人生にもがく男性たちの、それぞれの抱える孤独の温度を浮かび上がらせる、リアルで切ない愛すべき19の物語。

地方の同調圧力と、「誰かの猿真似」、没個性で満足ですか?と揶揄するような厭世的な雰囲気と重なった。
同調圧力のバトンが印象的だったなぁ。
0
0件のコメント

自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれた少年。彼らが出会う時、新たな魂の物語が生まれる。

痛みを感じるもの同士が寄り添いあって生きる姿は苦しくも神聖だ。愛情を捧げるパートナーを愛玩動物か人形としか思わない人間もいるのもまた事実で、だからこそ苦しい。

君にも響いてくるだろう。全身に傷を受けた者しか出せない絶唱が。君にも見えるだろう。心に傷を負った者を癒す人の姿が。
0
0件のコメント

女は下、か。平等は幸せ、か。「男のくせに」と思ってしまうあなたへ。女性の中の男女差別意識をあぶり出す20章。

酒井さんのエッセーには、数多く当てはまりそうなテーマ曲。『下に見る人』などもまさにそう。

人の背に腰かけようとする馬よりも、人に腹を見せられる犬の方が、トータルでは幸せと信じたい。
0
0件のコメント

行助は美味しいたいやき屋を一人で経営するこよみと出会い、親しくなる。ある朝こよみは交通事故の巻き添えになり、三ヵ月後意識を取り戻すと新しい記憶を留めておけなくなっていた。忘れても忘れても、二人の中には何かが育ち、二つの世界は少しずつ重なりゆく。文學界新人賞佳作に選ばれた瑞々しいデビュー作。

幸せとは、周りからどう見えるかじゃなく、自分が幸せと感じるかどうか。

こよみさんと行助は、傍から見れば不幸に見えるかもしれませんが、2人にとってはきっと幸せなんだと思います。
0
0件のコメント

妻が好きすぎる夫が語る大切な人に愛を伝える方法論。ドキドキ胸が高鳴る夫婦のストーリー。

僕の心の中 君以外の女性は行方不明
0
0件のコメント

目を閉じたまま、みき子の首に手をかけていた。みき子が若く見えるのは、そうだ、このすべすべとした首筋のせいなのだ―。主役は、どこにでもいるような、男と女。彼らはどうして血の匂いを放つようになったのか。実はすべて、運命の定めだったのか。その経緯を生々しく、時には幻想的にえぐり出す短編集。

毎度おなじみ週刊新潮お化けコーナーから岩井版黒い報告書。欲に溺れて地獄を見る。
0
0件のコメント
この曲が一番クリスマス気分を味わえまっす!!アリアナの可愛らしい歌声に癒されながらリラックスして読むのは至福でした( ^∀^)
0
0件のコメント

「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人」「犯人の家族」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラーが遂に文庫化!“特別収録”中島哲也監督インタビュー『「告白」映画化によせて』。

充たされない欲望の幻想に浸かって、人のあぶくが殖えたり減ったりの繰り返し
0
0件のコメント

違法薬物の売人たちが次々と殺され、騒然とする街・渋谷。トラブルメーカーの友人翡翠からある情報を託されたことで、いくつもの集団から追われる身となった17歳の家出少女・ジョウは、傷つきながらも必死に活路を開いていく。追っ手は何者か? 情報の正体は? 全てが見えたとき、彼女は起死回生の一手を放つ──。

本の作者です。
執筆中は大抵音楽を聴いているのですが、「クロム・ジョウ」は例えばこんな曲をBGMに執筆していました。
皆さんは読書中、どんな音楽をイメージされましたか?
0
0件のコメント

幼少のみぎりに生き別れた父親を理想化し、朋美は誇らしく思っていた。ところが母親が選挙に出た際に「夫は北朝鮮の工作員ではないか」と報道され、朋美は衝撃を受ける。父親はいったい何者なのか―。母子二代、血をめぐる魂の彷徨を描く、感動の物語。

1964年の東京五輪。
「戦後復興の象徴」「日本がひとつになったイベント」という”時代”だという見方が一般的でしょう。

しかし、この小説には「(ある事情で)気を遣い合いながらテレビを見ていた」「オリンピックどころではない状況だった」人々の”時代”が映し出されています。

時代とは、物語の共有であり、集積でもある。来年の東京五輪は、果たしてどんな”時代”になるでしょうか。
0
0件のコメント

悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが...。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?

時は昭和。ある街に、悩み相談を手紙に書いてポストに投函すると、真剣に返事を手紙で書いてくれるナミヤ雑貨店があった。

軽いものから重い内容まで様々な悩みが送られ、その内の何通かにまつわるストーリー。

時空が歪み、平成にいる青年3人との手紙のやりとりから生まれる、書き手も読み手の解釈の食い違い、感情も不器用にぶつかり合うが、結果的に相談者の悩みが解決していく様が面白い。

Mr.Children『擬態』の歌詞が思い浮かんだ。「必然を 偶然を すべて自分のものにできたなら いまを超えていけるのに」。

この小説のテーマだ。
1
1件のコメント
ステキです✨✨✨
1
返信する

鏡の向こうに足を踏み入れた途端、チェス盤のような空間に入り込む――『鏡の国のアリス』の世界を思わせる「アリス・ミラー城」。ここに集まった探偵たちが、チェスの駒のように次々と殺されていく。誰が、なぜ、どうやって? 全てが信じられなくなる恐怖を超えられるのは……。古典名作に挑むミステリ。(講談社文庫)

とてもビックリしたミステリーです。え、どういうこと?て感じで、あちこち読み返しました。こういう曲があうと思いました(*´∀`)
0
0件のコメント

毎朝スカイツリーを見上げながら、水上バスで通勤する富田宝子、28歳。浅草にあるおもちゃ会社の敏腕プランナーとして働く彼女は、次から次へと災難に見舞われる片想い中の西島のため、SP気分で密かに彼のトラブルを解決していく...!やがて、自分の気持ちに向き合ったとき、宝子は―。

曲のラップパートでは「巻く」という言葉が効果的に使われ、「自分の心にねじを巻いてくれるのは自分だけ」という小説のキーフレーズを連想させる。

「頭の中はパニック」「やめる?やっぱりやる!」という辺りも、優柔不断かつ頑固な主人公の姿が浮かぶ。巻き返せ♪
0
0件のコメント

空で、地上で、海で。「彼ら」は「スカイ・クロラ」の世界で生き続ける。憧れ、望み、求め、諦めながら―。さまざまな登場人物によって織りなされる八つの物語は、この世界に満ちた謎を解く鍵となる。永遠の子供、クサナギ・スイトを巡る大人気シリーズ、最初で最後の短編集。

『スカイ・クロラ』シリーズのどれにも合うと思い、しかしそれ故にならば短篇集か、と。
0
0件のコメント

・国内最大級5,000万種超の品揃えを誇るアマゾンで欲しい物を見付けよう! ・注文したその日のうちに届く「当日お急ぎ便」を賢く使うには? ・検索を使いこなして50%OFF~90%OFFの商品を探す ・配送から受け取り、返品・キャンセルの方法も解説 ・アマゾンのスマートホンアプリ(Android/iOS両対応)を使った買い方も紹介 ・不要品を簡単に売却できる「マーケットプレイス」に出品してお小づかいゲット! ・そのほか、アマゾン上級者になるためのテクニックを満載

男鹿はベル坊を、この曲のように思っていたのではないのかな、と。「見守る」と。最後、いろんな思わせぶりだったものが、ほぼ回収されずに終わって残念(個人的には特に夏目)
0
0件のコメント

魔物のはびこる夜の森に、一人の少女が訪れる。額には「332」の焼き印、両手両足には外されることのない鎖、自らをミミズクと名乗る少女は、美しき魔物の王にその身を差し出す。願いはたった、一つだけ。「あたしのこと、食べてくれませんかぁ」死にたがりやのミミズクと、人間嫌いの夜の王。全ての始まりは、美しい月夜だった。―それは、絶望の果てからはじまる小さな少女の崩壊と再生の物語。第13回電撃小説大賞「大賞」受賞作、登場。

大切な人の子どもが産まれる。
たぶん今日、産まれる。
見たことない奥さんの子ども。
私にとって大切な人の子ども。
今日、私がゼミで発表してる間にたぶん産まれる。
とっても嬉しくて。
でも不思議で。
どうして私は知らない人の子どもが産まれることで、こんなに泣いてるんだろう。
嬉しくて嬉しくて仕方がなくて。
私にとってまったく関係ない命が、この先ずっと幸せであるようにとただただ祈ることをしたいと思いました。
なるだけ笑ってて、なるだけ喜んで、なるだけ幸せであって欲しいと思いました。
とっても可笑しい。
知らない人なのに。
でも、今の気持ちをこの先いつかまたきっと、いや絶対に、思い出したくて、ここにしるします。
よく知ってる夜の王様と、見たことないミミズクさんのお話。
きっとこの先も私と交わらない物語。
それが少しでもハッピーな色で彩られた日々でありますように。
桶の中の花の絵だけを愛でる日々が終わったとしても、
春が来たらまた花が咲くんだよ、ねえ、先生。
0
0件のコメント

あのとき交わした、たわいもない約束。10年たった今、君はまだ覚えているだろうか。やりがいのある仕事と大切な人。今の僕はそれなりに幸せに生きているつもりだった。だけど、どうしても忘れられない人、あおいが、心の奥に眠っている。あの日、彼女は、僕の腕の中から永遠に失われてしまったはずなのに―。切ない愛の軌跡を男性の視点から描く、青の物語。

同じ本に二曲つけてしまった...
「つよがり」が最も似合うのが、この小説のあおい。
Rossoにつけても良かったんだけど、
この歌は「つよがっている彼女」と、
それをもどかしく思う男性という歌で、
順正からみた、あおい...でいいかなと。
この歌は、男がつよがっている歌でもあるから、ちょっと後半がマーヴっぽいけど...

そもそも女につよがらせるな、というつよがり姫の戯れ言でした。
0
0件のコメント

夜になると、僕は化け物になる。化け物になった僕は、夜の学校で、ひとりぼっちの少女と出会う―

人はなぜ、誰かを愛するのだろう。それと同時に、誰かを忌み嫌ったりするのだろうか。

誰しも心の中に悪いものを飼っていて、その事で人は悩み、苦しむ。矛盾する感情を抑えきれずに、吐きだしてしまう。

生きることとは、その矛盾まで愛することなのだろう。極限まで愛して、自分の一部として「飼い慣らす」。

化け物がいることは悪くない。誰にでもいるから。それよりも問題なのは、「飼い主がちゃんとコントロールができない」ということだ。
0
0件のコメント

兄の死以来、人が死ぬ小説ばかりを読んで過ごす亮太。けれど高校最後の体育祭をきっかけに付き合い始めた天真爛漫な小春と過ごすうち、亮太の時間が動きはじめる。やがて家族となった二人。毎日一緒に美味しいごはんを食べ、幸せな未来を思い描いた矢先、小春の身に異変が。「神様は乗り越えられる試練しか与えない」亮太は小春を励ますが...。泣いて笑って温かい、優しい恋の物語。

彼女と彼氏 視点は逆だけど、元カノ 小春に未練たらたらで忘れられない主人公の様子にぴったしだなと思いました。曲のメロディーもこの作品の雰囲気にマッチしているなと。
かなりいい曲なので聴いてみてほしいです!
0
0件のコメント

八年後に小惑星が衝突し、地球は滅亡する。そう予告されてから五年が過ぎた頃。当初は絶望からパニックに陥った世界も、いまや平穏な小康状態にある。仙台北部の団地「ヒルズタウン」の住民たちも同様だった。彼らは余命三年という時間の中で人生を見つめ直す。家族の再生、新しい生命への希望、過去の恩讐。はたして終末を前にした人間にとっての幸福とは?今日を生きることの意味を知る物語。

BurnoutSyndromesの「ラブレター」と迷ったのですが、「ノストラダムスより愛を込めて」のところで、「死んでも死なない」という台詞が蘇ってきて、この選曲にしました。
0
0件のコメント