藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う一人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき―。

 ヨルシカの楽曲に共通するどこか虚しく満たされない感情は、高校生の芦沢理帆子が抱える「スコシ・不在」という感情によく似ています。
 彼女はその頭の良さ故に理解者を見つけられず、誰と過ごしても「ここは自分の居場所ではない」と感じてしまうのです。
 舞台は夏、幾多の伏線を経て、そんな彼女はスコシ変わります。
0
0件のコメント

殺された妻の仇を討つため非合法組織【令嬢】の社員として働く「鈴木」。復讐の機会をうかがっている最中、そのターゲットが何者かに殺され...。ナイフ使いの「蝉」、自殺させ屋「鯨」、そして謎の男「押し屋」を巻き込み、復讐劇は予測不可能な未来へ突き進む――

手当たり次第証明しよう ひとつの過ちも知らない命のないこと
0
0件のコメント

天才クラシックギタリスト・蒔野聡史と、国際ジャーナリスト・小峰洋子。四十代という“人生の暗い森”を前に出会った二人の切なすぎる恋の行方を軸に、芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死などのテーマが重層的に描かれる。いつまでも作品世界に浸っていたいと思わずにはいられないロングセラー恋愛小説を文庫化!

恋愛の始まりのようにも、終わりのようにも聴こえるこの曲が読んでいる間ずっと流れてました。
0
0件のコメント
ちっぽけな自分に、何が出来るのだろう。
半端な頭で考えた。

理不尽な暴力に抗うほどの能力を、私は持っていない。
ただ祈ることしかできないのだ。

偽善者と言われても、仕方がないことだ。
被害を忘れずに、少しずつ燈を灯してゆくしかない。

灯し続けた先に、光が見えてくるはずだから。
どれほど先が真っ暗でも、私たちは信じることしかできないのだ。

彼女は自分に出来ることは何かを常に考え、追求してきた。
差別する側だと自覚した時、どんな気持ちだったのだろう。
人は過ちを認められない生き物だ。
その他大勢の傍観者の視線を振り切って、彼女は現実に向き合う勇気を得た。
 
今度は私たちが、その道を辿る番だ。
0
0件のコメント

藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う一人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき―。

これはすきな曲です。なにが合うかなと考えたら、辻村先生のこの本がうかびました
(*´∀`)
0
0件のコメント
天才となったチャーリィは、知能を得た代わりに孤独になった。知識だけが、人の幸福だろうか。

お金も地位も名誉も、知識でさえも、適切に使う「心」があってはじめて、うまく成り立つのだ。欠けてしまっては意味がないのだ。

彼が明け渡した「大切なもの」は、最期になって取り返されたものだと信じていたい。
2
2件のコメント
音楽はもちろん笑、この本も名作ですよね。主人公が吸収した知識=知らぬ間に築いてた自分らしさの檻、かなぁなんて。
0
返信する
Moecoさん、コメントありがとうございます。おっしゃる通り、どちらも不朽の傑作です。 その解釈いいですね。外野(読者)からすると非情な仕打ちとしか見受けられないことも、彼には大切な経験でしたから。 実はドラマ(ピュア)にもなぞらえています。
1
返信する

酒浸りの元殺し屋「木村」。狡猾な中学生「王子」。腕利きの二人組「蜜柑」「檸檬」。運の悪い殺し屋「七尾」。物騒な奴らを乗せた東北新幹線は疾走する! 『グラスホッパー』に続く、殺し屋たちの狂想曲。

作品全体というより蜜柑と檸檬の戦闘シーンに似合うなあと
最後、蜜柑が檸檬を見つけるところまで。劇中歌みたいな
聞いた途端、蜜柑と檸檬だと思って。
本も曲も好きだから嬉しい
- 花緑青
0
0件のコメント

若くして死んだ一樹の嫁と義父は、共に暮らしながらゆるゆるその死を受け入れていく。本屋大賞第2位、ドラマ化された人気夫婦脚本家の言葉が詰まった話題の感動作。書き下ろし短編収録!文庫版解説=重松清。

楽しさと寂しさは隣り合わせなんだと思います。
0
0件のコメント

捨てたものではなかったです、あたしの人生―。男二人が奇妙な仲のよさで同居する魚屋の話、真夜中に差し向かいで紅茶をのむ主婦と姑、両親の不仲をみつめる小学生、そして裸足で男のもとへ駆けていった女...。それぞれの人生はゆるくつながり、わずかにかたちをかえながら、ふたたび続いていく。東京の小さな町を舞台に、平凡な日々の豊かさとあやうさを映し出す連作短篇小説。

独り、泣きじゃくりながら、
理不尽さにごちている。
誰も見ていないその後ろ。
ひっそり見守っている瞳がある。

生きているだけで幸福なのだ。
無慈悲な世界なのだから、
生きているだけで価値があるのだ。

外側は冷たい風が吹き抜けて、凍えそうだけれど、内側はからだの中のようであたたかい。

毎日誰かが死んでゆく一方、
今日も生きている。

当たり前のように繰り返される残酷な出来事に、目を背けることができるほど強くもなくて。

『きみは息をしている、』
0
0件のコメント

私立女子校中等部二年生の範子は、地味ながらも気の合う仲間と平和に過ごしていた。ところが、公開裁判の末にクラスのトップから陥落した滝沢さん(=王妃)を迎え入れると、グループの調和は崩壊!範子たちは穏やかな日常を取り戻すために、ある計画を企てるが...。傷つきやすくてわがままで―。みんながプリンセスだった時代を鮮烈に描き出すガールズ小説!

友達を鎖のように感じてしまうのは、本音を叫んでいないからかもしれない。掲示板は破り捨て、表に出ろ。
0
0件のコメント

始まりは、海外留学をかけた論文コンクール。幻の学生、『i』の登場だった。大学受験間近の高校3年生が行方不明になった。家出か事件か。世間が騒ぐ中、木村浅葱だけはその真相を知っていた。「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番――」。姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる悲劇を呼んでいく。(講談社文庫)

愛されたかった君へ。
一際大きく輝くものを得ようとして、
失敗した君へ。

言い忘れたことはないかい?
最後の晩餐は決めたかい?

藍の花束を渡そう。
羽ばたくことも叶わず、
哀を焦がして奪われた君へ、
愛の言葉を託そうか。

『愛』『哀』『藍』『i』『eye』
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

「性同一性障害」と言う言葉もなかった時代→「同性愛者=AIDS」等のデマ。【人が抱く全ての愛=多数派】のみに非ず。
0
0件のコメント

妻は、あの幻の女ではないのか。立山の宿で一夜熱く貪り合った謎の女...おぼろな残像を見合い相手に重ねた魚住は結婚した。が、新婚旅行の先々で、魚住は隠見するヤクザに気づく。この妻は...怪しい。そして、ヤクザの惨殺体が発見された。

美しき妻は雪山で主人公を救った命の恩人なのか?しかし周辺で疑惑が・・・?
0
0件のコメント

動画投稿サイトに忽然と現れた、四つの映像。『回線上の死』と題されたその不鮮明な映像には、四人の男女が残酷な方法で殺される様子が映し出されていた。悪戯?それとも本物なのか?期限付きの捜査を命じられたクロハは、映像の中の音に、奇妙なずれがあるのに気付く...。圧倒的な緊迫感と、想像を遙かに超える展開。熱狂的支持を集める「クロハ」シリーズ第二弾。

本の作者です。
執筆中は大抵音楽を聴いているのですが、「エコイック・メモリ」は例えばこんな曲をBGMに執筆していました。
皆さんは読書中、どんな音楽をイメージされましたか?
0
0件のコメント

友との誓いを胸に、少年はいま立ちあがる。 父がネット犯罪に巻き込まれて逮捕された。真犯人を捕まえるため、悠馬は友人の暁斗と調べ始めるが——。真相にたどり着けるのか!? ※この電子書籍は2019年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。

現実が苦しければ苦しいほど、人は物語を手にする。現実逃避は防衛反応であり、過度に摘発すると却って心を壊してしまう。傷ついた彼が頼れるのは、一人の優しい少年だけだった。誰が彼に、世界が幻だと言えよう?
0
0件のコメント

草は刈らねばならない。そこに埋もれているもは、納屋だけではないから―。長崎の島に暮らし、時に海から来る者を受け入れてきた一族の、歴史と記憶の物語。第162回芥川賞受賞作。

読み始めたらこのキミドリの世界が思い浮かびました。
一面キミドリの中、草を刈る姿を想像して頭がいっぱいになる感じ。
0
0件のコメント

なにがあってもいきのびること。恋人と誓った魔法少女は、世界=人間工場と対峙する。芥川賞受賞作『コンビニ人間』を超える衝撃作!

地球星人とポハピピンポボピア星人との、相容れぬ闘いと、魔法使い。
村田沙耶香という作家は、「日本一クレージー」なのではなくて「日本一純粋すぎる女流作家」なのだろう。
いつも切羽詰まっていて、誰よりも残酷で、子供の心を持ち合わせたまま、大人になった人。だからこそ、周りに合わせられずにズレが生じる。狂っていても、理解しがたくとも、そこにあるのは愛だ。いや、愛と言うにはあまりにも野性的すぎるか。
0
0件のコメント

主人公ダレン・シャン少年は、偶然に奇怪なサーカスのチケットを手に入れた。そのサーカスを見にいった夜から、彼は数奇な運命を背負ってしまう。親友の命を救うために、ダレンが正体不明のバンパイアと取り引きしたこととは...。

1巻のダレンとスティーブの悪友感がクレプスリーとの出会いを通じて壊れていく、少年の危うさと儚さが彷彿されます。ネタバレになるので詳しくは書きませんが12巻まで読むと歌詞の「身体を呪いながら」という部分を思わず深読みしてしまいます…。
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

できそこないの主人公たちの必死の努力で活路を見出すというテーマであれば、amazarashiの楽曲だなという発想から択んでみました。名曲なので聴いていただきたいです。
0
0件のコメント

ほんの出来心から携帯闇サイトのバイトに手を出したオオバカナコは、凄惨な拷問に遭遇したあげく、会員制のダイナーに使い捨てのウェイトレスとして売られてしまう。そこは、プロの殺し屋たちが束の間の憩いを求めて集う食堂だった―ある日突然落ちた、奈落でのお話。

殺し屋の生き様の激しさは激しい曲に。
0
0件のコメント