です。中村一義の「魂の本」が合うかなと。
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互いに男の恋人がいるのに、止めようもなく惹かれあう逢衣と彩夏。女性同士、心と身体のおもむくままに求めあい、二人は一緒に暮らし始めた。芸能活動をしていた彩夏の人気に火がつき、仕事も恋も順調に回り始めた矢先、思わぬ試練に襲われる。切ない決断を迫られ、二人が選んだ道は―。

恋人と引き裂かれた主人公が、何年も恋人を想う様子。

「柔肌の上に浮かぶ 血の管にくちづけた あの夜を想い出す」

...官能シーンがセクシーだったから。

引き裂かれても何年も相手を想う様子が、さすが綿矢ワールドの主人公、思い込みが強いぜと印象的だった笑
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4月、はじめて付き合った彼女から手紙が届いた。そのとき僕は結婚を決めていた。愛しているのかわからない人と―。天空の鏡・ウユニ塩湖で書かれたそれには、恋の瑞々しいはじまりとともに、二人が付き合っていた頃の記憶が綴られていた。ある事件をきっかけに別れてしまった彼女は、なぜ今になって手紙を書いてきたのか。時を同じくして、1年後に結婚をひかえている婚約者、彼女の妹、職場の同僚の恋模様にも、劇的な変化がおとずれる。愛している、愛されている。そのことを確認したいと切実に願う。けれどなぜ、恋も愛も、やがては過ぎ去っていってしまうのか―。失った恋に翻弄される、12カ月がはじまる。

乃木坂46のファンの間でも名曲と言われているこの歌が、本を読んで自分が言葉にできなかった思いを語ってくれた気がしました。
〝後悔はいつだって意地との綱引き〟
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魔物のはびこる夜の森に、一人の少女が訪れる。額には「332」の焼き印、両手両足には外されることのない鎖、自らをミミズクと名乗る少女は、美しき魔物の王にその身を差し出す。願いはたった、一つだけ。「あたしのこと、食べてくれませんかぁ」死にたがりやのミミズクと、人間嫌いの夜の王。全ての始まりは、美しい月夜だった。―それは、絶望の果てからはじまる小さな少女の崩壊と再生の物語。第13回電撃小説大賞「大賞」受賞作、登場。

大切な人の子どもが産まれる。
たぶん今日、産まれる。
見たことない奥さんの子ども。
私にとって大切な人の子ども。
今日、私がゼミで発表してる間にたぶん産まれる。
とっても嬉しくて。
でも不思議で。
どうして私は知らない人の子どもが産まれることで、こんなに泣いてるんだろう。
嬉しくて嬉しくて仕方がなくて。
私にとってまったく関係ない命が、この先ずっと幸せであるようにとただただ祈ることをしたいと思いました。
なるだけ笑ってて、なるだけ喜んで、なるだけ幸せであって欲しいと思いました。
とっても可笑しい。
知らない人なのに。
でも、今の気持ちをこの先いつかまたきっと、いや絶対に、思い出したくて、ここにしるします。
よく知ってる夜の王様と、見たことないミミズクさんのお話。
きっとこの先も私と交わらない物語。
それが少しでもハッピーな色で彩られた日々でありますように。
桶の中の花の絵だけを愛でる日々が終わったとしても、
春が来たらまた花が咲くんだよ、ねえ、先生。
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悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが...。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?

手紙のやりとりを通して抱えていた悩みに答えを出していく相談者たち。誰もが自分と向き合うことで、強い気持ちを忘れない。MISIAの透き通った力強い歌声に重なり、この曲を選んでみました。
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その岬には資産家の娘だけが入れる全寮制の女子大があった。衣服と食べ物は好きなだけ手に入るが、情報と自由は与えられない。そんな陸の孤島で暮らす4人の少女―高校で同性と心中未遂を起こした矢咲、母親に捨てられた小津、妾腹の子である三島、母親のいない都岡。孤独な魂は互いに惹かれあい、嫉妬と執着がそれぞれの運命を狂わせてゆく。胸苦しいほど切なく繊細な、少女たちの物語。

「人を大切だと思って、一緒にいたいと思うことが、これほどの苦痛を伴うものだとは思わなかった。」p.171

雨ふる世界の果てで、出会った孤独な魂は互いに惹かれ合う。閉ざされた世界で寄り添い傷付け合う、少女たちの物語。
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新皇将門とその時代を描き,乱の歴史的影響を検証

古代のこういった反乱が気になる今日この頃。まあ、実際は反乱ぽくないけどね、これ。地方の領主同士の縄張り争いっぽいし。謎に朝敵にされちゃう将門さんカーイソー、だけどバリバリ戦っちゃう姿はソンケーするぜ、アニキ!
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ロボットがカッコいい漫画です。好きなキャラはつむぎ、とみせかけてイザナさん。好きなバンドの曲にしました(*´∀`)
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隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった...。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車―人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。

スピッツの優しいメロディと、「阪急電車」の人と人の繋がりを描いた温かい物語がすごく合うと思いました。
辛いこと、苦しいことがあっても、みんな日常に戻らなければいけない。阪急電車に揺られながらチェリーを口ずさむと、少しだけ明日頑張ろうって気になるんじゃないかな。
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「席を譲れよ」「いつまで居座ってるつもりさ」というところがワンピースっぽいです!
試聴がイントロで終わってしまってるのですが、ボーカル部分を聴いてほしい><笑
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これもいいですね!
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林太郎の背中を押す言葉の数々、RPGという冒険感がまさにこれ!という感じです。「きらめくような人生の中で君に会えて僕は本当に良かった」という歌詞、君を本に変えれば林太郎の気持ちそのものではないでしょうか?読みながら私たちも同じように思うことがあるのでは?
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29歳のイラストレーター神名葵は関係の冷めた恋人・彰人と同棲をしながらも、身勝手な愛人・真司との逢瀬を重ねていた。仕事は順調だが、ほんとうに描きたかったことを見失っているところに、大学の先輩だったハセオから電話がかかる。七年ぶりの彼との再会で、停滞していた神名の生活に変化が訪れる―。直木賞候補作。

学生時代の男の先輩ハセオ。この人の前なら汚い言葉遣いもワガママも言えちゃうんだけど、例え2人きりで泊まったとしても確実にお互い手は出さない。絵本作家の神奈は彼氏いるけど不倫もしてるだいぶマイペースな女性。付かず離れずの距離にいる神奈とハセオの緩い雰囲気にぴったり。
サビは煙草を吸う男性描写があるので、ヘビースモーカーなハセオを連想させてくれます。
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時代を超えた巡り合わせ、運命とも呼ばれる繋がりを感じられる作品
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最強の殺し屋は――恐妻家。 殺し屋シリーズ最新作!

わたしの中でAXのイメージは、「愛の挨拶」エルガーのクラシックピアノ曲です。

p304の『その通り』あたりから入って、真っ黒な画面でエンドロールが流れ切った後に、兜(判子)の三宅夫妻の出会いのシーンが流れて終わるイメージがあります。

全体的なストーリーが他の殺し屋シリーズとは違ってゆったりしたスピードなのと、家族に焦点を当てしかも結果的に父と息子で医者を倒すという、読後感に形容し難いかたちの何かを感じた時、この曲が浮かびました。
わたしの中で伊坂作品は、クラシックのイメージが強いです。
魔王あたりからずっとそうなので、無意識のルールなのかもしれません。

この「愛の挨拶」は朝のようなイメージの楽曲ですが、曲全体は兜の平凡な殺し屋としての人生(暗)です。
その中でも中盤ト長調になるところ、本来なら暗く聞こえる箇所が兜にとっての家族の存在(明)なのだろうと、裏返して聞いてみると面白いなあと感じました。

わたしのイメージソングの発想が、読んだ時の感覚と曲調がハマるかどうかなのでもやっとした理由でお恥ずかしいですが、一度聞いてみていただきたいです。
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クラシックだったら読後感はこの曲しかない!ってぐらいぴったりでびっくりです。
次回は是非読書会でも選曲を聴かせてください^_^
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地方都市に住む幼児が、ある事故に巻き込まれる。原因の真相を追う新聞記者の父親が突き止めたのは、誰にでも心当たりのある、小さな罪の連鎖だった。決して法では裁けない「殺人」に、残された家族は沈黙するしかないのか?第63回日本推理作家協会賞受賞作。

負の連鎖で誰が悪いかわからなくなる、すごいミステリーでした。この曲がいいかなと思いました。
(*´∀`)
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Mutta and younger brother and Hibito made a promise to go to space when they where children. While Hibito becomes an astronaut, Mutta becomes a successful designer, until he gets fired. Hibito reminds him of the promise, and Mutta once again becomes the brave older brother he used to be. In Japanese. Annotation copyright Tsai Fong Books, Inc. Distributed by Tsai Fong Books, Inc.

『又 性懲りも無く目指しちゃった アナタからは 只 遠退く日々 先送りになる安らかな眠り

僅かな光に似た希望が 君の細胞に絡まった日から一向に離れないそれだけ 』
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E.T.ごっこして自転車で宙を駆け抜けた夜を経て。布団ぐるぐる電波女の藤和エリオが、ついに布団を脱ぐ決意をした...のはいいんだが。なぜ俺の傍を離れないんだ?え?バイトの面接に付きあえって?そしてなんでお前は、生まれたての雛が親鳥を見るような目をしてるんだ?うーむ、こつこつ貯めた俺の大切な青春ポイントが、エリオの社会復帰ポイントに変換されている気がする...。しかもそのエリオの脱電波系少女ミッションが一人歩きして。天然健康少女のリュウシさんとコスプレ長身美人の前川さんが俺の家に遊びに来たり(しゅ、しゅらーば)、みんなでロケット遊びしてる最中、女々さんの秘密と遭遇したり...。

宇宙人でも地球人でもそこには大体愛があります
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"濁りきっては見えないや"
「私より先に進んでね」
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誰も、こうなるために生まれたわけじゃない...という叫びは、カミュが精細に描く「不条理」の表出に感じた。
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不老化処置を受けた国民は処置後百年を以て死ななければならない―円滑な世代交代を目論んだ「百年法」を拒否する者が続出。「死の強制」から逃れる者や、不老化処置をあえて受けず、人間らしく人生を全うする人々は、独自のコミュニティを形成し活路を見いだす。しかし、それを焼き払うかのように、政府の追っ手が非情に迫る...世間が救世主を求める中、少しずつ歪み出す世界に、国民が下した日本の未来は!?驚愕の結末!

幻想と真実は、人間を正しく走らせる両輪。それは、安心と恐怖(希望と絶望)の均衡とも言える。秤がどちらに傾いても、きっと心は荒れてしまう。
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