まだ恋を知らない、大学生の蘭花と留利絵。やがて蘭花に最愛の人ができたとき、留利絵は。男女の、そして女友達の妄執を描く長編。

剥き出しになった願いが、破壊的な末路へと繋がる。小説とPV、それぞれのラストが重なった。
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僕は捨て子だ。その証拠に母さんは僕にへその緒を見せてくれない。代わりに卵の殻を見せて、僕を卵で産んだなんて言う。それでも、母さんは誰よりも僕を愛してくれる。「親子」の強く確かな絆を描く表題作。家庭の事情から、二人きりで暮らすことになった異母姉弟。初めて会う二人はぎくしゃくしていたが、やがて心を触れ合わせていく(「7’s blood」)。優しい気持ちになれる感動の作品集。

本を読み終えたあととこの曲を聴いたあとにすぐ頭に浮かんだのが自分の母でした。

大学生になり一人暮らしをしている友達を見て、中高6年間、そして今でも朝早く起きて昼ごはんの弁当を毎日作ってくれ、洗濯や掃除もしてくれる母の偉大さに最近やっと気付きました。
弁当が地味だとか献立増やしてとか言っていた15歳の自分をタイムマシンに乗って叱りに行きたい(笑)

受け取れきれないほどの愛情を注いでくれる母はかけがえのない存在です。
すぐ不機嫌になったり好きじゃないところもあるけど、親孝行をしないとなと思いました。
普段は恥ずかしくて感謝は伝えられないけど、結婚式のスピーチでは泣いてもらえるようにがんばりたいと思います。
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だまされる才覚がひとにないと、この世はかさっかさの世界になってしまう。――星の見えない村のプラネタリウムで拾われ、彗星にちなんで名付けられたふたご。ひとりは手品師に、ひとりは星の語り部になった。おのおのの運命に従い彼らが果たした役割とは? こころの救済と絶望を巧まず描いた長編小説。(講談社文庫)

『まっくろくておおきなもの』の正体は、暗くて深い石炭袋だったのかもしれない。タットルとテンペルが落っこちたそれは、熊のかたちをしていた。

ひどくゆがんだ大嘘つきに救われた人も、きっといたことだろう。優しい嘘つきは語り部のはじまりなのだから。彗星の名前を授かったふたごは、人を救った流れ星でもあるのだ。
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Twitterフォロワー数13万人超(2017年4月時点)、恋愛や人間関係、人生観をするどく考察する人気ツイート、書籍化。 寂しさを感じたり、自信を持ちにくいときに読むとすっきりします。

胸が張り裂けるような想いをもたらす、人・モノ・約束。その全てを糧にして、正しい道と、負けない術を探す。
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ニューハンプシャー州の小さな町で育ったジョージとエミリー。やがて2人は結婚するが9年後…。
ラスト近く。死者たちの前で涙を流しているであろう、さる登場人物を想っていたらこの曲が流れてきた。
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「愛する人たちともいつまでもいっしょにいられるわけでもないし、どんなすばらしいことも過ぎ去ってしまう。」
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「私」は、鎌倉の海で出会った「先生」の不思議な人柄に強く惹かれ、関心を持つ。「先生」が、恋人を得るため親友を裏切り、自殺に追い込んだ過去は、その遺書によって明らかにされてゆく。近代知識人の苦悩を、透徹した文章で描いた著者の代表作。

『こゝろ』は学生時代「読まされた」からのっぺりとつまらない印象が残っている人も多い。けれど、淡々とした文章の中でこの曲のように「付き纏う不安と焦燥」や「人の汚い感情」を表現した実は激しい物語だと私は思っています。
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意固地なプライドの塊を抱えていた僕は、爪と目しか映らない君が待つドアに手を掛けたんだ。
醒めない幻。恋に堕ちた。
互いの夢を混ぜ合わせた海水は、ミルクブルーに輝いていたんだ。
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十三歳で遊女となるべく売られた少女。“緋桜”と名付けられ、身を置いた世界は苦痛悲哀余りある生き地獄だった。戦前、戦中、戦後、三つの時代の謎の身投げの真相は“幽女”の仕業か、何者かの為せる業か。謎と怪異に満ちる地方の遊郭を舞台に、ミステリランキングを席巻した“刀城言耶”シリーズ第六長編、文庫降臨。

昔の遊郭が舞台のホラーミステリーです。そこで働かなければならない人達の苦しさが書かれてます。このグループにしました(*´∀`)
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今日、あの場所に行かなければよかった?どう動けばよかった?何を言えば?言わなければ?

答えなんか、誰も知らない。
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違法薬物の売人たちが次々と殺され、騒然とする街・渋谷。トラブルメーカーの友人翡翠からある情報を託されたことで、いくつもの集団から追われる身となった17歳の家出少女・ジョウは、傷つきながらも必死に活路を開いていく。追っ手は何者か? 情報の正体は? 全てが見えたとき、彼女は起死回生の一手を放つ──。

本の作者です。
執筆中は大抵音楽を聴いているのですが、「クロム・ジョウ」は例えばこんな曲をBGMに執筆していました。
皆さんは読書中、どんな音楽をイメージされましたか?
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11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凛々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎...。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。「階段島」シリーズ、開幕。

透き通るような歌声が世界観とマッチ。
夏も夜も青春もきっと群青色だろう。

また、歌詞の「さよならだ人類」や
「この星を爆破したい
 君を消せるだけでいい
 今しかない、いなくなれ」なども
題名に通ずるものを感じる。

そして何よりも、辛く苦しい青臭さは、
七草と真辺の関係に近いと思った。

たとえ、人には理解できない形だとしても
これはどうしようなく不器用な愛なのだ。
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男性、女性、どちらになるか自分で選べる惑星の話です。この曲がいいと思いました(*´∀`)
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あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

ファンタジックな雰囲気、優しいけれどちょっぴり切ない歌詞とメロディが、読み終えたときの気分にぴったりです。
前を向いてそれぞれの道を歩き始める彼ら彼女たちへの、ささやかな祝福・応援ソングになりそうです。
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刊行から10年以上。

「続ける」というシンプルなテーマはブレずとも、更に経験値を積み上げ、言葉はより深みを増す。そして天狗の輝きも...
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大阪最大の繁華街、ミナミのキャバレーで働く「吉田」は、素人臭さの残るスナックのチーママ「みさを」に出会い、惹かれていく(「地下の鳩」)。オカマバーを営む「ミミィ」はミナミの人々に慕われている。そのミミィがある夜、客に殴り掛かる(「タイムカプセル」)。賑やかな大阪を描いて人気の著者が、街の「夜の顔」に挑んだ異色作。

古びたビルが立ち並ぶ、埃っぽい街を彩るネオン。暴力と報われない現実が厭というほど書きなぐられいて、スプレーで書かれた落書きを見つめているようだ。こんなに退廃した世界でも、人は生きていられる。生きる気力さえ保てることが可能ならば。どん底を彷徨う小説にはとびきり明るい曲を。暗がりには光を。それが唯一私が与えられる救い。
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人と同じくらい知性を持ったイルカやチンパンジーが出てきて戦争する話です。チンパンジーがかっこいい。この曲がいいと思いました(*´∀`)
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1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年...。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。

亮司の想いが歌詞のようであって欲しいと思っています。
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重い障がいを持つ子供の家族や、学校の漫画です。障がい者の居場所をつくるための昔の人達の苦労を、ほくも現実にききました。母の愛は凄まじいです。(*´ω`*)
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15世紀イタリア。中世以降、覇権をめぐってたびたび戦火が広がるなか、各国の君主たちは芸術を保護し、「ルネサンス」と呼ばれる古典の復興運動が巻き起こっていた。その時代に活躍した万能の天才、レオナルド・ダ・ヴィンチ。彼が生涯をかけて解明し続けた、自然の洞察についての極意が詰まった遺稿の数々を漫画化。

‪ダ・ヴィンチの人生の記録。文庫の方は情報量がずっと充実しているのだろうけど、漫画でも充分得るものは多かった。‬

‪芸術家は自分と向き合うため基本的には孤独でなくてはならない。‬
‪批判は拒まず受け入れその上で自分で判断する。‬
‪大抵の困難は努力で突破できる。‬

天才ダ・ヴィンチが考えていたことが僕たちに届いてくる。
「世間からは得体の知れない存在として見られているが、私は天使でも悪魔でもなく、みんなと同じ普通の人間なんだ」という趣旨の言葉が印象に残った。

星野源のこの曲は、音楽の可能性と本質、普遍性について歌っていて、ダ・ヴィンチの本質を見通す感性に近いと思う。星野源もクロスカルチャーの人だし、たゆまぬ努力と自由な遊び心を持っている。

一粒の永遠が、絵に、音楽に宿るのだ。
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