高2男子、モニター越しにきらめく春夏秋冬...気鋭の文藝賞受賞作家が描く、「恋」と「努力」と「友情」の超進化系青春小説。

クリープハイプ好きなら町屋さんを読むと気持ちいいし、町屋さんが好きならクリープハイプを聴いても気持ちいい。気持ち良さの感じが似ていますね。
『しき』は高校生がダンスをする物語なんですけど、その感じとかもダンスの曲そのものじゃなくて、それを経験する高校生たちの流れるような物語。合いそうなのは『手と手』かな?『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』のアルバムそのものが合う感じもしますね。
ーカリスマ書店員・新井見枝香
0
0件のコメント

1990年の春、寂れた地方都市の片隅で鬱屈した日々を送る少女、永田香名子。そんな彼女が出会ったのは、ハヤタと名乗る犬耳の家政夫だった。奇妙な同居生活のなかで二人は否応なく魅かれあっていくが、彼と右手に融合している“銃”の罪を贖う“情緒回復計画”が達成された時、ハヤタは残酷な刑へ処せられる運命にあった―。異星の罪人とともに、1990年から2012年までの荒涼たる世界を生きた、ひとりの女性の物語。

70年代ムーンライダーズ最高の曲。小説版で足した最終章はずっとエンドレスでこの曲を流しながら書いていた。

「死が全てを解決する。人間が存在しなければ、問題も存在しないのだ」と言ったのは、かのスターリンだけど、いまや誰もが忘れたがっている、ぬるりと湿った1990年代の仄暗い物語に相応しい結末だったと自負している。のだけど、そもそもSF扱いもされず、ただ忌み嫌われている。

「So it goes.」まあ、そういうものだよね。
0
0件のコメント

2018年本屋大賞受賞後第一作! あのころ言葉にできなかった悔しさを、辻村深月は知っている。切れ味鋭い傑作短編集。

僕たちには夢も現実もない。あるのはそれぞれの「体験」だけだ。だから僕たちの会話は噛み合わない。僕たちは永遠にひとつにはなれない。「でも、それこそ素晴らしいんだ」と思えるには、まだちょっと時間が必要か。
0
0件のコメント

妻が好きすぎる夫が語る大切な人に愛を伝える方法論。ドキドキ胸が高鳴る夫婦のストーリー。

僕の心の中 君以外の女性は行方不明
0
0件のコメント

せっかくの善意を、わたしは捨てていく。 そんなものでは、わたしはかけらも救われない。 愛ではない。けれどそばにいたい。 実力派作家が放つ、息をのむ傑作。 あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。

「幸せになりたい 感じるまま喜びの叫びをあげて
ふたりの想いが つながったなら
雲の隙間から 光が溢れて 奇跡がおこるの」
0
0件のコメント

元OLが営業の仕事で鍛えた話術を活かし、ルイーズ吉田という名前の占い師に転身。ショッピングセンターの片隅で、悩みを抱える人の背中を押す。父と母のどちらを選ぶべき?という小学生男子や、占いが何度外れても訪れる女子高生、物事のおしまいが見えるという青年...。じんわり優しく温かい著者の世界が詰まった一冊。

こんなにも感覚的に無意識にフッと笑ってしまう本は初めて出会いました!ほっこりするストーリーがかなりお気に入りです。選曲理由は雰囲気でなんとなくなのですが、「君と出会った奇跡」「ずっとそばで笑っていてほしい」という歌詞がマッチしているのかな…と笑
0
0件のコメント

箱根駅伝を走りたい―そんな灰二の想いが、天才ランナー走と出会って動き出す。「駅伝」って何?走るってどういうことなんだ?十人の個性あふれるメンバーが、長距離を走ること(=生きること)に夢中で突き進む。自分の限界に挑戦し、ゴールを目指して襷を繋ぐことで、仲間と繋がっていく...風を感じて、走れ!「速く」ではなく「強く」―純度100パーセントの疾走青春小説。

この本を読んでこの曲を聴いたら走りたくなりますよ!
1
1件のコメント
素敵な選曲ですね!
1
返信する

第160回芥川賞受賞!それでも君はまだ、人間でい続けることができるのか。 あらゆるものが情報化する不穏な社会をどう生きるか。仮想通貨をネット空間で「採掘」する僕・中本哲史。中絶と離婚のトラウマを抱えた外資系証券会社勤務の恋人・田久保紀子。小説家への夢に挫折した同僚・ニムロッドこと荷室仁。やがて僕たちは、個であることをやめ、全能になって世界に溶ける。すべては取り換え可能であったという答えを残して。

仮想通貨を通して情報化時代に振り回された人間は結局ロボットでしかなかろうか?
0
0件のコメント

依田いつかが最初に感じた違和感は撤去されたはずの看板だった。「俺、もしかして過去に戻された?」動揺する中で浮かぶ一つの記憶。いつかは高校のクラスメートの坂崎あすなに相談を持ちかける。「今から俺たちの同級生が自殺する。でもそれが誰なのか思い出せないんだ」二人はその「誰か」を探し始める。

これこそ、ド真ん中のストレートという感じですね。名前を呼べばいいのか、という疑問に答えてくれるBoy meets Girlの王道パターンです。これは曲の方が先に浮かびました。
0
0件のコメント

ある日、若い科学者クリストファーが姿を消した。彼は、ひたすら「光の減速器」の研究を続ける、ちょっと変わった青年だった。失踪の際、彼は同僚のチャーリーにある原稿を残した。そこには、不思議な物語が綴られていた。彼が残した物語は、真実か、それともまったくの空想か。

光は、深い闇から生まれる。
それゆえに、優れた作家は、時に底なしの闇を抱えている。

高圧的で異形の男が生み出した繊細な細工たちは、
彼の心までも自由に動かすことはできなかった。

異形に生まれたことが、彼の不幸であったのではない。
異形でも愛嬌があれば、運命は好転していたことだろう。
「誰も愛することができなかった」という事実こそが、
彼にとっての最大の不幸だったのだ。

作品として偶像化された踊り子は、人知れぬところで涙を流す。
それは枯れ果てた硝子越しの地面を伝って、色のない世界に光を与えることだろう。
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

素朴の詰め合わせセット 780円
0
0件のコメント

「実の父親に言うのはおかしいけど、やっぱりはじめましてで、いいんだよね?」そこそこ売れている引きこもりの作家・加賀野の元へ、生まれてから一度も会ったことのない25歳の息子・智が突然訪ねてきた。月十万円の養育費を振込むと、息子の写真が一枚届く。それが唯一の関わりだった二人。真意を測りかね戸惑う加賀野だが、「しばらく住ませて」と言う智に押し切られ、初対面の息子と同居生活を送ることに―。孤独に慣れ切った世間知らずな父と、近所付き合いも完璧にこなす健やかすぎる息子、血のつながりしかない二人は家族になれるのか?その「答え」を知るとき、温かく優しい涙が溢れ出す。笑って泣ける父と子の再生の物語。

虫の知らせというかシンクロニシティ(意味のある偶然の一致)の世界観で心を揺さぶるこの曲が気づかないところで善意の繋がりを辿って動き出すこの物語に繋がって選びました。
0
0件のコメント

天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。

石神の思いにリンクする。
0
0件のコメント

朝寝坊、チーズ蒸しパン、そして本。好きなものがたくさんあるから毎日はきっと楽しい。図書館勤務の20代女子、麦本三歩のなにげない日常。

韻を踏むユーモラスな三歩の独白が読んでいて心地良い。三歩は自分と全く違うノリで生きててとても新鮮。そうだな、この本はノリがとても楽しい。
0
0件のコメント

「余の顔を見忘れたか!」国民的時代劇のオリジナル小説、新シリーズ開幕!

主人公の暴れん坊な将軍様も素敵ですが、この作品のいぶし銀は何と言っても『め』組の面々だと思います✨
必死に懸命に、危険を省みず誰に誹りを受けようと、喩え管轄外であろうとそこに火事が発生したならば脇目もふらずに消化活動&人命救助に従事する火消しの『め』組。
スーパーマンの様な強さと雲の上の権力を持つ将軍とは、また違った魅力を持つ彼等もまた、江戸の町のHEROなのです✨
辰五郎さん、カッコ良かったー💖
❀(*´▽`*)❀
0
0件のコメント

仮想リゾート“数値海岸”の一区画“夏の区界”。南欧の港町を模したそこでは、ゲストである人間の訪問が途絶えてから1000年、取り残されたAIたちが永遠に続く夏を過ごしていた。だが、それは突如として終焉のときを迎える。謎の存在“蜘蛛”の大群が、街のすべてを無化しはじめたのだ。わずかに生き残ったAIたちの、絶望にみちた一夜の攻防戦が幕を開ける―仮想と現実の闘争を描く『廃園の天使』シリーズ第1作。

仮想空間が舞台ということでエレクトロニカを選びました。ジャケットにあるようなリゾートの夕暮れを想起する美しいメロディに乗るノイズは蜘蛛に侵食される区界を想起させます。
アルバムが発表されたのは2002年で小説の発表と同年。
また著者が後に書いた短編自生の夢の中に’cassy'という自動文書生成ツールが出てくるのですがそれとのつながりも連想させます。
0
0件のコメント

11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凛々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎...。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。「階段島」シリーズ、開幕。

だからもう、離れない。
二度ともう、迷わない。
0
0件のコメント

雪祈が小さな頃から目標としてきた 日本一のジャズクラブ「So Blue」。 病欠ピアニストの代打でそのステージに 上がった雪祈は、全身全霊で演奏しようとする。 その結果、「So Blue」での 大・玉田・雪祈トリオのライブが実現することに。 すべてが大きく動き出そうとしていた その時―――――――――――――――――― 大達の日本での奮闘と成長のBG完結巻!!!

目標があり努力し続ける事で夢を叶えていく内容と曲の世界観がマッチしてると思いました🤡
0
0件のコメント

昭和36年。放課後の用務員室で子供たちに勉強を教えていた大島吾郎は、ある少女の母・千明に見込まれ、学習塾を開くことに。この決断が、何代にもわたる大島家の波瀾万丈の人生の幕開けとなる。二人は結婚し、娘も誕生。戦後のベビーブームや高度経済成長の時流に乗り、急速に塾は成長していくが...。第14回本屋大賞で2位となり、中央公論文芸賞を受賞した心揺さぶる大河小説、ついに文庫化。

匂いがする
0
0件のコメント

デザイン会社に勤める由人は、失恋と激務でうつを発症した。社長の野乃花は、潰れゆく会社とともに人生を終わらせる決意をした。死を選ぶ前にと、湾に迷い込んだクジラを見に南の半島へ向かった二人は、道中、女子高生の正子を拾う。母との関係で心を壊した彼女もまた、生きることを止めようとしていた―。苛烈な生と、その果ての希望を鮮やかに描き出す長編。山田風太郎賞受賞作。

誰かの「生きるのが辛い」というツイートには、いいねも押せないし、リプも迷惑ではないかと思ってしまう。

未熟な僕は、どうしていいのか解らない。今日はその代わりと言ってはなんですが、この本と曲を紹介します。

僕の薄っぺらい言葉なんかより、ずっと役に立つはずです。いつもスルーして、ごめんなさい。
0
0件のコメント