1972年夏、キクとハシはコインロッカーで生まれた。母親を探して九州の孤島から消えたハシを追い、東京へとやって来たキクは、鰐のガリバーと暮らすアネモネに出会う。キクは小笠原の深海に眠るダチュラの力で街を破壊し、絶対の解放を希求する。毒薬のようで清々(すがすが)しい衝撃の現代文学の傑作が新装版に!

母の腹の中
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温泉宿で一夜を過ごす、2組の恋人たち。静かなナツ、優しいアキオ、可愛いハルナ、無関心なトウヤマ。裸の体で、秘密の心を抱える彼らはそれぞれに深刻な欠落を隠し合っていた。決して交わることなく、お互いを求め合う4人。そして翌朝、宿には一体の死体が残される―恋という得体の知れない感情を、これまでにないほど奥深く、冷静な筆致でとらえた、新たな恋愛小説の臨界点。

静かな錯綜
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親友の恋人である、ほとんど初対面の男から結婚を申し込まれた女。十年後、二人は再会する。彼は彼女の親友と子を成し家庭を持っているが、気持ちはまったく変わっていなかった。誰だって真実の人生を見つけられると言う。

「気づくのが遅すぎたのです」

脳は機械ではありません。
再起動すれば消滅するような、
脆いものではないのです。

心はデータではありません。
無機質なものと比べないで。

大切なあなたを見失った。
本当はすぐ近くにいたのに。

記憶に気を取られすぎた。
今さら悔やむ馬鹿な私を、
お許しください。
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中国SF三体の三作目です。とんでもないスケールの話でいくとこまでいってしまいます。具体的な数字の時間や距離、人数に圧倒されました(^o^;)
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就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。

ミズキ
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あらすじは秘密、ヒントを少し。 双子/誕生日/瞬間移動 1年ぶりの新作は、ちょっと不思議で、なんだか切ない。

最初から最後まで
私の頭の中ではこの曲が
鳴り響いてました
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無数の海母の子供たちが、漂いながら執拗に叫ぶ。あるものはきりきり、ぼそぼそと拒絶する。

「暗い海の底で眠ることだけが、
彼女に許された権利だった」
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あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

この曲の歌詞に出てくる『トミーとジーナ』という人物は、同アーティストの『Livin' on a Prayer』と曲にも出てきており、悲観にくれていた二人は決して諦めることがなかったと後日談になっています。この『かがもの孤城』という作品は、幾つもの線が絡み合い、そして強固なモノのとなる物語なのではないかなと思っているので、その決して諦めずそして生き続けて、進んでいくというこの曲を推薦させていただきました。
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佳人の欲望は「美果子になる」こと。その心が二人に危険な喜びを与えてしまった。その頃、ひとりぼっちの由樹は思いがけない悦楽に目覚めて…大人気!ヨクボウとセイフクの物語、第6巻!!

未果子を主軸にして聴くとゾワゾワします。
「だから君は遊園地にきて
優しい熱と 美しい寂しさに
火をつければ 永遠になれる
いい感じ 最高ね もうぜんぶ 手遅れ」の歌詞が終盤の未果子がカイトを振り回してぐちゃぐちゃになっていく様子にピッタリだなぁと思っていつも聴いてます。
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「私はただ、ずっと彼のそばにはりついていたいのだ」——OLのテルコはマモちゃんに出会って恋に落ちた。彼から電話があれば仕事中でも携帯で長話、食事に誘われればさっさと退社。すべてがマモちゃん最優先で、会社もクビになる寸前。だが、彼はテルコのことが好きじゃないのだ。テルコの片思いは更にエスカレートしていき......。直木賞作家が濃密な筆致で綴る、〈全力疾走〉片思い小説!

好きな人を引きずる等身大の自分の気持ちを歌っている曲です。変わらない自分と向き合って自分らしく進んでいくテルコの内面が重なって選びました。
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地方都市に住む幼児が、ある事故に巻き込まれる。原因の真相を追う新聞記者の父親が突き止めたのは、誰にでも心当たりのある、小さな罪の連鎖だった。決して法では裁けない「殺人」に、残された家族は沈黙するしかないのか?第63回日本推理作家協会賞受賞作。

負の連鎖で誰が悪いかわからなくなる、すごいミステリーでした。この曲がいいかなと思いました。
(*´∀`)
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目を閉じたまま、みき子の首に手をかけていた。みき子が若く見えるのは、そうだ、このすべすべとした首筋のせいなのだ―。主役は、どこにでもいるような、男と女。彼らはどうして血の匂いを放つようになったのか。実はすべて、運命の定めだったのか。その経緯を生々しく、時には幻想的にえぐり出す短編集。

毎度おなじみ週刊新潮お化けコーナーから岩井版黒い報告書。欲に溺れて地獄を見る。
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河合譲治は君子と呼ばれるほど真面目な男だが、カフェーの女給をしていた15歳のナオミを見初める。自分の家にひきとって育て、やがて結婚するが、ナオミは次第に奔放な性格を現わすようになる。小悪魔的な女の奔放な行動を描いた谷崎潤一郎の代表作。成長するにしたがい次第にナオミは本性を現わし、金使いは荒く、奔放な性格で何人もの男と淫乱に付き合うようになる。しかし最後に男はナオミに屈服し、実家の財産を処分し奴隷のようになってしまう。何度も映画化された作品。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。

美しい肉体に溺れ、抜けられないようすが...タロットカードでいえば「悪魔」的な?
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終末世界を舞台に描く、邂逅と救いの物語 鮮烈な印象を残す、渾身の本格SF! 航空上の脅威となる、強大な“人狗(ヒトイヌ)”の襲撃から〈共和国〉の緑化政策船団を護る生体兵器として生まれた少女・員(エン)。百年に一度、たった半年の任務のために存在している員は、ある日情報が枯れきった互聯網(ネツト)で、cyと名乗る人物に呼びかけられる。「会えて嬉しい。僕は常に一人だから」――ぎこちない会話を交わすうちに、員は彼に直接会いたいと願うようになる。だが、共和国による細菌兵器散布の脅威がcyに迫っていた。彼女は彼を救うため、二百二十一隻の船に戦いを挑む決意を固める。絶望的な戦力差を超えて、員はcyの元に辿り着くことができるのか。/解説=牧眞司

本の作者です。
執筆中は大抵音楽を聴いているのですが、「躯体上の翼」は例えばこんな曲をBGMに執筆していました。
皆さんは読書中、どんな音楽をイメージされましたか?
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万国の労働者団結せよ
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この本を最初に読んでいたときに静寂の中で流れていてほしい楽曲を択んでみました。物悲しい雰囲気もあって、好きですね。
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不老化処置を受けた国民は処置後百年を以て死ななければならない―円滑な世代交代を目論んだ「百年法」を拒否する者が続出。「死の強制」から逃れる者や、不老化処置をあえて受けず、人間らしく人生を全うする人々は、独自のコミュニティを形成し活路を見いだす。しかし、それを焼き払うかのように、政府の追っ手が非情に迫る...世間が救世主を求める中、少しずつ歪み出す世界に、国民が下した日本の未来は!?驚愕の結末!

幻想と真実は、人間を正しく走らせる両輪。それは、安心と恐怖(希望と絶望)の均衡とも言える。秤がどちらに傾いても、きっと心は荒れてしまう。
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ギャグかホラーか、不条理で面白い漫画の短編集です。こういう曲がいいと思いました(*´∀`)
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漫画も絵が綺麗で面白いですよ。ダークな曲にしました(。-∀-)ほう
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曲の雰囲気と歌詞がなんとなくこのマスカレード・ホテルの世界観に合っている気がしました。
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