森二が刑務所を出た日、塀の外で二人の「兄」が待っていた―。自らの犯した深い罪ゆえに、自分を責め、他者を拒み、頑なに孤独でいようとする森二。うらぶれたアパートの隣室には、バンドネオンの息苦しく哀しげな旋律を奏でる美少女・沙羅がすんでいた。森二の部屋を突然訪れた『娘』冬香の言葉が突き刺さる―。森二の「奇跡」と「罪」が事件を、憎しみを、欲望を呼び寄せ、人々と森二を結び、縛りつける。更に暴走する憎悪と欲望が、冬香と沙羅を巻き込む!森二は苦しみを越えて「奇跡」を起こせるのか!?

Oblivionとは、英語で「忘却」を意味する。
はじめから語るのはあんまりかもしれないが、この物語は悲劇的だ。

過去の暗い事件のせいで、男が絶望に浸食される様を描いているが、楽曲は対照的にある男が成長し、大人になるまでを描いた叙事詩となっている。
本当は、アルケミストや指輪物語などのファンタジーに提供した方が、様になっているのかもしれない。

「誰の為でも無くて 他でも無い自分自身の為にあるこの命をいかにして」

生きることは誰の為でもない。

小説に出てくる男も、楽曲に出てくる男も状況は違うが、過去に向き合い未来へ歩き出そうとしている点では同じだ。
生きることを諦めていない以上、その行為が無謀とは誰にも言えないのだ。

この音楽が文字通り「忘却」されてしまうのは、あまりにも惜し過ぎる。
絶望の淵から見える光を求めて、私たちは生きているのだから。
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この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

雨の夜、1件の事故によって殺人の疑いをかけられ婚約破棄された若い女。幻の乗客を探せ!
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ディックさんのSFでない本です。ラストの絶望感がすごくて忘れられないです。この人がいいかなと思いました( ´∀`)
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高校一年の斉藤くんは、年上の主婦と週に何度かセックスしている。やがて、彼女への気持ちが性欲だけではなくなってきたことに気づくのだが―。姑に不妊治療をせまられる女性。ぼけた祖母と二人で暮らす高校生。助産院を営みながら、女手一つで息子を育てる母親。それぞれが抱える生きることの痛みと喜びを鮮やかに写し取った連作長編。R‐18文学賞大賞、山本周五郎賞W受賞作。

"全員が納得するそんな答えなんかあるものか"

たった一言のフレーズにとんでも強さを感じた。そしてこのフレーズは、"ふがいない僕は空をみた"の全編に共通している。誰もが納得するものなんて、おそらく存在しない。自分が選んだ答えを、選ぶしかなかった道を進んでいる彼らに青春のカケラを感じて、羨ましくなった。

"真っ白な群れに悪目立ちしてる 自分だけが真っ黒な羊 と言ったって同じ色に染まりたくないんだ"

自分の色を選んだ彼らが、心の底から笑える日がくることを願う。
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砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった…。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。

歌詞に込められた今の社会への不満と王子さまの気持ちが似ているなと思いました。
子どもっぽい言葉の歌詞も王子さまらしいです。
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のんきな兄・良夫と聡明な弟・亨がドライブ中に乗せた女優が翌日急死!パパラッチ、いじめ、恐喝など一家は更なる謎に巻き込まれ...!?車同士がおしゃべりする唯一無二の世界で繰り広げられる、仲良し家族の冒険譚!愛すべきオフビート長編ミステリー。

伊坂さんの作品は何となく洋楽が似合うような気がして考えました!
車目線で描かれていてだいぶ新鮮だった作品。爽やかなポップな曲も合いそうだけど、渋滞嫌いでビュンビュン走りたい願望があった主人公(主車公?)にはこんなロックがお似合いかも^_^
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伊坂さんは好きですが、この本は未読なのでチェックしてみようかと思います^^
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私も伊坂さんの作品は洋楽が合うと思います!が、あまり洋楽の知識がないので日本の曲ばかり選んでしまいますが(笑)
素敵だと思います!
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就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。

「商品に適さぬと はじき落とされて ベルトコンベヤーからのスカイダイブ」

就活をテーマにした本、ベルトコンベヤーにのりたくて、何者かになりたくて、虚勢をはっている学生と重なった...笑
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偶然、僕が拾った1冊の文庫本。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった―圧倒的デビュー作!

出会った時には別れは始まっていた
- 読書好き
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見えてる景色は、みんな違う。性格の違う5人の隠された気持ちに共感必至!「キミスイ」著者が贈る、コミカルで切ない青春群像小説。

不思議な能力を持っている彼ら。でもその能力に似た何かを私たちだって無意識に使って生きていると思う。自分の感情や相手の想いに翻弄されながら。人間関係は難しくて複雑だけど、だからこそきっと分かり合えると嬉しいのだと思う。
ー困難で ときに残酷で
やたら複雑だと 嘆いてもいいんだ
一歩ずつ そうだ 一歩ずつ
何か思ったら話そう心のままにー
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ここまで一途でピュアな歌も、ましてやそれに見合うピュアな本も珍しい。
あえて、作中であまり語られなかった藤城ターンにたってみた。

眠らずに作った歌をほら♪
鼻歌で歌うよ知らんぷりで♪

なんてことないよ、ってすましているけど、感情が顔に出にくいぶん、内心すごく一途で、好きな女の子の一瞬がすべて宝物くらいピュアそう!笑

「夢見せて また君の香りで目が覚める朝を」はクライマックスとも重なる?
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高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために―。学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。

歌詞がまるで主人公貴子のようだからです!
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あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

こころちゃんの名前とシンクロするところや、強さを身につけていく過程、クライマックスのあたりにこの歌が聴こえてきそうに感じました。
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ある朝目ざめると青年ザムザは自分が1匹のばかでかい毒虫に変っていることに気づいた。以下、虫けらに変身したザムザの生活過程がきわめて即物的に描かれる。カフカ(1883‐1924)は異様な設定をもつこの物語で、自己疎外に苦しむ現代の人間の孤独な姿を形象化したといえよう。20世紀の実存主義文学の先がけとなった作品である。

言わずと知れたカフカの有名な短編。岩波文庫の翻訳は親子で行われているところもエモいですね。変身は翻訳によって印象が色々と異なりますが、そもそもカフカには常にマックス・ブロートの影がちらつくので、なんとなく永遠に本体の見えない不気味さがあります。

ザ・ピンボールズの「毒蛇のロックンロール」は気持ちのいいメロディにねっとりとした歌詞がからみついてムズムズする一曲。

みんなでムズムズしましょう。
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あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

今日の荘厳でありながらかわいい雰囲気がお城の雰囲気にあっていると思ったのと、精一杯生きようとしているところやただ一つの願いというところが小説のテーマの一部と重なると思いました。
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サイモンはごく普通の高校生。ネットで知り合った「ブルー」に夢中で、自分がゲイだということも、ブルーにだけは打ち明けられる。ところが同級生のマーティンに秘密がばれ、クラスのアイドル、アビーとの仲をとりもつようにおどされてしまい...。

誰もが、何かを持っていて
だれもが他の誰かと違う
それでも僕らは同じ人間だから
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美谷時計店には、「時計修理承ります」だけでなく「アリバイ崩し承ります」という貼り紙がある。「時計にまつわるご依頼は何でも承る」のだという。難事件に頭を悩ませる捜査一課の新米刑事は、アリバイ崩しを依頼する。ストーカーと化した元夫のアリバイ、郵便ポストに投函された拳銃のアリバイ、山荘の時計台で起きた殺人のアリバイ...7つの事件や謎に、店主の美谷時乃が挑む。あなたはこの謎を解き明かせるか?

大山誠一郎さんの名作に緻密な音でありながら流麗なモノを択んでみました。このアルバムは好きで何度も聴いております。もし、よければぜひ。
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主人公は、汽車の中でビリーという人の物語を聞きます。ヒトラーを撃たなかった男の話で、実在のモデルはヘンリータンディという人だそうです。ジャズにしました(’-’*)
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天才クラシックギタリスト・蒔野聡史と、国際ジャーナリスト・小峰洋子。四十代という“人生の暗い森”を前に出会った二人の切なすぎる恋の行方を軸に、芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死などのテーマが重層的に描かれる。いつまでも作品世界に浸っていたいと思わずにはいられないロングセラー恋愛小説を文庫化!

恋愛の始まりのようにも、終わりのようにも聴こえるこの曲が読んでいる間ずっと流れてました。
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莉々亜が新たな居住者として加わり、コーキに急接近を始める。少しずつ変わっていく「スロウハイツ」の人間関係。そんな中、あの事件の直後に百二十八通もの手紙で、潰れそうだったコーキを救った一人の少女に注目が集まる。彼女は誰なのか。そして環が受け取った一つの荷物が彼らの時間を動かし始める。

スロウハイツの神様のその後、またみんなで語り合う時が来たらいいなと。
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この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

過ぎ去ったことを「箱の中」と表現して、思い出に縛られている女性の話。
と、「残酷なまでに温かな思い出に生きてる 箱庭に生きてる」というフレーズがシンクロ。

閉じた世界で、でもある意味幸せそう・・・
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