僕は捨て子だ。その証拠に母さんは僕にへその緒を見せてくれない。代わりに卵の殻を見せて、僕を卵で産んだなんて言う。それでも、母さんは誰よりも僕を愛してくれる。「親子」の強く確かな絆を描く表題作。家庭の事情から、二人きりで暮らすことになった異母姉弟。初めて会う二人はぎくしゃくしていたが、やがて心を触れ合わせていく(「7’s blood」)。優しい気持ちになれる感動の作品集。

本を読み終えたあととこの曲を聴いたあとにすぐ頭に浮かんだのが自分の母でした。

大学生になり一人暮らしをしている友達を見て、中高6年間、そして今でも朝早く起きて昼ごはんの弁当を毎日作ってくれ、洗濯や掃除もしてくれる母の偉大さに最近やっと気付きました。
弁当が地味だとか献立増やしてとか言っていた15歳の自分をタイムマシンに乗って叱りに行きたい(笑)

受け取れきれないほどの愛情を注いでくれる母はかけがえのない存在です。
すぐ不機嫌になったり好きじゃないところもあるけど、親孝行をしないとなと思いました。
普段は恥ずかしくて感謝は伝えられないけど、結婚式のスピーチでは泣いてもらえるようにがんばりたいと思います。
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ティーンネイジャーといえばこの本。フォーエバーにこの本をラブれるミーでありたい。
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いびつな、長すぎる僕の左手の親指は携帯メールの早打ちが出来る。そして、他人の心に触れることも。顔に傷を負ったみゆき、家族から孤立する清春ら友人たちと、「いまいましい若さ」を共有しながら過ごした十七歳の日々。『ミカ!』『ぎぶそん』等、児童文学でも注目を浴びる芥川賞作家が描く鮮烈な青春小説。

思うに任せない高校生たちの日常を描いた青春小説です。左手の親指が長すぎる主人公。幽体離脱をしたことを契機に、親指を通して人の悲しみを知ることになります。
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あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

BGMeetingの選曲です。
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研究者の道をあきらめ、家業の町工場・佃製作所を継いだ佃航平は、製品開発で業績を伸ばしていた。そんなある日、商売敵の大手メーカーから理不尽な特許侵害で訴えられる。圧倒的な形勢不利の中で取引先を失い、資金繰りに窮する佃製作所。創業以来のピンチに、国産ロケットを開発する巨大企業・帝国重工が、佃製作所が有するある部品の特許技術に食指を伸ばしてきた。特許を売れば窮地を脱することができる。だが、その技術には、佃の夢が詰まっていた―。男たちの矜恃が激突する感動のエンターテインメント長編!第145回直木賞受賞作。

「冷戦なんかなくたって僕ら必ず月へ行こう」
町工場からでも奇跡は起こる。そんな物語の僕の主題歌はこの曲です。
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古びた印刷所「三日月堂」が営むのは、昔ながらの活版印刷。活字を拾い、依頼に応じて一枚一枚手作業で言葉を印刷する。そんな三日月堂には色んな悩みを抱えたお客が訪れ、活字と言葉の温かみによって心を解きほぐされていくが、店主の弓子も何かを抱えているようで―。

聴いていると、ほしおさなえさんの柔らかな世界に招かれているような世界観を表現しているのではないかと考えて択んでみました。
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雨の降りしきる港湾地区。埋め立て地に置かれた冷凍コンテナから、十四人の男女の凍死体が発見された!睡眠薬を飲んだ上での集団自殺と判明するが、それは始まりに過ぎなかった―。機捜所属の女性刑事クロハは、想像を絶する悪意が巣喰う、事件の深部へと迫っていく。斬新な着想と圧倒的な構成力!全選考委員の絶賛を浴びた、日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。

事件はその異常性を披露するかのように自ら姿を現した。
【冷凍コンテナから発見された14体の凍死体】【その事件に挑む女性刑事】
事件の謎に迫る緊迫した雰囲気と作品全体の質感にマッチしているんじゃないかなーと。
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ロサンゼルス在住の叔母の、突然の訃報。弦矢は謎を追い始める―。叔母・菊枝の死を知り、甥の弦矢が渡米すると、巨額な遺産の相続人として彼が指名されていた。また、幼くして病死したはずの叔母の娘が、実は死んだのではなく、ずっと行方不明なのだと知らされる。なぜ叔母はそのことを黙っていたのか。娘はどこにいるのか。

品格、という言葉がふさわしい1冊。 最後まで読んだ時、あなたの頬を伝う涙が優しい涙でありますように。
これから待ち受ける出来事を乗り越えてゆけるようにこの曲を選びました。

- みーにゃ©ꕮ︎
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ある夜、勤務先の会議室で目醒めた土屋徹生は、帰宅後、妻から「あなたは三年前に死んだはず」と告げられる。死因は「自殺」。家族はそのため心に深い傷を負っていた。しかし、息子が生まれ、仕事も順調だった当時、自殺する理由などない徹生は、殺されたのではと疑う。そして浮かび上がる犯人の記憶...。

読み終わったあと頭の中で自然に再生されました。上巻ということで続きが気になるような高揚感も感じさせてくれる曲です。

“未来が振り向いてくれる その時まで声を枯らさずに”
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悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。廃業しているはずの店内に、突然シャッターの郵便口から悩み相談の手紙が落ちてきた。時空を超えて過去から投函されたのか?3人は戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くが...。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、ある児童養護施設との関係。悩める人々を救ってきた雑貨店は、最後に再び奇蹟を起こせるか!?

Hey Judeと悩みましたがビートルズの声ならこの曲かなぁと思いました。
各章の手紙のシーンでバックで流れていてほしいかなと思いました。
3人がそれぞれ思い思いに相談に乗っていく、答えていく姿は良いですよね。
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色のない世界から色のある世界へ。大事なことは、少し遅れてやってくる、十数年にわたって書かれた18篇のピース。

広島の炎も、震災の制御棒も、記憶の穴の中に吸い込まれては、消えてゆく。かつて、記憶には色があった。でも今は『無彩色』だ。
ここではないどこかを常に求める私は、愚かだろうか。
まだ見ぬ未来に思いを馳せても、少し位構わないと思っているのだが。
平和の象徴の鳩が咥えたオリーブの枝が、新たな心の中に空洞を抱えた人々の心を癒しますようにと、願わずにはいられない。

『きみに視えるかな ぼくのハートは幾何学模様』

頭に穴が空いた男の記憶を辿れば、きっと幾何学模様の記憶、万華鏡の世界が現れてくるのだろう。
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四国の図書館に着いたカフカ少年が出会ったのは、30年前のヒットソング、夏の海辺の少年の絵、15歳の美しい少女―。一方、猫と交流ができる老人ナカタさんも、ホシノ青年に助けられながら旅を続ける。“入り口の石”を見つけだし、世界と世界が結びあわされるはずの場所を探すために。謎のキーワードが二人を導く闇の世界に出口はあるのか?海外でも高い評価を受ける傑作長篇小説。

幻想的なメロディと、
歌詞がどことなく作中の「海辺のカフカ」と通じるような。
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「俺たちは奇跡を起こすんだ」独自の正義感を持ち、いつも周囲を自分のペースに引き込むが、なぜか憎めない男、陣内。彼を中心にして起こる不思議な事件の数々―。何気ない日常に起こった五つの物語が、一つになったとき、予想もしない奇跡が降り注ぐ。ちょっとファニーで、心温まる連作短編の傑作。

退屈だったり、ままならない日常を生きていかなきゃいけない
大人はかっこ悪いし、あんな大人になりたく無いって思いながら燻ってる

愛はないし未来もない

それでも、気分はどう?

大人がかっこよけりゃ子どもはぐれないし
かっこいい大人になろうぜ

俺たちは奇跡を起こすんだ
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「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは―。しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった...!」恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。

表題作の「百瀬、こっちを向いて。」にピッタリな曲だと思いました。
「ありふれた時間が愛しく思えたら
それは“愛の仕業”と小さく笑った
君が見せる仕草 僕に向けられてるサイン
もう何一つ見落とさない
そんなことを考えている」
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この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

ミクロな世界とマクロな世界。見たこともない小さな量子世界が壮大なスケールの危機を生み出すことになる。
科学や物理、情報技術の知識がふんだんに使われ、素人の自分は説得されてしまい「あり得るかもしれない世界」に連れて行かれる。社会的背景や思想の観点からも主要人物たちの行動原理に厚みを付加する。
今世界中のSF界を席巻する本作は紛れもなく三体世界の人々が共にする孤独と退屈を紛らわす一品となるであろう。
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児童書とは思えぬ凄まじさ、怖すぎます。忘れられない本です。ビョークさんが似合うと思いました(*´∀`)
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一九九X年。猛毒ガスを手にした一人の男が地下鉄に乗り込む。男の胸には抹殺せよとの教義がある。座席に座り周囲を窺う。と、隣の乗客のヘッドフォンから音楽が、ロックンロールが漏れてくる―。念仏としてのロックンロールが鳴り響く、要塞化した東京。跋扈する牛頭馬頭の獄卒、都市奪還を狙う少女、「塾生」を率いる老人―輪廻とは業なのか?そして彼岸と此岸を自在に往来する、ブックマンを名乗る男が現れる―。「誤解の愛」が播種したロックンロールが、六つの大陸と一つの亜大陸、そして日本に蔓延する。ロックンロールは二十世紀史に邂逅し、その歴史を書き換えていく―。「コーマW」「浄土前夜」「二十世紀」時空を超えた三つの語りが衆生の一切を巻き込みうねる。豊饒にして過剰、過激。破格のスケールで描かれる怒涛の一〇〇〇枚。

罵倒は情熱で吹き飛ばせ。
既成概念を覆せ。腐った常識は己の手で蹴散らせ。瞳の炎を絶やすな。俺達はまだまだだ。野望を成し遂げていないからだ。

観客諸共、渦に巻き込め。
己の「格好良い」を追求しろ。
美意識を高く持ち、耽溺させろ。
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久しぶりに再会した元彼と飲むビールの味、男友達と初めて寝てしまった夜の記憶、不倫相手が帰っていった早朝の電車の音...。まっすぐ進まない恋をしている人にだけ見える景色がある。せつない記憶を切り取った三十七のショートストーリーに短歌を添えて贈る、『ハニービターハニー』の原点。甘くて苦い恋を描く、人気歌人の処女小説集。

どんなに辛くたって、希望はいつか必ず見つかるから、前に進んでゆこうと、励まされるこの曲は、この作品と歌詞がとても合っていると思います!
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トップセールスマンだったエリート課長・坂戸を“パワハラ”で社内委員会に訴えたのは、歳上の万年係長・八角だった―。いったい、坂戸と八角の間に何があったのか?パワハラ委員会での裁定、そして役員会が下した不可解な人事。急転する事態収束のため、役員会が指名したのは、万年二番手に甘んじてきた男、原島であった。どこにでもありそうな中堅メーカー・東京建電とその取引先を舞台に繰り広げられる生きるための戦い。だが、そこには誰も知らない秘密があった。筋書きのない会議がいま、始まる―。“働くこと”の意味に迫る、クライム・ノベル。

SEKAI NO OWARIの曲はファンタジー性が強く、中二病と言われているが、歌詞を見ると、七つの会議に出てくる保身に走る大人たちも、結局正義と悪が区別つかなくなっているのではないかと思い、この曲を選曲する。
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かつて伝説の殺し屋集団・山瀬組を率いた山瀬五郎は、過去を秘し、ラーメン屋台を引いていた。しかしある夜、救いを求めて逃げ込んで来た外国人少女が、山瀬を静かな余生から絶望の戦場へと駆り出す。組織暴力団・般若組から少女を守るため、山瀬は若き日、ともに死線をさまよった戦友たちを探すが、執拗な追跡が行く手を阻む。激闘を続ける山瀬はやがて、少女を守る戦いの中に、永遠の青春を爆発させる―。

ご存じジョー山中著の主題歌はジョニーヘイワードのテーマならこの歌は女性登場人物のテーマとなる。なぜか山下秀男画伯のカバー絵に描かれた岡田茉莉子さんとジュディ・オングさんのサビ部分を歌う時の羽根の広げ方が重なって見えた。
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