都内の大学病院に勤務する38歳の医局員・住田友吉が、名古屋のホテルで他殺死体となって発見された。手首を切られ、3リットルもの大量出血によって脱血死したのだった。刑事の大塚らの捜査で、住田が匿名で医学界の腐敗を暴く記事を雑誌に寄稿していたことが明らかになる。そして2ヶ月後、第二の殺人が―。目撃証言相次ぐ「赤い髪の女」とは一体何者か。震撼の医療ミステリー。

現代医学の矛盾と医療のあり方は、患者を置き去りにされる。取り残された者は、血で血を洗う争いへ。巨匠が医療崩壊を予見した怪奇サスペンス。
0
0件のコメント

僕に近づいてはいけない。 あなたを殺してしまうから。

『闘争心を持って生まれたあの日のモンスターも 背中のファスナーが覗こうと
哀しくはないさ 多分
(中略)また眠れなくて 眠れなくて
眠らないのは左 その身勝手 許さない右
左右不対称にもう疲れたみたい

両方の声が
「この身体で生まれて良かったのかい?」
云われた気がして焦っていないかな
好んで抱いた どちらかを本性だって呼ぶ
お望み通り終えたけど
もう片方の僕 見当たらない』
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

全体的に本当にこの物語のことを言っているなぁという感じだけれど特に
もしも君がすべてを忘れても私が君のすべて覚えてる
というところが良いです
0
0件のコメント

あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

物語に登場する子供たちの気持ちに歌詞が重なる感じがしました。
0
0件のコメント

始まりは、海外留学をかけた論文コンクール。幻の学生、『i』の登場だった。大学受験間近の高校3年生が行方不明になった。家出か事件か。世間が騒ぐ中、木村浅葱だけはその真相を知っていた。「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番――」。姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる悲劇を呼んでいく。(講談社文庫)

この曲の歌詞からは、「i」から浅葱への感情、また浅葱から月子への想いと、何か通ずるものを感じられる。
「もうずっとここにいるよ」「早く見つけてよ」「ずっと離さいで」2人の悲痛な叫びが聞こえてきそうだ。
0
0件のコメント

美谷時計店には、「時計修理承ります」だけでなく「アリバイ崩し承ります」という貼り紙がある。「時計にまつわるご依頼は何でも承る」のだという。難事件に頭を悩ませる捜査一課の新米刑事は、アリバイ崩しを依頼する。ストーカーと化した元夫のアリバイ、郵便ポストに投函された拳銃のアリバイ、山荘の時計台で起きた殺人のアリバイ...7つの事件や謎に、店主の美谷時乃が挑む。あなたはこの謎を解き明かせるか?

大山誠一郎さんの名作に緻密な音でありながら流麗なモノを択んでみました。このアルバムは好きで何度も聴いております。もし、よければぜひ。
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

雪に閉ざされた山荘で事件が起きます。面白いキャラクターが出てきて最後まで楽しいミステリーですよ(*´∀`)
0
0件のコメント

あなたは「なぜ、本を読んだほうがいいのか?」という質問に答えられますか? 「本を読みなさい」とはよく言われますが、その素朴な疑問にきちんと答えられる人は少ないのではないでしょうか。 本書は、東京都の義務教育では初となる民間企業出身の校長を務め、現実社会と教育をリンクさせた「よのなか科」という大人気の授業や、ベストセラーで知られる藤原和博氏が、「人生における読書の効能」について、ひも解いていきます。 序章では、現代は「本を読む習慣がある人」と「そうでない人」に二分される階層社会になりつつあると警告します。 第1章では、「読書量と収入の密接な関係」「読書によって身につく、人生で大切な2つの力」など、ズバリ、読書のメリットを答えていきます。 第2章では、「1冊の本にはどれほどの価値があるのか」「本を読むことは、2つの『みかた』を増やすこと」など、本を読むことの本質に迫っていきます。 第3章では、「自分の意見をつくり上げるための読書」「読書で人生の鳥瞰図を獲得する」など、人生と読書との関連性がリアルに綴られています。 第4章では、21世紀の成熟社会に不可欠な「情報編集力」とそれを構成する5つのリテラシー「コミュニケーションする力」「ロジックする力」「シミュレーションする力」「ロールプレイングする力」「プレゼンテーションする力」を、いかに読書で磨いていくかを解説します。 第5章では、読書嫌いの子も少なくなかった中学校の校長時代の経験なども踏まえ、いかに読書を習慣化させるかを、現実的な側面からポイントを押さえていきます。 巻末では、「ビジネスパーソンに読んでほしい14冊」「学校では教わらない現代史を学ぶ10冊」「小中学生から高校生の子を持つ親に読んでほしい15冊」「子どもといっしょに読みたい11冊」という著者のおすすめ本も紹介します。

これからの時代は、すでに答えのある問い「ジグソーパズル型思考」に用はなくて、自分だけの正解を見つける「レゴ型思考」が必要です。

筆者のメッセージと、歌詞がリンクしているように感じました。
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

手を動かす。あるいは、沈黙を破る。才能も、居場所も、その作業が教えてくれる。
0
0件のコメント

塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と町を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女、秋庭と真奈。世界の片隅で生きる2人の前には、様々な人が現れ、消えていく。だが──「世界とか、救ってみたくない?」。ある日、そそのかすように囁く者が運命を連れてやってくる。『空の中』『海の底』と並ぶ3部作の第1作! 番外編も完全収録!!

この本を読むとき必ず聴きます。世界が変わってしまった絶望感を曲や歌詞の雰囲気から感る。辛さの先に希望の光が見えるお話で大好きです。
0
0件のコメント

氷室大造、75歳。妻に先立たれてから、楽しみといえば近所の公園で老人仲間と会うことくらい。このまま静かに人生の幕は閉じていくように思われたが、晩春のある夜、とんでもない「まさか」が起きる――。騙されることへの不思議な感覚、亡き妻への思い、罠を逆手にとる知恵。独居三老人が繰り広げる「詐欺」の物語は、ユーモアと切なさを漂わせつつ、ついに唖然とする結末を迎える。人生の味がする熟成エンタテインメント小説。

「”永遠のさよなら”をしても(略)別の姿で 同じ微笑みで あなたはきっとまた会いに来てくれる」

老人三人が、餌をやっていた野良タヌキ、タヌ公。実は人間に化けられるタヌキだった。
主人公は、タヌキに、もう会えない大切な人に化けてくれと頼み…?

亡くなった人を想う歌も物語も数あれど
「別の姿(タヌキが化けた姿)で同じ微笑みで」会いに来てくれる物語は、そうないだろう…と。
「ありがとう」「さよなら」を届けられないはずの人に、届けられたら、素敵だなぁ。
たとえ、タヌキだとしても。


「人の心にあるあたたかな奇跡を信じたい」
珍しく「完全な悪役」がいなくて。
誰も傷つかず、だれも傷つけず、優しい物語だなぁと。

物語のラストと、最後のフレーズがかさなって、切ない。
0
0件のコメント

悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが...。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?

なんとなくこの曲のSFっぽい歌詞や曲調がこの本の独特な雰囲気に合っているような気がしました。

♪月に生まれた人は地球には戻れない
♪遥か遠い昔から意味のある偶然を伝えてるんだ
0
0件のコメント

東京湾に新設された超巨大フロート建造物“プリン”のメインテナント“サロン・ド・ノーベル”には、美容に関するすべてが収められていた。理想の化粧品や美容法を求めて彷徨う“コスメ・ジプシー”たる岡村天音は、大学の先輩が生まれ変わったような肌をしていることに驚く。彼女は“美容+医療”を謳う革新的な企業コスメディック・ビッキーの“素肌改善プログラム”を受けたというのだが...。やがて“ビッキー”は、アンチエイジング、身体変工などの新商品を次々に発表し、人々の美意識、そして生の在り方までを変えていく―『永遠の森博物館惑星』に続く、著者5年ぶりの最新連作集。

そのメイクの仕方を教わったのは
一体どのキュレーションサイトだった?
0
0件のコメント

36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが...。「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う衝撃作。第155回芥川賞受賞。

「皆が不思議がる部分を、自分の人生から消去していく。それが治るということなのかもしれない。」 心に響いた一節。「普通」とは違う生き方で足りている主人公。彼女に「普通」であってほしいと願う(無意識に強いる)周囲の人たち。 本書は知らないうちに多くの人が従っている掟「普通」の存在を浮き彫りにし、まるで眼科の診察時にあまりに近すぎて普段意識して見ることのない瞼の裏側に光を当てられた時のような不慣れな居心地の悪さを体験できる実に稀有で「気持ち悪い」小説だ。 主題歌は坂本慎太郎『まともがわからない』。まとも、とは?

ブログも書いています。
「僕たちがとらわれている「普通」について(村田沙耶香『コンビニ人間』感想文)」
<a href="https://reajoy.net/book-report/24/">https://reajoy.net/book-report/24/</a>
0
0件のコメント

この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

男は虫の観察のために、砂場へ降り立った。

気がつけばそこは、永遠に続く砂の蟻地獄だったのだ。

いつの間にか女と過ごしている男。

砂はそのまま、人生の不自由さに直結するのだ。

そこに不条理を感じ取るのは、偶然ではないはずだ。

この世の虚無を抱えながら歌いあげるのは、暗部を抉り出す、虫たちの宴なのだ。
0
0件のコメント

子供を産む人生、産まない人生。37歳で新しい世界に飛び込んだすーちゃんの、今日この頃。

都会の喧騒は寂しさを紛らわせてくれるけど、根本的な解決にはならない。

行動力のある人は沢山いるから、比べるとつい自分を責めてしまう。

そして、結局は「指先から始まる何か」に期待する。ただそれは家でもできる。

帰らない理由を作るのは難しい。
0
0件のコメント

ビジネス文章の目的は、文章を読んでもらうこと、ではありません。書かれている内容を読み手に理解してもらうこと、が目的なのです。メールは「かしこまる」より「短く伝える」、「起承転結」も「、」「。」の位置も意識しすぎない、提出前に一度は「文章を寝かせる」...など、実践ですぐに役立つ心得を総まとめ!

こちらのDrawingは、描くという意味で、Writingの書くとはまた別の意味だが、「かく」繋がりで選んでみた。

Drawingでは、うまく言い表せない幸せな感情を絵に描きたいと唄う曲である。
描くことも、書くことも、それなりに困難を伴うけれど、この美しメロディーを聴きながら、その過程すら楽しんでいきたいなと思った。
0
0件のコメント

草は刈らねばならない。そこに埋もれているもは、納屋だけではないから―。長崎の島に暮らし、時に海から来る者を受け入れてきた一族の、歴史と記憶の物語。第162回芥川賞受賞作。

篠笛の曲です(前奏で終わってしまいますが)。
生きるということは実はとてもシンプルなことなのかもしれません。1つの場所から見たら誰かのエピソードが回っていくだけ。その中の1つの人生を生きているのだと思えば気が楽になります。
0
0件のコメント

口のきけない青年は、入り組んだ海岸線に沿って、ただバスを走らせ続ける。まるで、世界を縫い合わせるかのように。すべてが土地の思惑通りに進んでいるかのようだった。土地と人間の、記憶の物語。芥川賞候補作。

母親には「事故をするからバスに人間を乗せるな」と言われ、村の人々には根も葉もない噂を立てられ、ご飯の食べ方を注意され、運転手から罵られ、一方的な暴力まで受けても人を馬鹿にせず、抵抗せず、文句を言わずに寡黙を貫く信男を称えたい。
0
0件のコメント

没落していくある貴族の家庭を描いた太宰治の代表作の一つ。「人間は恋と革命のために生まれてきたのだ」いつまでも悲しみに沈んではおられない。かず子は戦闘を開始する。「斜陽族」という意味の言葉を生みだすほどの影響力があった作品。日本版「桜の園」。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。

「没落貴族の娘」から「恋の革命戦士」へ・・・かず子のたくましき変貌ぶりには、マトリョーシカも真っ青です。

ネタバレになるので詳しくは言えませんが、「なぜ、私が、うれしかったか。おわかりにならなかったら・・・殴るわよ?」には鳥肌が立ちました。手紙だから殴れるはずもない。しかし、その文章には真に迫るものが確かに感じられる。

「人間は、みな、同じものだ」 いや、生まれ方が同じでも、滅ぶ時に見せる”顔”は全く違う。
0
0件のコメント