出版社の営業部員・馬締光也は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書『大渡海』の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。そして馬締がついに出会った運命の女性。不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作!

西岡さんのウソップ的活躍に涙しました。
"いつか一緒に夢を叶えるって決めたこと 名画のように胸の中 輝いてるよ 強く強く"
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今では「古典」となりつつある鴎外の名高い短篇小説『舞姫』を井上靖の名訳で味わう。訳文のほか、原文・脚注・解説を付して若い読者でも無理なく読める工夫を凝らした。また資料篇として、ベルリン留学時代の鴎外や「舞姫」エリスの謎についてなど、作品の背景を探る代表的文献を紹介。読みごたえのある名作をさらに深く味わえる一冊。

いつの日か笑えるように 君の名は伏せるよ匿名を使って♪

ロザリータ(仮名)って、エリスじゃ?とふと感じた。
舞姫も著者の体験を元にした小説というし、
「君を歌うロザリータ」ならぬ「君を紡ぐエリス」ってか。

どこかで君からの言葉を期待して過ごしている♪
と、受け身で、どこか依存気味な男だろうなぁという印象の歌。

この部屋の鏡に映る退屈な男
君の部屋の鏡ならマシに見えたのに♪

と、異国の地では、国や親の言いなりになっていた自分に気付いたぜ!と新しい自分になれた気がしたんだろうけれど、
帰国したらやはり出世を選んでしまう、自立していない男だろう。

なんとなくエリスに別れを告げられず、ウジウジしているシーンとかぶった。
本能で離れがたかったんだろうなぁという感想だったし…
「下品に濡れる果実」に魅せられたじゃないけど。

最後の相沢への想いが、自立していない人間だなぁと思う何よりの一文だ。
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きみは一人きりじゃない きみは失敗作でもない きみは何かを譲れる人の鑑になるような人

ひとりぼっちじゃない寂しくなんかない ― バンビ(伴 正行) 
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我が家の嫁姑の争いは、米ソ冷戦よりも恐ろしい。バブルに浮かれる昭和の日本。一見、どこにでもある平凡な家庭の北山家だったが、ある日、嫁は姑の過去に大きな疑念を抱くようになり…。(「シーソーモンスター」)。ある日、僕は巻き込まれた。時空を超えた争いに―。舞台は2050年の日本。ある天才科学者が遺した手紙を握りしめ、彼の旧友と配達人が、見えない敵の暴走を阻止すべく奮闘する!(「スピンモンスター」)。

自分が誰なのか分からない。もはや、この記憶が正しいのかも疑わしい。何度生まれ変わっても、あいつとの争いは避けられない。今日もどこかで怪物が目を覚ます。
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人間の信頼と友情の美しさを、簡潔な力強い文体で表現した『走れメロス』など、安定した実生活のもとで多彩な芸術的開花を示した中期の代表的短編集。「富士には、月見草がよく似合う」とある一節によって有名な『富岳百景』、著者が得意とした女性の独白体の形式による傑作『女生徒』、10年間の東京生活を回顧した『東京八景』ほか、『駈込み訴え』『ダス・ゲマイネ』など全9編。

ラストで三人が肩を組み乍、遠く輝く黄金の空を見つめているイメージで選曲しました。

メロスとセリヌンティウスのみならず、改心した暴君ディオニスとの間にも芽生えた友情に、ぴったりの曲だと思いました。
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最高です。すごいしっくりきました。その発想はなかった…
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あらゆる悩みが筋トレで解決します。筋トレ系自己啓発書登場!仕事もプライベートもダメで八方塞がり。死にてえって思ったら3ヶ月だけ筋トレしてみてくれ!超人気ツイッターアカウントついに書籍化!マッチョ社長が編み出した力尽くの人生術。

無条件にテンションが上がり、メンタルが強くなったように感じるため、この組み合わせにしました!
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就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。

タクト
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品のある気怠さから始まる両作。しばらくしてから少女は不可解な行動をとるが、その先にあるのは温かく煌めく一瞬の情景。
蜜柑が舞う姿が美しくて好きです。
曲のコンパクトなサイズも相まって、この小説にぴったりだと思いました。
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いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生。頼りだった母が突然いなくなった。残されていたのは、年賀状の束。その中に一枚だけ記憶にある名前があった。「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」マーサばあちゃんから?人生は四年ぶりに外へ!祖母のいる蓼科へ向かうと、予想を覆す状況が待っていた―。人の温もりにふれ、米づくりから、大きく人生が変わっていく。

ネタに思えたらごめんなさい。
ずっと頭の中でこれがかかってました。
食べ物を大切にする精神と、お米の大切さ、日本の主食に対する愛が感じられたので、この選曲にしました。
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はじめ「マジか!」って思ってしまったんですが、この二つをくっつけるセンス、とても好きです。
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個人的な神谷さんのイメージです。
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大人の凝り固まった常識を、子どもたちは軽く飛び越えていく。世界の縮図のような「元・底辺中学校」での日常を描く、落涙必至のノンフィクション。

大人たちは良い意味でも悪い意味でも常識や偏見を持っている。それは生きていく上で身に着けてきた処世術の賜物といえる。
でも、子どもは違う。まっさらだ。
筆者の息子は「元底辺中学校」で直面する、人種、格差、性、社会的分断についての様々な問題を自分の頭で考え、行動し、柔軟に自身の枠を広げて自由になっていく。実に頼もしい。
「変わる変わる変わる変わる ワンダーラストがまた遠くで呼んでいる」
ワンダーラストは「旅行への強い情熱」の意。
子どもたちは成長という旅へ情熱を傾け、今日も世界と対峙し、止まることのない前進を続ける。
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あいたい―ライオンと鳥がたどる、せつなく壮大な物語。

「ひゃくじゅうの王じゃなくたっていいんだよ。おれはただ、あんたといたいんだ」

なんとなく、この人とはまた会えそうだ、という予感は時折ある。共にいる時間を稼ごうと執着しなくとも、自然と道が重なっていく。そんな関係が素敵だなと思う。
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あなたに出会ったとき、私はもう恋をしていた。出会ったとき、あなたはすでに幸福な家庭を持っていた―。私は38歳の画家、中庭のある古いマンションに一人で住んでいる。絶望と記憶に親しみながら。恋人といるとき、私はみちたりていた。二人でいるときの私がすべてだと感じるほどに。やがて私は世界からはぐれる。彼の心の中に閉じ込められてしまう。恋することの孤独と絶望を描く傑作。

「愛されるたびに 臆病になるのよ」
「あなたを失くせば 空っぽな世界ね」
愛し愛されるということは、舞い上がるような幸福だけではなく、小さな小さな孤独や絶望(この本のテーマでもある)がつきもので…。
「ウエハースの椅子」「ガラスの林檎」
愛とは甘くて脆いものである。
そういうイメージを抱き、この組み合わせを選びました。
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陸上部の名物顧問が異動となり、代わりにやってきたのは頼りない美術教師。部長の桝井は、中学最後の駅伝大会に向けてメンバーを募り練習をはじめるが...。元いじめられっ子の設楽、不良の大田、頼みを断れないジロー、プライドの高い渡部、後輩の俊介。寄せ集めの6人は県大会出場を目指して、襷をつなぐ。あと少し、もう少し、みんなと走りたい。涙が止まらない、傑作青春小説。

走るといえばこの曲!
桝井くんになったつもりで聴くと励まされているような感覚になりました。
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密室で決定されたオリンピック代表選考に納得のいかない要一は、せっかくの内定を蹴って、正々堂々と知季と飛沫に戦いを挑む。親友が一番のライバル。複雑な思いを胸に抱き、ついに迎える最終選考。鮮やかな個性がぶつかりあう中、思いもかけない事件が発生する。デッドヒートが繰り広げられる決戦の行方は?! 友情、信頼、そして勇気。大切なものがすべてつまった青春文学の金字塔、ここに完結!

自分はまだできる!と鼓舞する力強い曲です。

飛び込み台の上に立ったら、後は己との戦いだ。

精神を研ぎ澄まし、自分だけの飛込をするまでに流れてきそうだと思いました。
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死刑廃止の国際的な趨勢に反し,死刑を存置し続ける日本.支持する声も根強い.しかし,私たちは本当に被害者の複雑な悲しみに向き合っているだろうか.また,加害者への憎悪ばかりが煽られる社会は何かを失っていないだろうか.「生」と「死」をめぐり真摯に創作を続けてきた小説家が自身の体験を交え根源から問う.

私は死刑制度に賛成だ。世の中には、人の痛みが全く分からない人間がいる。彼らのために幾ら時間を割いても無駄だ。ただ人権を理解するだけではどうにもならないのだ。それを「一方的な暴力」と呼ぶならば構わない。純粋悪は確かにあるのだから。
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「なのに覚えてないんだ 昨日の夜の魔法を あぁなんてもったいない」
「エウレカ!」ばりに、色々ひらめくのに、覚えていないのは、我ながらもったいない。
ひらめきも、うれしいことも、ぜんぶ
「ちゃんと覚えてるんだこんなに」といえるくらいメモ魔になる。
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「すみれがぼくにとってどれほど大事な、かけがえのない存在であったかということが、あらためて理解できた。すみれは彼女にしかできないやりかたで、ぼくをこの世につなぎ止めていたのだ」 「旅の連れ」という皮肉な名を持つ孤独な人工衛星のように、誰もが皆それぞれの軌道を描き続ける。 この広大な世界で、かわす言葉も結ぶ約束もなくすれ違い、別れ、そしてまたふとめぐりあうスプートニクの末裔たちの物語。

「ああ、愛は正体を少し見せて

また薄いカーテンの向こうへ消える」

この曲のサビで極めて象徴的な一節である。

愛が如何に「掴み取る」ことのできない実態を持たぬものか、

愛が如何に人に劇的なものをもたらすか。

愛とは一体なんなのだろうか。

「ぼく」は「すみれ」という愛を、すみれは「ミュウ」という愛を、「ミュウ」は「愛」というものの正体を探している。

それは複雑で困難な行為である。

しかし、もしかすると愛はふとした時に向こうからやってくるものかもしれない。

それを続けていさえすれば。
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あなたにとって目に見えるものが全てですか?
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愛とは、覚悟だ!

「だけどこれだけは承知していてくれ 僕は君を不幸にはしない」
「太陽が一日中雲に覆われてたって 代わって君に光を射す」

「愛され」を説く本は数あれど、意外と「愛する」を説く本は見当たらないような。
「愛する」とは、自分の意思で、覚悟を決めること。自分のレベルアップをしつつ笑、相手に「与える」行為なんだろうなぁ...

同じアルバムで、「どこまでいけばたどり着けるのだろう」なんて歌いながら、着地すべきところに着地した感がある。
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