色のない世界から色のある世界へ。大事なことは、少し遅れてやってくる、十数年にわたって書かれた18篇のピース。

広島の炎も、震災の制御棒も、記憶の穴の中に吸い込まれては、消えてゆく。かつて、記憶には色があった。でも今は『無彩色』だ。
ここではないどこかを常に求める私は、愚かだろうか。
まだ見ぬ未来に思いを馳せても、少し位構わないと思っているのだが。
平和の象徴の鳩が咥えたオリーブの枝が、新たな心の中に空洞を抱えた人々の心を癒しますようにと、願わずにはいられない。

『きみに視えるかな ぼくのハートは幾何学模様』

頭に穴が空いた男の記憶を辿れば、きっと幾何学模様の記憶、万華鏡の世界が現れてくるのだろう。
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肉親の失踪、理不尽な死別、名前の忘却...。大切なものを突然に奪われた人々が、都会の片隅で迷い込んだのは、偶然と驚きにみちた世界だった。孤独なピアノ調律師の心に兆した微かな光の行方を追う「偶然の旅人」。サーファーの息子を喪くした母の人生を描く「ハナレイ・ベイ」など、見慣れた世界の一瞬の盲点にかき消えたものたちの不可思議な運命を辿る5つの物語。

5編の短編すべて、何かしら「発見」しているので、
収録曲すべてが、何かをみつけている…このアルバム「DISCOVERY 」の表題作を!

特に
大切な人を失くして時が流れ忘れ浮かばれんがDISCOVERY♪→
「ハナレイ・ベイ」息子を亡くした女性と重なったかなぁ。

「どこであれそれが見つかりそうな場所で」
ラスト、ある意味で
振り向かずにDISCOVERY♪

「日々移動する腎臓のかたちをした石」
運命のひとは3人しかいないと父親に言われた男性が、見つけたのは…

「品川猿」
最近自分の名前を思い出せない…。
名前とともに、彼女が見つけた真実は。

「偶然の旅人」
本当は不思議じゃないことを、人は不思議!と、勝手に関連付けているといわれれば、それまでだが。
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砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった…。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。

歌詞に込められた今の社会への不満と王子さまの気持ちが似ているなと思いました。
子どもっぽい言葉の歌詞も王子さまらしいです。
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時代を超えた巡り合わせ、運命とも呼ばれる繋がりを感じられる作品
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父親は借金を作って失踪し、母親は恋人と再婚することに。15歳で独りぼっちの立石花は、船橋で暮らす決断をする。それから12年、書店の店長をやり、恋人との結婚を考えながら暮らす花に、再び悲しい予感が...。だが彼女は、暗闇の中にいても、光を見つけていくのだった。

違和感のある未来に「NO」を突き付けた時、主人公の脳裏を過っていたであろう曲。『「違うこと」をしないこと』という、作者のエッセイのタイトルも連想した。
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いい匂いがする人、いい匂いがする所には、たくさんのいいことが集まってくる。香りは、脳、体、心に作用するから、みるみる変わるのです! いい匂いがすると、脳、体、心が喜ぶ。そして、その場の空気が一瞬で変わる! なんとなく疲れる、なんだかうまくいかない・・・それは、“匂い環境”が悪いからだったのです。 生活の質も、運気も上げる、匂いの活用術45を一挙公開。 恋も仕事も人間関係も、「香り」の力でうまくいく! ○自分に似合う匂いを見つけ、「気」を整える。 ○落ち込んだり、しんどいときは、好きな匂いを嗅ぐ。 ○年齢に合った「モテる香り」を身に着ける。 ○どんなに好きでも、強い匂いは使わない。 ○家庭内、社内……雰囲気が悪いときは、換気&アロマスプレーで効果テキメン! ○大切な人への手紙や贈物には、香りのスプレーをひと吹き。 ○鼻呼吸で体を活性化させ、体臭を抑える。 ○お店を繁盛させたいなら、店の匂いを改善する。 ○ひのきのオイルで、家に沁みついた匂いをとる。 ○玄関、トイレ、キッチン……場所ごとに、使う香りを変える。 ○「物忘れ」「うつ」「介護疲れ」「睡眠不足」「ダイエット」に、アロマ。 「“美人じゃないのにモテる人”は、必ずいい匂いがする」「第一印象は、実は“匂い”が決めていた!」 「“運命の赤い糸”とは、匂いの相性のいい人のことだった!」「ニオイ環境が悪いと、イライラして性格も悪くなる」「匂い環境がいいと、好意的な人が周りに増え、交渉事もうまくいく」「いい匂いがする店ほど、繁盛している」「いい匂いのする家はトラブルが少ない」「ケンカの多い家は、必ず、ニオイ環境が悪い」「もの忘れ、うつ、介護疲れから、ダイエット、学力アップ、いい睡眠にまで、劇的に“効く”匂いがある」 ――などなど、私たちの日々は、気づかないところで大きく匂いに左右されています。 恋も仕事も人間関係も、「香りのパワー」で魔法のように変えていくことができるのですから、一日も早く「いい匂い生活」を始めたいですね。 安くて簡単にできる、「痩せる」「美肌になる」「リラックスできる」「酔い止めやつわりに効く」「加齢臭を消す」「認知症に効く」アロマスプレーの作り方も紹介。

香りは記憶とダイレクトにつながっているという話で、

あなたと同じ香水を街の中で感じるとね
一瞬で体温蘇るから ついていきたくなっちゃうの♪

即座に浮かんだこの大好きなフレーズ。

実体験としてわかるよ…
恋人と同じ香水をつけている人を即座に嗅ぎ分けるくらいには、嗅覚はいいのだ。(私は麻薬捜査犬か。)
尾行はしないけどw

たくさんの香りを嗅ぎ分けられる人ほど記憶力がいい、というのも、我が身に当てはめて納得。
嗅覚もさることながら、気持ち悪いほど記憶力が良いw

香りを嗅ぐうちに衰えた記憶力も良くなるとのことで、
持ち前の武器を鍛えるべく、さらに香りを極めようと思えた。

(あぁ‥原曲を探せなかった)
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無気力系男子・岳文が恋に落ちるのはいつも一瞬、そして全力―第160回芥川賞受賞作家がおくる、ピュアで無謀な恋愛小説!

インドのプールで女子にドボン!された主人公とオールスター水泳大会で歌った荻野目洋子さんのこの曲とが重なった。
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万国の労働者団結せよ
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ナポレオン軍と戦うため、面白すぎてどうにかなる呪いの本を作る話です。このグループがいいと思いました(*´∀`)
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完全に女性向きです。
男性は女性の本音を知って
ゲロを吐きたくなるかもしれないので
読まないほうが身の為です。
が、もし
"彼女/奥様が急に
滅茶苦茶素っ気なくなった理由"
を知りたかったら、
トイレに籠城して読むことを
オススメします。


さて、女性陣。
これを読むおすすめのタイミング。
例えば
"そういえば自分の彼氏が
聞いてもいないのに(これ重要)
元カノまじで愛してました話を
酒にのまれて(これ重要)
バーバー言い出したことを
突然思い出して
無性に腹が立って来た"
みたいなそんな時です。

曲は少女S(SCANDAL)や
跪いて脚をお舐め(ALIPROJECT)
と迷いましたが
やっぱりcoccoのコレが
一番パンチがあって
この本のパンチ強さに合ってると。

(ていうか、切実に
誰か投稿しようよ、連続とか怖いよ)
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この物語、ほんとうは、子どもたちに聞かせるような話ではないのです...「ハンメルンの笛吹き」「ピノッキオ」「にんじん」―笑いとざわめきと官能にみちた物語の国を、夢み、旅する、長野まゆみの残酷童話集。

「心が身体を見落とすまで 明日のない世界へ行くまで 失うひとつを数えること」という歌詞がイーイーの心情を表しているようで、聞くたびにどうしようもなく悲しくなります。愛なのかな、彼らはそれを愛と呼ぶのかな…
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刑務所で作られた椅子に奇妙な文章が彫られていた。家族を惨殺した猟奇殺人犯が残した不可解な単語は哀しい事件の真相を示しており......。(「ケモノ」)同級生のひどい攻撃に怯えて毎日を送る僕は、ある女の人と出会う。彼女が持つ、何でも中に入れられる不思議なキャンバス。僕はその中に恐怖心を取って欲しいと頼むが......。(「悪意の顔」)心の「鬼」に捕らわれた男女が迎える予想外の終局とは。驚愕必至の衝撃作!

どんでん返しがすごい短編集です。しかも怖い。ケモノという話が衝撃的でした。不思議な感じの曲がいいなと思いました( ;∀;)
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上弦の参・猗窩座と対峙する炭治郎と冨岡。その圧倒的な力に対し防戦一方の二人だが、熾烈を極める戦いの中、炭治郎は父親から教えられた「透き通る世界」の境地に到達する! 炭治郎の剣は果たして猗窩座に届くのか…!?

『黄泉竈食を行った』
『俺は数多の罪を犯した』
『肝心な時に守れなくてごめん』
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日々の生活にしのびよるファシズムの危うさ

一面、茶色の世界。抑圧された、一方的な社会の中で、はじめは抵抗を持っていた主人公も、いつしか状況に慣れてしまって異常さを忘れてしまう。

今の状況が「普通」だと、誰が言えよう?

監視社会は刻一刻と近づいているのだ。

私たちの世界に「茶色の朝」がやってくるのも、そう遠くはないのかもしれない。

かつては「アルコール依存者の夫婦」のために書かれたこの音楽を添えて、悲劇的なこの絵本のしめくくりとしよう。
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「真夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う」。わたしは、人と言葉を交わしたりすることにさえ自信がもてない。誰もいない部屋で校正の仕事をする、そんな日々のなかで三束さんにであった―。究極の恋愛は、心迷うすべての人にかけがえのない光を教えてくれる。

真夜中に輝く白い光は強烈で、それは世界が半分になるからだと彼はいった。
孤独の中で輝く星たちは美しい。誰にも知られない場所でひっそりと光る。
掛け替えのない切ない思い出と、いつもより大きな月と共に。
孤独は敵じゃない。悲しいけれど今は突き進もう。
自分の明確な意思という、道標さえあれば迷わないでいれるから。
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太宰治 -- 津軽の大地主の六男として生まれる。共産主義運動から脱落して遺書のつもりで書いた第一創作集のタイトルは「晩年」(昭和11年)という。この時太宰は27歳だった。その後太平洋戦争に向う時期から戦争末期までの困難な間も、妥協を許さない創作活動を続けた数少ない作家の一人である。戦後「斜陽」(昭和22年)は大きな反響を呼び、若い読者をひきつけた。(青空文庫図書カードより)

道化師だって人間だ。
人は、自分の本心とは違うことをしているうちに少しずつ心が麻痺していくのだと思います。ただの最低な男の半生記として読むのではなく、自分の中の葉蔵をいつも探してしまいます。
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宝来家で飼われているネコ兄弟、チマキ、ノリマキ。複雑な関係だが仲がいい家族のために、息子は体によくて美味しい料理を作り続ける

桜川くんのツンデレに翻弄されるカガミさん、そんな彼を生温かい目で観察する猫たちの姿が浮かぶ。

「神様、彼に愛のレシピ、伝えられるでしょうか?」
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横浜市郊外のごくふつうの家庭で育ち女子大に進学した神立美咲。渋谷区広尾の申し分のない環境で育ち、東京大学理科1類に進学した竹内つばさ。ふたりが出会い、ひと目で恋に落ちたはずだった。渦巻く人々の妬み、劣等感、格差意識。そして事件は起こった...。これは彼女と彼らの、そして私たちの物語である。

東大生の強制わいせつ事件をもとにした物語。
「Fuckする豚だ」に、猟奇性を感じてこちらに。

加害者と被害者は元恋人。
歪んだ自意識は、どちらの自意識?

個人的には自分が加害者と似たような思考で衝撃。
有名大学のインカレにくるような、
女子大の女(名門女子大は除く)に、あまりいいイメージがないってことで、
加害者と同じ思考だときづいてショック。。。
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この人は、独特な雰囲気があって面白いです。なんとなくこの曲があうと思いました(*´∀`)
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毎朝スカイツリーを見上げながら、水上バスで通勤する富田宝子、28歳。浅草にあるおもちゃ会社の敏腕プランナーとして働く彼女は、次から次へと災難に見舞われる片想い中の西島のため、SP気分で密かに彼のトラブルを解決していく...!やがて、自分の気持ちに向き合ったとき、宝子は―。

曲のラップパートでは「巻く」という言葉が効果的に使われ、「自分の心にねじを巻いてくれるのは自分だけ」という小説のキーフレーズを連想させる。

「頭の中はパニック」「やめる?やっぱりやる!」という辺りも、優柔不断かつ頑固な主人公の姿が浮かぶ。巻き返せ♪
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