上海大学のユアンは国家科学技術局からの呼び出しを受ける。彼の論文の内容について確認したいというのだ。その論文のテーマとは、イギリスの作家ロナルド・ノックスが発表した探偵小説のルール、「ノックスの十戒」だった。科学技術局に出頭したユアンは、想像を絶する任務を投げかけられる...。発表直後からSF&ミステリ界で絶賛された表題作「ノックス・マシン」、空前絶後の脱獄小説「バベルの牢獄」を含む、珠玉の中篇集。

すごい真面目に冗談いう、みたいな話でした。読者への挑戦の理屈が面白かったです。この曲がいいと思いました(*´∀`)
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悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが...。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?

時空を超えて人と人が繋がる温かいストーリーで東野圭吾作品としては新しい雰囲気だったこの作品。誰かに恨みを持つ人が珍しく誰もいません笑!
なので、曲もあったかく優しい歌声が印象的なこの曲にしました。だいぶ「君の名は。」の挿入歌で有名ですが(^^;;
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驚愕と感涙のラストが待つ、最強のエンタメ小説!

どちらも「ラジオ」がテーマです。
気分が落ち込んだ時にこの曲をラジオで聴いてみたいです。
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ネット世代の詩人が綴る、表現の新次元。待望の新詩集。

私たちにとって、死は近いようで遠い。
生身の肉が焼かれて骨になることを理解している人間なんて、ゼロとは言わないが少ないだろう。
肉のままの、どうしようもなく空洞な自分を愛せるか。
私たちの時代の人間は、常に問われ続けている。
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“第一夜”が読めるお試し特別版! 僕らは誰も彼女のことを忘れられなかった。 私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。 旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ最高傑作! 「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」 ※本作品は、2016年10月25日配信『夜行』の期間限定お試し特別版です。

永遠に続く夜。煙のように消えたのはあの人か、それとも私自身か。
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11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凛々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎...。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。「階段島」シリーズ、開幕。

彼が別れた彼と、彼女が別れた彼女が、別の場所で出会ってしまう。そこにこの曲とのリンクを感じました。

また、理由もなく、ピアノが似合う小説だと思いました。
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コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?卓越したイメージ喚起力、洒脱な会話、気の利いた警句、抑えようのない才気がほとばしる!第五回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞した伝説のデビュー作、待望の文庫化。

ラストシーン限定で、この歌だ!


「君の好きな歌を口ずさんでみる それだけで距離が縮まった気がした」
って、だれかと一緒に、音楽をたのしめる!
エンディングにつかいたいくらい、この歌のイメージだわ。
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みんなで行くんだ、あの舞台へ!!チームメイトとの衝突、叶わない恋、強力なライバル...。少年たちはそれぞれの想いを抱え、全国大会の舞台「カラーコート」を目指す―。ドッジボールに想いを懸ける青春群像小説。

風が吹き続ける限り、何回でも挑み続ける。不条理に立ち向かう。

冒頭の宇多丸さんのリリックが、午前0時に始まり午前0時に終わる辺りも、夢と現を行き来する感覚に近いと思いました。
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久しぶりに再会した元彼と飲むビールの味、男友達と初めて寝てしまった夜の記憶、不倫相手が帰っていった早朝の電車の音...。まっすぐ進まない恋をしている人にだけ見える景色がある。せつない記憶を切り取った三十七のショートストーリーに短歌を添えて贈る、『ハニービターハニー』の原点。甘くて苦い恋を描く、人気歌人の処女小説集。

どんなに辛くたって、希望はいつか必ず見つかるから、前に進んでゆこうと、励まされるこの曲は、この作品と歌詞がとても合っていると思います!
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秋祭りのパレードで、ある殺人が起きる。容疑者は街の人々全て! 哀しき復讐者たちが、湯川や草薙、内海薫の前に立ちはだかる。

歌詞の旧字表記が、犯人が分かっていても起訴されなかった遺族の無念を表していると感じます。
また、緩急のあるリズムと音の高低が、華やかなパレードを隠れ蓑にし、殺人事件が起きたというシチュエーションに合っているとも感じました。
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総統の自死、戦勝国による侵略、敗戦。何もかもが傷ついた街で少女と泥棒は何を見るのか。1945年7月。ナチス・ドイツが戦争に敗れ米ソ英仏の4カ国統治下におかれたベルリン。ソ連と西側諸国が対立しつつある状況下で、ドイツ人少女アウグステの恩人にあたる男が、ソ連領域で米国製の歯磨き粉に含まれた毒により不審な死を遂げる。米国の兵員食堂で働くアウグステは疑いの目を向けられつつ、彼の甥に訃報を伝えるべく旅出つ。しかしなぜか陽気な泥棒を道連れにする羽目になり―ふたりはそれぞれの思惑を胸に、荒廃した街を歩きはじめる。最注目作家が放つ圧倒的スケールの歴史ミステリ。

「dawn」の意味は「夜明け」や「(物事の)始まり、兆し」といった意味です。アウグステの心に光が差し込むまでの物語に合っていると感じ選びました。
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八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。

『生きていたいと願う この星が違う生き物を選んで 明日になって もう僕はいなくて
大事なモノを失くした場所を 僕は目指して
体じゃ足りない位 生きて
両眼じゃ足りない位 夢を見たい

夢は嫌いです 雨は嫌いです それを守る人や街が嫌いです 有りと有らゆる悪を嫌うと
何故か自分の事も嫌いになった日』
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就職氷河期を生きる学生に贈る就活に役立つ1冊。3割の学生が「無い内定」に対して、複数の人気企業の内定を持っている学生もいる。就職活動が本格化する3年の秋には人間としての経験値に大きく差がつき、結果として多くの企業から引く手あまたになる例が多い。本書では、大学生活を充実させるルールをジャンル別に紹介。就職のために大学生活を送るのではなく、大学生活を目いっぱい楽しんだ結果として、希望の企業からの内定をもらえるようになるルールを公開。実際に2010年春から働き始める学生で人気企業に内定した大学生活・就職活動についても詳細にレポートする。また、「模擬面接での気づき」(著者Twitterでの人気企画)も欄外に収録。

良い意味で、タイトルから裏切られる。
就活を気にするより、自分の興味があることに全力を尽くせ。
「オンリーワンになりたきゃ、何かでナンバーワンをめざす」って考え方はこの本から来ていたんだな...。
僕らは全力で学生だった、懐かしい。
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優秀な介護人キャシー・Hは「提供者」と呼ばれる人々の世話をしている。生まれ育った施設ヘールシャムの親友トミーやルースも提供者だった。キャシーは施設での奇妙な日々に思いをめぐらす。図画工作に力を入れた授業、毎週の健康診断、保護官と呼ばれる教師たちのぎこちない態度...。彼女の回想はヘールシャムの残酷な真実を明かしていく―全読書人の魂を揺さぶる、ブッカー賞作家の新たなる代表作。

カズオ・イシグロが作詞を提供したステーシー・ケントのアルバム「Breakfast on the Morning Tram 」に収録されたスタンダード「Never Let Me Go」。このカバーが一番合ってるする。
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実話怪談の姿をした七つの怪異譚が、あなたを戦慄の世界へ連れていく。薄気味の悪い男が語る夜毎の恐怖(「夢の家」)、廃屋から人形を持ち帰ってしまった私の身の上に次々と...(「ついてくるもの」)、同居人の部屋から聞こえる無気味な物音の正体は...(「ルームシェアの怪」)。“取り憑かれる”ホラー短編集。

いきなりスパッとおわる感じが怖い短編集。ルームシェアの怪が好きです。怖い映画つくるこの人が似合うと思いましたよ( ;∀;)
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この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

ちょっと気だるげで空気の冷たい朝の雰囲気にぴったりです。
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妻は、あの幻の女ではないのか。立山の宿で一夜熱く貪り合った謎の女...おぼろな残像を見合い相手に重ねた魚住は結婚した。が、新婚旅行の先々で、魚住は隠見するヤクザに気づく。この妻は...怪しい。そして、ヤクザの惨殺体が発見された。

美しき妻は雪山で主人公を救った命の恩人なのか?しかし周辺で疑惑が・・・?
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菅田将暉主演映画を原案者自らノベライズ! 漫画家デビューを目指してアシスタント生活を長く続ける山城圭吾は、ある日、「誰が見ても幸せそうな家」のスケッチを頼まれる。前から気になっていたその家を訪れると、暗闇の中から大音響でオペラが流れていた。家の玄関ドアが開き、手招きに促されるようにして家のなかに入ると、そこには殺害された家族四人の姿があった。 「ぼくの顔、見た? 見ちゃったよね」 第一発見者となった山城は、その現場でひとりの人物を目にしていた。 やがて、彼はその事件をモデルにした漫画でデビューする。家族四人殺害事件も続いていた。

実在の人物を元にしたキャラクターは、
間接的に罪を犯したと言えるのか。
両角の正体は、人間の皮を被った別の何かか。

『これは呪いなんだよ。崇高(あくしゅみ)な芸術には多数の犠牲が必要になる。魅入られたものは等しく罪人で同じ穴の狢なのさ』

『君は魅力的な人物と事件に遭遇したとき、正気で居られるのかな』
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この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

美しい死は、自分への愛に依存してくれる誰かがいてこそ成り立つ。

少女の論理は、粗く荒々しい。ただ、確かに「絶対に一人で生きられる」と決意した人は、自分にしか寄りかかろうとしないだろう。

心から寂しい人、心から愛しい人に名前は要らない。

『不幸でいいから好きだと言える、その瞬間があるならそれを、ちゃんと肯定していたい』(あとがきより)

愛のために滅びる時が来るとしたら、最後まで見ていてほしい。
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「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは―。しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった...!」恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。

表題作の「百瀬、こっちを向いて。」にピッタリな曲だと思いました。
「ありふれた時間が愛しく思えたら
それは“愛の仕業”と小さく笑った
君が見せる仕草 僕に向けられてるサイン
もう何一つ見落とさない
そんなことを考えている」
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