京都の美大に通うぼくが一目惚れした女の子。高嶺の花に見えた彼女に意を決して声をかけ、交際にこぎつけた。気配り上手でさびしがりやな彼女には、ぼくが想像もできなかった大きな秘密が隠されていて―。「あなたの未来がわかるって言ったら、どうする?」奇跡の運命で結ばれた二人を描く、甘くせつない恋愛小説。彼女の秘密を知ったとき、きっと最初から読み返したくなる。

映画ではbacknumberの『ハッピーエンド』が使用されました。
清水依与吏さんがつづった話し言葉のような歌詞は、小説とは違って愛美の目線から語られています。
平気よ 大丈夫だよ 優しくなれたと思って 願いに変わって 最後は嘘になって
エンドロールで流れたとき、愛美の心情の変化がぎゅっと詰まっているこの一節に胸がしめつけられたものです。
これ以上ぴったりの主題歌はないと思っていましたが、まるで高寿の気持ちを代弁しているかのような曲がありました。
それはMr.childrenの『しるし』。
泣いたり 笑ったり 不安定な想いだけど それが君と僕のしるし
誰も経験したことのない恋をした二人の「しるし」は、涙が笑顔に、笑顔が涙に変わる記憶。
ふしぎなふしぎな物語は、恋人との時間が当たり前に続いていく幸せと、いつかくる別れのために一日一日を思い出にすることの大切さを教えてくれました。
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【無料試し読み閲覧期間2018/03/02~2018/03/15】 話題沸騰★青年・久能整!ついに登場!! 『BASARA』『7SEEDS』の田村由美、超ひさびさの新シリーズがついに始動!! その主人公は、たった一人の青年! しかも謎めいた、天然パーマの久能 整(くのう ととのう)なのです!! 解決解読青年・久能 整、颯爽登場の第一巻!! 冬のある、カレー日和。アパートの部屋で大学生・整がタマネギをザク切りしていると・・・警察官がやってきて・・・!? 突然任意同行された整に、近隣で起こった殺人事件の容疑がかけられる。 しかもその被害者は、整の同級生で・・・。 次々に容疑を裏付ける証拠を突きつけられた整はいったいどうなる・・・??? 新感覚ストーリー「ミステリと言う勿れ」、注目の第一巻です!!

スピッツの楽曲の優しさが作品に合いそうだなと思いました(´^`)
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「なぜだ!?売れない文庫フェア」「中高生はこれを読め!」「ソクラテスのカフェ」...ユニークな企画を次々と生み出し、地元はもちろん、遠方からも愛された札幌・くすみ書房の店主。閉店後、病が発覚し、2017年8月末、他界。その著者の遺稿を完全収録。

「本には奇跡を起こす力がある」。その言葉を彼は信じた。
くすみ書房を支援する輪は、いつしか全国に広がっていった。

「神様ほんの少しだけ 絵に描いた幸せを」。

気を抜くと忘れてしまいそうなぐらいにささやかだ。ささやかだけど、大切な輪。彼には同じぐらい思い入れが強くて、優しい歌が似合う。

「さあここにおいでよ 何もないけれど
どこにでも行けるよ 少し身悶えるくらい」

当たり前の日常のなかに人知れず咲く花を、人は奇跡と呼ぶのかもしれない。
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東京ではない海の見える町で、亡くなった父の遺した喫茶店を営むある一家に降りそそぐ奇蹟。若き直木賞受賞作家が、学生時代最後の夏に書き綴った、ある家族が「家族」を卒業する物語。

何度も何度もやり直して、
あがいてもがいて、やっとつかんだ「自分らしさ」。

泥まみれになって、耳に痛いことや、思い出したくないことに目を向けてこそ、それははじめて作られる。

生きることは闘うことだ。
闘って、何度も負けて、それでもあきらめない。一番あきらめの悪い人にしか見えない世界が、そこにはきっと、あるはずだ。
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Twitterで45万人が共感!(2018年6月時点) 恋愛童貞のメンヘラホイホイ男子、 ニャンが綴る、初の書き下ろしエッセイ。 電話を待つだけの夜が異常に長かったり、 なかなか自分に自信が持てなかったり、 でも笑顔を見ただけで死ぬほど幸せになったり…。 こんな思い大人になってからしたくない。 ていうか、今しかできない。 恋愛に悩む、全ての女子に贈る、 切なくてツライけど また恋したくなる勇気をもらえる1冊です。 ・好きな人からラインを待つだけの夜って長すぎる。 ・「会いたい」って思う気持ちが、同じ量くらいの人と付き合いたい。 ・「自分の幸せ」を求めすぎる恋愛は上手くいかない。 ・「そこまでして愛されたいの?」って聞くなよ。愛されてえよバカ野郎。

痛快。
自身の恋愛感、人との距離感をフラットな言葉で刺してくる。

その割に辛さはない。
口は悪いけど信じられる友人と話しているときに近い。

真夜中、眠れない日に少しずつ読んでみたい。
最果タヒさんの詩集と似た雰囲気だ。

皆がみんな、どこか辛くて、でも生きているんだよな。

読み終わると共感でいっぱいになって、
生きているのもそう悪くはないのだと思えてくる。
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食いしん坊で、お出かけ好きで、居眠りが得意なマイペースのぬんちゃん。そんなぬんちゃんの前に、カモちゃんが現れ大騒ぎに。 七夕、海水浴、ハロウィン、クリスマス、お正月など、イベントも盛りだくさんの第2弾!

そして最後のデザートを笑って食べる君の側に僕はいたい♪

「好きなものを食べていいんだぬ!」とカモちゃんをもてなしたら、
ぬんちゃん秘蔵のBIGプリン(最後のデザート!)を、
笑って食べるカモちゃん。
我慢して、カモちゃんを見守るぬんちゃん。

プリンちゃんは食べたいけど、
カワウソお友だちがほしかったから…。

僕の手を握る少し小さな手
すっと胸の淀みを溶かしていくんだ♪

2巻では雨に濡れたカモちゃんを、
一生懸命迎え入れるぬんちゃんの優しさに泣けてきた。

今はまだまだ、
ぬんぴょこごっこもしていて
「身振り手振りを真似て見せた
憧れになろうなんて大それた気持ち」
の、ぬんちゃん。

ぬんぴょこごっこはしなくても、
大事な人に手を差し伸べる感覚は、
ずっと覚えていたいなぁ。

プリンちゃんを食べながら
ぬんちゃんとカモちゃんが一緒にいられますように。
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出版社の営業部員・馬締光也は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書『大渡海』の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。そして馬締がついに出会った運命の女性。不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作!

新しい辞書「大渡海」を作る!という夢を叶えるため登場人物たちがそれぞれの役割をしっかりと果たし一丸となって辞書作りという名の傷だらけの航海(たび)をしている姿に合うかなと思いました。
"ボクラはひとつ One Piece"
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この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

重い障がいを持つ子供の家族や、学校の漫画です。障がい者の居場所をつくるための昔の人達の苦労を、ほくも現実にききました。母の愛は凄まじいです。(*´ω`*)
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生前の罪により、輪廻のサイクルから外されたぼくの魂。だが天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになるのだが...。不朽の名作ついに登場。

天使が差しだした傘から、太陽を束にしたような強烈な光が溢れだす。

彼は無機質な青い瞳をこちらに向けながら、への字にしていた口を開く。

「全ての世界に光が射しますように。
そして、いつの日か、犯してしまった過ちごとこの世界を愛せますように。

自分自身の過ちを、罪を、全て償える日が来ますように。」

そして最後に、「この光があなたの胸に響き、新たな物語を紡げるような未来がやって来ますように。」と。
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1000年後の日本。豊かな自然に抱かれた集落、神栖66町には純粋無垢な子どもたちの歓声が響く。周囲を注連縄で囲まれたこの町には、外から穢れが侵入することはない。「神の力」を得るに至った人類が手にした平和。念動力の技を磨く子どもたちは野心と希望に燃えていた...隠された先史文明の一端を知るまでは。

面白い設定のSF小説です。長いけど、先が気になってどんどん読めました。この人が似合うかなと思いましたよ(*´∀`)
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町外れに暮らすひとりの老人をぼくらは「観察」し始めた。生ける屍のような老人が死ぬ瞬間をこの目で見るために。夏休みを迎え、ぼくらの好奇心は日ごと高まるけれど、不思議と老人は元気になっていくようだ――。いつしか少年たちの「観察」は、老人との深い交流へと姿を変え始めていたのだが……。喪われゆくものと、決して失われぬものとに触れた少年たちを描く清新な物語。

花火がーぱーっとひらくー
のワンポイントで選曲。この小説で一番良い場面なので。
夏の庭は決して恋愛がメインテーマではないが、曲の醸し出す切なさとはなんとなくマッチしていると思う。
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11月19日午前6時42分、僕は彼女に再会した。誰よりも真っ直ぐで、正しく、凛々しい少女、真辺由宇。あるはずのない出会いは、安定していた僕の高校生活を一変させる。奇妙な島。連続落書き事件。そこに秘められた謎...。僕はどうして、ここにいるのか。彼女はなぜ、ここに来たのか。やがて明かされる真相は、僕らの青春に残酷な現実を突きつける。「階段島」シリーズ、開幕。

透き通るような歌声が世界観とマッチ。
夏も夜も青春もきっと群青色だろう。

また、歌詞の「さよならだ人類」や
「この星を爆破したい
 君を消せるだけでいい
 今しかない、いなくなれ」なども
題名に通ずるものを感じる。

そして何よりも、辛く苦しい青臭さは、
七草と真辺の関係に近いと思った。

たとえ、人には理解できない形だとしても
これはどうしようなく不器用な愛なのだ。
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横浜市郊外のごくふつうの家庭で育ち女子大に進学した神立美咲。渋谷区広尾の申し分のない環境で育ち、東京大学理科1類に進学した竹内つばさ。ふたりが出会い、ひと目で恋に落ちたはずだった。渦巻く人々の妬み、劣等感、格差意識。そして事件は起こった...。これは彼女と彼らの、そして私たちの物語である。

安易に語れない問題作なので2曲構成。2020年には、幸せな美咲の「逆襲」が見られると信じ、こちらを。

地の文のニヒルな語り口に"神の視点"を味わい、溜飲を下げているだけでは、読み手も「二流役者」で終わってしまう。
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日雇い労働者ジャン・ヴァルジャンは、貧しさのどん底で、ある日一片のパンを盗もうとして捕えられ、重刑を科せられる。彼は不当な刑に怒りをおぼえ2回も脱獄を企てたため19年も刑に服すことになった。ようやく釈放された彼は片田舎の町ディーニュに現われたが、宿屋は前科者と知ると泊めてもくれない。あてどなくさまよった彼は、アルプスのふもとにあるミリエル老司教の家にたどりつく。司教は、暖い部屋に招き入れ銀の食器でもてなしてくれた。だが、恩を仇で返すように、彼は銀の食器を盗んで逃げる。すぐにつかまり、彼は司教館に連れもどされたが、「それはわたしがこの人にあげたのです」と司教は言う。ジャン・ヴァルジャンは奇跡を目にしたような衝撃をうけ、寒風の吹きすさぶ野を泣きながら駆け去る...ジャン・ヴァルジャンの改心と苦闘の人生がはじまる。この主人公をめぐって、売笑婦ファンテーヌ、その子コゼット、その恋人マリユスらの人生がからみあい、おりからの激動する時代とともに数多くの人々が嵐のように渦巻き過ぎる。ユゴーの世界観を集大成した代表作。

この物語はフランスの民衆の物語。
名曲はいっぱいあるけど、この曲がいちばん象徴を表していて力強い。
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黒田みつ子、もうすぐ33歳。一人で生きていくことに、なんの抵抗もない。だって、私の脳内には、完璧な答えを教えてくれる「A」がいるんだから。私やっぱり、あの人のこと好きなのかな。でも、いつもと違う行動をして、何かが決定的に変わってしまうのがこわいんだ―。感情が揺れ動かないように、「おひとりさま」を満喫する、みつ子の圧倒的な日常に、共感必至!同世代の気持ちを描き続けてきた、綿矢りさの真骨頂。初の新聞連載。

イマジナリー
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最愛の母静子を自死で亡くした娘、有紀が人を愛する意味を取り戻すまでの物語に胸が痛くなりました。
美しい日本の四季の花と共に穏やかに語られる中で、有紀が少女から女性へと成長する姿はまさに本のタイトルの通り、シズコズ・ドーターだと思います。
静子の娘としての有紀。深い悲しみを癒すものもやはり人間の愛だと感じました。

静子が亡くなってからの有紀の心はどのような感じだったのかと考えながらこの曲を選びました。
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売れる本を作る方法を探し求めて見つけた答えとは...『松本清張賞』『小学館文庫小説賞』をダブル受賞してデビューした新人小説家がみた出版不況の現実。文藝春秋より刊行予定の新作先取り掲載。

本の可能性も、Mr.childrenの可能性も、「未完成」だよ!と、かけてみた。
悲観的なタイトルと裏腹に、終始編集者ワタナベ氏と、主人公が楽しそうだったので笑、明るい歌をチョイス。

「離れたり、近づいたり、当てずっぽうのパスワード」が、面白い本をつくろうと、試行錯誤する様子に重なった。
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竹から生まれた美しき姫をめぐり、5人の貴公子たちが恋の駆け引きを繰り広げる。日本最古の物語をノーベル賞作家による現代語訳で。

日本の伝統音楽とオーケストラのコラボレーション!京都と伝統文化の小説によく合います♪
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団塊の世代からバブル謳歌組、はたまたロスジェネ世代までリストラ請負人・村上真介が、サラリーマンの迷いをぶった斬る!イヤでもヤル気がわいてくる、痛快お仕事小説。

「リブ・フォー・トゥデイ」に対する選曲です。
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当たり前のことを続けることは、一種の才能だ。毎日使うものを磨いて綺麗にして、気持ちよく明日を迎える。それだけで日常は少しずつ輝く。心に風が吹き込まれて、生きる愛着が増すのだと。
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