政治家の娘の誘拐×二十年前の児童誘拐。誰が誰のためになぜ仕組んだのか!?ふたつの事件に関わりのある五人の告白から、思いもよらぬ真実が浮かび上がってくる!!期待の新鋭が放つ長篇ミステリー。

この物語には、ある政治家が出てきます。その政治家はとても雄弁です。そして、彼がテレビに登場するときに必ずかかる曲があります。曲のタイトルこそ出してはいませんが、私の脳内ではこの曲がかかっていました。
この曲を大好きだと言った政治家が過去にいらっしゃいましたね。その方のCМでも、この曲が使われていました。私の勝手なイメージです。物語は、ある政治家と一人の少年の戦いです。章を読み進めるごとに真実が見えてくる。
そして、絡まり合った糸がほどけたとき、最後に奇跡がおきます。
0
0件のコメント
僕はこの小説で「飢え」を擬似的にではありますが潜り抜けた感じがしました。
「飢え」と「戦争」がもたらす極限状態。それらを内側から描いています。
この物語に感じたのは「静けさ」です。どこまでも静かで、どこにも到達しない絶望感が終始漂っている。
それがある種キリスト教の荘厳さとリンクする部分があって、戦争が呼び起こす人間の野蛮さとその状況が要求する神秘性が共存した文体となっています。
読み進めるのはキツイですが、一度は読んでおいた方が良い作品だと思います。
0
0件のコメント

銀木犀の繁の中には、ちょうど少年ひとりが身を屈めて休むことができる隠れ処があった...樹木に蔽られた古い庭に通う燈水のまえに現れた奇妙な少年は誰?降り続く雨の中、樹に沈みゆく燈水を描いた、文庫オリジナル作品。

足から溶けてしまった少年。
半永久的に降り続く雨。
鉛のような泥の中に埋もれ、鳥になる夢を見る。
『単純な僕を騙すように 幻想と現実が交じっていく』
長雨の中を歩くような気怠い曲調といい、恐ろしいほど小説と重なっている。
0
0件のコメント

世界が重素の海に沈んだ災厄「大洪雲」後―人間はわずかに残った島々で、空中を漂う浮獣を生活資源に暮らしていた。トリンピア島で怠惰に生きる少年リオは、年上の女性ジェンカから浮獣を狩るハンター「翔窩」に勧誘される。両親を見返すため渋々仕事を始めたリオだが、シップに乗り、浮獣を狩る楽しさに徐々に目覚めていく。だが古の浮獣グリースに話しかけられてから、リオは世界の成り立ちに疑問を抱きはじめるのだった。

"It's always darkest before the dawn"主人公のこれ以上ないくらいどん底な面持ちから冒険が始まる。そこから成長あり、挫折あり、再起ありの物語の中、雲霞かき分けて往く旅路にマッチした曲調になっていて、エンドロールとともに聞きたい一曲。
0
0件のコメント

愛は祈りだ。僕は祈る。僕の好きな人たちに皆そろって幸せになってほしい。それぞれの願いを叶えてほしい。温かい場所で、あるいは涼しい場所で、とにかく心地よい場所で、それぞれの好きな人たちに囲まれて楽しく暮らしてほしい。最大の幸福が空から皆に降り注ぐといい。「恋愛」と「小説」をめぐる恋愛小説。

愛で飯は食えないんですけど。
飯は愛でできてるんですよね。
金と愛、どっちも欲しいって人しか信用出来なくなった人が読むための本。
0
0件のコメント

夫や両親、友人との関係を次々に断っていく美君。幼い娘が残り...。日本の孤独死事件をモチーフに台湾文学界の異才が描く「現代の肖像」。

この作品を読んでいて、トレント・レズナーの歌声が頭の中で、ずっとリフレインしていた。特に、ジョニーキャッシュのカバー曲"Hurt"が一番ピッタリと作品のヒリヒリする感覚に合う。ぜひ一緒に聴いてみてください。絶対に合うと思います!
0
0件のコメント

柏原第二高校に転校してきた安達。真辺由宇と接触した彼女は、次第に堀を追い詰めていく......。心を穿つ青春ミステリ、第4弾。

優しい狂気が凶器と化す。捨てる者と拾う者、捨てられた者と戻したい者の思惑がぶつかり合う。
0
0件のコメント
電飾で飾られた砂糖菓子が歩く。虎と鱒が微笑んでいる。

白いカーネーションでできた橋を渡る、血液の街。裸で吊るされた家畜の姿を見たかい。
砕いた星で餌付けしようよ。口移しがいいな。子どもたちは叫ぶ。機関車みたいだ。

柩の中、女の子が髪で顔を隠して泣いている。林檎の樹が白くなった。干上がった海の色だね。

螢が瞬きをすれば、太陽。ほら目の前だよ。
あなたがわたしの名前を決める。
祝福しようよ。メメント・モリ。
0
0件のコメント

失恋した15歳の誕生日、ひろみは目が覚めたらアラビアンナイトの世界に飛び込んでいた!偶然出会った青年ハールーンにジャニと名付けられ2人は都を目指す。道中、次々と現れる追手たち。ハールーンは王宮から逃げ出した王太子だった。絶世の奴隷美少女、空飛ぶ木馬、魔法で鳩に変えられたジャニ。砂漠の行者が語る「王国のかぎ」とは?ファン待望大人気作家の初期作品が、書き下ろし短編とあとがきを収録して新たに登場!

アラビアンナイトが舞台のこの物語にぴったりな曲調だと、聞いた瞬間に思いました。
この曲に登場する旅人は、誰にも縛ることはできない傍若無人な王子ハールーンそのものだと思います。
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

自転車の漫画で面白いです。好きなキャラは御堂筋くんです。この曲がいいと思いました(*´ω`*)
0
0件のコメント

僕とクミコの家から猫が消え、世界は闇にのみ込まれてゆく。―長い年代記の始まり。

少し歪でいて、それでいて読んでいるひとの心に不思議な共感を呼び起こす。自分自身の本に魂を入れてゆき、作者と心を分かち合うというイメージで択んだ楽曲です。中村一義の「魂の本」が合うかなと。
0
0件のコメント

夏、クラスメートの代わりにミステリーツアーに参加し、最悪の連続猟奇殺人を目の当たりにした『おれ』。最近、周囲で葬式が相次いでいる『僕』。―一見、接点のないように見える二人の少年の独白は、思いがけない点で結びつく...!!すべての始まりは、廃遊園地にただよう、幼女の霊の噂...?誰も想像しない驚愕のラストへ。二度読み必至、新感覚ミステリー!!


「もし、君を失ったとしたなら
星になって君を照らすだろう」

この歌詞と誠が重なりました。

また、どちらも雪が舞台であり、
中島美嘉さんの大人っぽい
切ないような歌声が
この小説にぴったりでしたので、

この曲を選びました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎
0
0件のコメント

ピース・又吉直樹、すべての東京の屍に捧ぐ。「東京は果てしなく残酷で時折楽しく稀に優しい」いま最も期待される書き手による比類なき文章100編。自伝的エッセイ。

綺麗じゃなくていい。ドブ色だっていい。日常を彩るバラは、手の届く色になる。
0
0件のコメント
【ドラえもん×Mr.Children主題歌】
とても愛してくれたその人に心当たりはあんではないですか?♪

「おばあちゃんのおもいで」
ドラえもんの主題歌になりそうなMr.Childrenの歌で浮かんだ組み合わせがこれ!

この話大好きだったなぁ。

安らいだ未来が見えます♪
というサビは「のび太の結婚前夜」のイメージ。

過去と未来を交信する男、実は猫型ロボットのことか……?
0
0件のコメント

岬にたたずむ黒い塔。まるでお化け屋敷のようなその塔は、鎖と南京錠で封印されているはずだった。だけど、ある日、塔に行ってみると、そこには、僕が生まれる前に亡くなったおじいちゃんが住んでいた! しかもその塔には、もっと驚く秘密もあって......!? 幽霊のくせに(だからこそ?)ヘンテコなおじいちゃんとの出会いが、僕の決まりきった生活を変えていく──!! 運命を変えられた僕のびっくりするような毎日がはじまった!!

伝えられないことも、夢も、全部背負って
きっと僕らは大人になっていく
全部、唄にする
0
0件のコメント

外資系の保険会社に勤める僕・坂木司には、一風変わった親友がいる。自称ひきこもりの鳥井真一だ。複雑な生い立ちの鳥井は外部との接触を極力避け、僕を通じて世界を見ている。そんな鳥井の関心を外の世界に向けるため、彼との食卓に僕が出会った身近な謎を披露していく。大人の視点で推理し、子供の純粋さで真実を語る鳥井は、果たして外の世界へとはばたくことができるのか。《ひきこもり探偵》シリーズ第一弾!

ドラマ化されたときの主題歌です。
ボーカロイド楽曲がドラマの曲になるなんてどう言う事!?ってなりますよね。
監督がこの曲を聴き、これしか無いと思ったそう。納得の曲選です。
0
0件のコメント

駅前商店街のはずれ、赤い鳥居が並んでいるあたりに、夕暮れになるとあらわれる不思議なコンビニ「たそがれ堂」。大事な探しものがある人は、必ずここで見つけられるという。今日、その扉をくぐるのは...?慌しく過ぎていく毎日の中で、誰もが覚えのある戸惑いや痛み、矛盾や切なさ。それらすべてをやわらかく受け止めて、昇華させてくれる5つの物語。

一瞬だけでいい。
一瞬だけでいいから、もう一度、あの頃へ還りたい。
子どものころに大切に持っていた思い出。
大人になった今、記憶のタイムカプセルを開ける時が来た。
この世界の中で起こった奇跡は、春の風となって永遠に残る。
居なくなってしまったあの人の、後ろ姿を見たような気がしたから。
この世界で手に入れた、愛しい思い出たちは、抱かれて静かに息づいている。
1
1件のコメント
素敵ですね!
0
返信する

あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

ほんとっーにピッタリの曲です
是非 曲の最初から最後まで歌詞を聞いてほしい
アテ書きしたのかなっていうくらいのマッチ感
映画化したら主題歌はこれだな…
0
0件のコメント

恋愛感情のない結婚をしたうみとアミ。南海トラフ地震後の2035年、息子のアオは奈良のお茶屋に向った――。七年ぶりの新作長篇。

言葉の海、言葉が水のように流れてゆく。やっとこの小説に相応しい音楽を見つけた。

誰かこの物語の解読を頼む。
この、新感覚としか言い様のない、とめどもなく溢れ出しそうな言葉の波に、私は名前をつけることができないのだ。
0
0件のコメント

外資系の保険会社に勤める僕・坂木司には、一風変わった親友がいる。自称ひきこもりの鳥井真一だ。複雑な生い立ちの鳥井は外部との接触を極力避け、僕を通じて世界を見ている。そんな鳥井の関心を外の世界に向けるため、彼との食卓に僕が出会った身近な謎を披露していく。大人の視点で推理し、子供の純粋さで真実を語る鳥井は、果たして外の世界へとはばたくことができるのか。《ひきこもり探偵》シリーズ第一弾!

坂木に依存した引きこもりの鳥井をイメージして選曲しました。デビュー三部作の第一部。12年ほど前にこの本と出会い、坂木さんを好きになりました。
0
0件のコメント