人は、一度巡りあった人と二度と別れることはできない——。午前二時、アダルト雑誌の編集部に勤める山崎のもとにかかってきた一本の電話。受話器の向こうから聞こえてきたのは、十九年ぶりに聞く由希子の声だった......。記憶の湖の底から浮かび上がる彼女との日々、世話になったバーのマスターやかつての上司だった編集長の沢井、同僚らの印象的な姿、言葉。透明感あふれる文体で綴る至高のロングセラー青春小説。吉川英治文学新人賞受賞作。

透き通る歌声で歌われた失恋ソングには、透明感溢れる文書で書かれた「別れ」をテーマにした小説を。
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砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった…。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。

このおとぎ話は、昔から何度も読み返している大好きなお話です。
この物語を読んでいて終始湧き上がるのは、まだ終わってほしくない、淋しくて仕方がない。でも出会えてよかった。という、切ない充足感とほんの少しの物足りなさです。
始まりの瞬間から、心のどこかであぁいつかこのお話は終わってしまうんだと、お気に入りのほんのり甘いアメを大事に舐めているような感じ?
思わず本の中の王子に語りかけてしまいたくなるような気持ちが、『星に願いを』の夜空を見上げたくなる気持ちと。そしてお気に入りのアメちゃんたべてる時の感覚、物語の終わりを感じながら大事に味わう気持ちがこの曲にリンクしました。
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この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

できそこないの主人公たちの必死の努力で活路を見出すというテーマであれば、amazarashiの楽曲だなという発想から択んでみました。名曲なので聴いていただきたいです。
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魔犬の呪いから逃れるため、パパが遺した別荘で暮らし始めたオパール、琥珀、瑪瑙の三きょうだい。沢山の図鑑やお話、音楽に彩られた日々は、琥珀の瞳の奥に現れる死んだ末妹も交え、幸福に過ぎていく。ところが、ママの禁止事項がこっそり破られるたび、家族だけの隔絶された暮らしは綻びをみせはじめる。

不穏で不均衡な世界で、失われたものへの哀惜が響き合います。
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35歳。起業した太郎は年収同等のポルシェを購入。だが自慢の愛車で得体の知れないものを運ばされるはめに。向かうのは欲望か、死か?堀江貴文氏も推薦する、芥川賞作家の超話題作。

北朝鮮の階級社会がテーマなので、
もはや歌をつけていいかも迷ったが...

「夢はなくとも希望はなくとも 目の前の遥かな道を」が、全体の雰囲気にあっている。

「手を汚さず奪うんだよ」
「誓いは破るもの 法とは犯すもの」
家族や友人にすら密告されうる、恐怖政治の国。

「無性に腹が立つんだよ
自分を押し殺したはずなのに」
そうじゃないと生きていけないからねぇ。

どん底の中のパワー。
最後のフレーズとあのシーンがぴったり。
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僕は捨て子だ。その証拠に母さんは僕にへその緒を見せてくれない。代わりに卵の殻を見せて、僕を卵で産んだなんて言う。それでも、母さんは誰よりも僕を愛してくれる。「親子」の強く確かな絆を描く表題作。家庭の事情から、二人きりで暮らすことになった異母姉弟。初めて会う二人はぎくしゃくしていたが、やがて心を触れ合わせていく(「7’s blood」)。優しい気持ちになれる感動の作品集。

本を読み終えたあととこの曲を聴いたあとにすぐ頭に浮かんだのが自分の母でした。

大学生になり一人暮らしをしている友達を見て、中高6年間、そして今でも朝早く起きて昼ごはんの弁当を毎日作ってくれ、洗濯や掃除もしてくれる母の偉大さに最近やっと気付きました。
弁当が地味だとか献立増やしてとか言っていた15歳の自分をタイムマシンに乗って叱りに行きたい(笑)

受け取れきれないほどの愛情を注いでくれる母はかけがえのない存在です。
すぐ不機嫌になったり好きじゃないところもあるけど、親孝行をしないとなと思いました。
普段は恥ずかしくて感謝は伝えられないけど、結婚式のスピーチでは泣いてもらえるようにがんばりたいと思います。
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高度知的無機生命体・機械兵に支配され、人口の95%が失われてしまった世界。放浪の旅をするエリサとゲイツは、幼き最高司祭者・サヤが統べるアオキ村へと辿り着く。当初は村人たちと距離のあった2人だったが、次第に打ち解け村を挙げての祭りに招待される。そんな折、村の近くで機械兵の残骸が見つかり―。

残酷な世界に生まれ落ちてしまった物語の主人公と、そんな彼らの心情をストレートに語る音楽がマッチしています。
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隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった...。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車―人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。

結婚式前に寝取られた翔子さんに捧ぐ
"まあいっかと割り切れなければ
とっておきの笑い話にしよう"
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殺された妻の仇を討つため非合法組織【令嬢】の社員として働く「鈴木」。復讐の機会をうかがっている最中、そのターゲットが何者かに殺され...。ナイフ使いの「蝉」、自殺させ屋「鯨」、そして謎の男「押し屋」を巻き込み、復讐劇は予測不可能な未来へ突き進む――

「回送電車は、まだ通過している。」
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さぁ、起きらんね! 日本の宝の島を、三人の幼馴染が駆け抜ける。超弩級の才能が放つ青春と革命の一大叙事詩!!

40数年前の沖縄、主人公たちが求めていたものとは?そのためにどこへ向かう?
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草は刈らねばならない。そこに埋もれているもは、納屋だけではないから―。長崎の島に暮らし、時に海から来る者を受け入れてきた一族の、歴史と記憶の物語。第162回芥川賞受賞作。

♪街角のあのお店も 遠くになるわ
 二度と出来ないの 素晴らしいあの愛は
草が茂るたびに埋もれた納屋のその先は過去か?未来か?
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最愛の母静子を自死で亡くした娘、有紀が人を愛する意味を取り戻すまでの物語に胸が痛くなりました。
美しい日本の四季の花と共に穏やかに語られる中で、有紀が少女から女性へと成長する姿はまさに本のタイトルの通り、シズコズ・ドーターだと思います。
静子の娘としての有紀。深い悲しみを癒すものもやはり人間の愛だと感じました。

静子が亡くなってからの有紀の心はどのような感じだったのかと考えながらこの曲を選びました。
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友人の結婚式で出会った彼女は、他の場所では全く違うプロフィールを名乗っていた―「レンタル世界」。高校時代から発明家として脚光を浴びてきた薫。しかし、薫をずっと近くで見ていた雪子は、彼女があまりに効率を重んじることに疑問を感じる―「ままならないから私とあなた」

私たちは岐路に立たされている。
合理主義の世界か、はたまた感情的な世界か。

合理的すぎると、人は無機質になってしまう。
感情的だと、人は周りに影響されて、不安定になってしまう。

どちらか一方が大切なのではなく、バランスが大切なのだ。
倫理観や価値観の違いをいかに受け止められるか。
そこから未来は築き上げられるのだろう。

効率を重視する薫に対して、雪子のささやかな反論を。ということで、この曲を選曲した。

「効率優先至上主義の 現代の億万笑者でも ねぇ」。

近未来SFのような内容と、哲学的な歌詞が噛みあってくれたら嬉しい。
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この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

25年に及ぶ大巨編完結の前編。読み終えたとき新たな決意と同時に乾いた詩情が傷ついた心を吹き抜ける。
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話題作『罪の声』塩田武士の待望の最新刊は、まさかの大泉洋に、騙される!

出版業界という海から逃げ去る水夫=編集者たち。多くの港=読者も、灯りを消して黙り込む。

吹き荒れる嵐の中で、誰にもオールを任せぬ男、速水の逆襲が始まった!

これほどに「何を狙って付き合うんだ 何が船を動かすんだ」という問いかけが似合う主人公はいません。
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――ぼくを満たしてくれるものは、あのあつい肌と肌とのふれあい――。妖しい魅力を纏った少年、ジルベール・コクトーは抱かれることでしか心満たされず、威厳あるラコンブラード学院においても退廃的な生活を送っていた。あるのは、孤独だけ……そんな中、学院に1人の転入生がやってくる。セルジュ・バトゥール――貴族の父とジプシーの母の血を引き、黒髪ととび色の肌をした転入生。眩いばかりの純粋さで周囲を魅了する一方で、彼もまた埋めがたい孤独を抱えていた。共に孤独を抱えながら、対照的な2人は、傷つけ傷つきながらも交差する。19世紀南仏を舞台に開花する青春と愛を描いた、傑作ロマン

家柄が良く品行方正なセルジュと劣悪環境に生きた、ひねくれ者で妖艶なジルベール。真逆な人生にある二人の美少年愛。
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森見登美彦氏、推薦。本の魔力と魅力を詰め込んだ、空想の宝箱!

本が嫌いな女子高生が謎の少女と出会い、本の世界に入ってしまいます。なんでもありで楽しかったです。この曲がいいと思いましたよ(о´∀`о)
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「働き方」よりも「稼ぎ方」改革を! 安倍政権が推し進める「働き方改革」。長時間労働の是正、雇用の流動化、正規・非正規の格差解消などをかかげながらも、今までその改革の「副作用」については十分な説明がなされてこなかったのではないだろうか。そして、低成長社会、労働力人口の減少など状況が変動する中で、日本はどのようなビジョンを持ち、私たちは理想と現実のはざまでどのように働き方を考えていけばよいのか。「労働・雇用」「教育・育児」の専門家二人が未来に絶望しないための「働き方改革」を考察していく、刺激的な対談。

秩序のない現代にドロップキック♪
なんて20年前からうたわれているけれど。

「働き方改革」で浮き彫りになったのは、昭和的価値観。
「成長」が前提。
「長時間労働を個人の努力だけにとどめるな」と、本当に精神論がすきな国だよな…
大手の正社員が守られて非正規や下請けに皺寄せになりそうだなぁ。

ガンバり屋さん報われないけど♪
ってね。

この本に指摘されたように
「残業が減らないのは、労働者が真面目で責任感が強い」ってすごく贅沢な悩みではないか、日本??

知識と教養と名刺を武器にあなたが支える明日のニッポン♪


教育レベルもなんだかんだ高めだし。

「少子化はそもそもなぜ問題なのか?社会を回していくのに必要な人数は?」という問いのたてかたがよかった。
「働き方改革」を通じて、前提を疑い、目指す場所はどこか?と言語化し続けたい。
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あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

今日の荘厳でありながらかわいい雰囲気がお城の雰囲気にあっていると思ったのと、精一杯生きようとしているところやただ一つの願いというところが小説のテーマの一部と重なると思いました。
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今や誰だって言葉を発信できるし、どんな人だって言葉を受信できる。そんな現代に「特別な私」はどこにいる?かわいい。死。切なさ。愛。混沌から生まれた言語は、やがて心に突き刺さり、はじける感性が世界を塗り替える。昨日とは違う私を、明日からの新しい僕を、若き詩人が切り開く。萩尾望都ら21名の漫画家・イラストレーターと中原中也賞詩人が奏でる、至福のイラスト詩集。

言葉は無限で、未熟だ。
誰も使い切ることが出来ない。
黒々とした流体だからだ。

語り手と読み手は、若さゆえの脆さと毒の泥に汚染される。擬似的に無限の命を授かり、宗教的な偶像に変容する。

楽曲もそれに伴い、虚構性と詩的な意味合いが強いpollyを選ばせてもらった。越雲龍馬の歌声は男性でも、女性でもない。彼独自の音声だ。結果的に浮遊感が強まったと思う。

泥の上澄みをとらえて、無我夢中で不格好な「キャラ」を拵えた。宇宙も空も星もみな、言葉でできた虚構(まがいもの)だ。実体も質量もない。消費されない限り、半永久的に生きるものだ。

未熟であるからこそ、泥人形は光を放つ。虚構の海のなかで生きる君を、努力不足だと誰が嘲笑うのだろうか。そのような無責任な人間がいたら、私は顔を真っ赤にして怒鳴り散らすに違いない。
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