この本のあらすじは準備中です。Amazonで読むこともできます。

もっとも禍々しく貧しい主人公。
自分をブスだと勝手に思い込んだ推理劇
- 嶋根 涼
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この物語は、君が命と引き換えに作ってくれたんだね。末期ガンの妻との激しく静かな暮らしの中で綴られた言葉の数々を、繊細で温もりのあるイラストが包み込んだ詩画集。

癌で亡くなった妻と夫の物語。高校の時に図書館で借りて読んだ本。この曲を聴きながら色んな情景が思い浮かぶ。
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素晴らしい選曲です!!
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あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

BGMeetingの選曲です。
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モヤモヤしたらロケットを打ち上げよう!冴えない会社員のカナエが小学校時代の同級生かずきと再会した時カウントダウンが始まった!

空中というより宇宙ですけどね
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少女の自動人形の話です。名前が同じだけど毎回ちがう人形の短編集みたいな漫画です。メセニーが共演したポーランドの歌手にしました(*´-`)
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妻の浮気が先か、それとも僕の失職が原因か?ともあれ僕は、会社を辞め離婚した。顔面至上主義のプレイボーイ津田と、別れてもなお連絡が来る元妻、そして新しい恋人...。錯綜する人間関係と、男と女の行き違いを絶妙な距離感で描く長嶋有初の長篇。斬新な構成と思わず書きとめたくなる名言満載の野心作。

『なべてこの世はラブとジョブ』!
いい年した男の、情けなくも笑えるモラトリアムを、追体験してみては。男女関係をパラで走らせちゃいけません。人として最低ですから。
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今では「古典」となりつつある鴎外の名高い短篇小説『舞姫』を井上靖の名訳で味わう。訳文のほか、原文・脚注・解説を付して若い読者でも無理なく読める工夫を凝らした。また資料篇として、ベルリン留学時代の鴎外や「舞姫」エリスの謎についてなど、作品の背景を探る代表的文献を紹介。読みごたえのある名作をさらに深く味わえる一冊。

いつの日か笑えるように 君の名は伏せるよ匿名を使って♪

ロザリータ(仮名)って、エリスじゃ?とふと感じた。
舞姫も著者の体験を元にした小説というし、
「君を歌うロザリータ」ならぬ「君を紡ぐエリス」ってか。

どこかで君からの言葉を期待して過ごしている♪
と、受け身で、どこか依存気味な男だろうなぁという印象の歌。

この部屋の鏡に映る退屈な男
君の部屋の鏡ならマシに見えたのに♪

と、異国の地では、国や親の言いなりになっていた自分に気付いたぜ!と新しい自分になれた気がしたんだろうけれど、
帰国したらやはり出世を選んでしまう、自立していない男だろう。

なんとなくエリスに別れを告げられず、ウジウジしているシーンとかぶった。
本能で離れがたかったんだろうなぁという感想だったし…
「下品に濡れる果実」に魅せられたじゃないけど。

最後の相沢への想いが、自立していない人間だなぁと思う何よりの一文だ。
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自分が好きか嫌いか、ではなく、好きな自分と嫌いな自分がいる。その基準は自身が決めていい。あえて劣等感にすら光を当て、全力で踊れ。
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『生』を描いた芯のある家族小説
第52回野間文芸新人賞候補作
妻に先立たれた70歳男性の孤独と性欲を描いた「春、死なん」
恋する母とそれに違和感を覚える娘の関係を描く「ははばなれ」
の二篇

よっぽど普段から人を洞察していないと書けない文章。静かで繊細な文体、豊富な語彙で彩られた情景描写、斬新な視点と、時折差し込まれる背筋が伸びるような鋭い表現。そしてやがて混じり合っていく感覚がまるで洞窟から光が射したような。
春になったらペペロンチーノを食べたくなる。
著者の優しさを感じる優しい作品。

「タイトルの『春、死なん』の元になった、西行の歌に込められた『自分の願う時に、人生を終えられたなら幸せだろうに』という思いは、妻を喪った富雄の思いであり、私の願いでもあるんです」by 紗倉まな
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浅田文学の新たなる傑作、誕生―。定年の日に倒れた男の“幸福”とは。心揺さぶる、愛と真実の物語。

ひとつの時代と共に、一人の男の命も終わろうとしていた。彼は、栄光の男になれたのだろうか。いや、そもそも彼は生涯で、何を掴もうとしていたのだろう。
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没落貴族の家庭を背景に、滅びゆく高貴な美を描く『斜陽』。太宰文学の総決算ともいうべき、小説化された自画像『人間失格』。ふたりの若者の信頼と友情を力強く表現した『走れメロス』など、20世紀の日本が生んだ天才作家の名作11篇を収める。奥野健男氏のくわしい年譜、臼井吉見氏のこまやかな作品案内と作家評伝付き。

男によって書かれたの手記
それに綴られた1人の道化の末路
人と関わることは何を生むのか
これは運命に踊らされ望まない方向に導かれた男の末路を書いた物語
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大阪市近郊にある暁町。閉店が決まった「あかつきマーケット」のマスコット・あかつきが突然失踪した。かと思いきや、町のあちこちに出没し、人助けをしているという。いったいなぜ―?さまざまな葛藤を抱えながら今日も頑張る人たちに寄りそう、心にやさしい明かりをともす13の物語。

夜明けが来なくても、幸せと思えた瞬間に幸せ。そんな自分の感覚を持っていたい。
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人気作家が腕によりをかけて紡いだ「とっておき」の24篇。全作品原稿用紙10枚ちょっと。5分で読めるのに忘れえぬ物語たち。

コーヒーの飲み過ぎには注意しましょう☕️
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『屍人荘の殺人』の著者が仕掛ける ジュブナイル×オカルト×本格ミステリ 小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。 ユースケは、自分のオカルト趣味を壁新聞作りに注ぎ込むため、“掲示係”に立候補する。この地味で面倒だと思われている掲示係の人気は低い。これで思う存分怖い話を壁新聞に書ける!……はずだったが、なぜか学級委員長をやると思われたサツキも立候補する。 優等生のサツキが掲示係を選んだ理由は、去年亡くなった従姉のマリ姉にあった。 マリ姉は一年前の奥神祭りの前日、グラウンドの真ん中で死んでいた。現場に凶器はなく、うっすらと積もった雪には第一発見者以外の足跡は残されていなかった。犯人はまだ捕まっていない。 捜査が進展しない中、サツキはマリ姉の遺品のパソコンの中に『奥郷町の七不思議』のファイルを見つける。それは一見地元に伝わる怪談話を集めたもののようだったが、どれも微妙に変更が加えられている。しかも、『七不思議』のはずなのに六つしかない。 マリ姉がわざわざ『七不思議』を残したからには、そこに意味があるはず。 そう思ったサツキは掲示係になり『七不思議』の謎を解こうとする。ユースケはオカルト好きの観点から謎を推理するが、サツキはあくまで現実的にマリ姉の意図を察しようとする。その二人の推理を聞いて、三人目の掲示係であるミナが冷静にジャッジを下す……。 死の謎は『奥郷町の七不思議』に隠されているのか? 三人の“掲示係”が挑む小学校生活最後の謎。 こんな小学6年生でありたかった、という思いを掻き立てる傑作推理長編の誕生です。

町の七不思議を調べてオカルト肯定派と現実派の少年少女がそれぞれ推理対決します。ノックスの十戒をめぐっての推理もあり面白いです(^^)
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植物状態のまま病院で眠る智也と、献身的に見守る雄介。二人の間に横たわる“歪な真実”とは?毎日の繰り返しに倦んだ看護師、クラスで浮かないよう立ち回る転校生、注目を浴びようともがく大学生、時代に取り残された中年ディレクター。交わるはずのない点と点が、智也と雄介をなぞる線になるとき、目隠しをされた“平成”という時代の闇が露わになる―“平成”を生きる若者たちが背負う自滅と祈りの物語。

作中作「帝国のルール」の元ネタはこれだろう。何らかの競争、戦いの中に身を置くことはその個人に対して一定の存在理由を担保してくれる。しかし逆に言えば、自由とは世界から放ったらかしにされることと同じ。本書では、存在理由としての物語を自ら作ろうとする者にとっての、現代社会の生きづらさが描かれている。最大級の皮肉と、彼らの前途への祈りを込めて選曲した。
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最強の殺し屋は――恐妻家。 殺し屋シリーズ最新作!

恐妻家の殺し屋の日常、あるいは彼の理想の父親は、こういうノー天気な雰囲気の中にあると感じさせる。間抜けな語り口の中に、ごくたまに見切った警句を入れる作者の技量、飽きることなく読み終わってしまいました。
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36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが...。「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う衝撃作。第155回芥川賞受賞。

まともじゃなくてもいいじゃない、問題児でもいいじゃない。
オンリーワンなキャラクターが魅力のきゃりーぱみゅぱみゅ、コンピューターサウンドたっぷりの人工的な雰囲気も、この小説にぴったりです。
ヒロインの恋の相手はもちろんコンビニ。相思相愛、永遠の愛です。
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すごい!その手があったか、という感じです😵
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河合譲治は君子と呼ばれるほど真面目な男だが、カフェーの女給をしていた15歳のナオミを見初める。自分の家にひきとって育て、やがて結婚するが、ナオミは次第に奔放な性格を現わすようになる。小悪魔的な女の奔放な行動を描いた谷崎潤一郎の代表作。成長するにしたがい次第にナオミは本性を現わし、金使いは荒く、奔放な性格で何人もの男と淫乱に付き合うようになる。しかし最後に男はナオミに屈服し、実家の財産を処分し奴隷のようになってしまう。何度も映画化された作品。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。

いつの時代にもナオミのような毒婦は存在していて、それに振り回されているジョージの根本は”自惚れ”に映ります。互いに見下し、自惚れ、潰し合う二人の為のワルツ♪
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明日から夏休みという終業式の日、小学校を休んだS君の家に寄った僕は、彼が家の中で首を吊っているのを発見する。慌てて学校に戻り、先生が警察と一緒に駆け付けてみると、なぜか死体は消えていた。「嘘じゃない。確かに見たんだ!」混乱する僕の前に、今度はS君の生まれ変わりと称するモノが現れ、訴えた。―僕は、殺されたんだ。半信半疑のまま、僕と妹・ミカはS君に言われるままに、真相を探る調査を開始した。

不思議な設定で怖くて面白く、ラストも忘れられないです。このバンドが似合うかなと思いました
(*´∀`)
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高校一年の斉藤くんは、年上の主婦と週に何度かセックスしている。やがて、彼女への気持ちが性欲だけではなくなってきたことに気づくのだが―。姑に不妊治療をせまられる女性。ぼけた祖母と二人で暮らす高校生。助産院を営みながら、女手一つで息子を育てる母親。それぞれが抱える生きることの痛みと喜びを鮮やかに写し取った連作長編。R‐18文学賞大賞、山本周五郎賞W受賞作。

本を読み終えたときに「空白という概念」について考えたのですが、空白は空白なのだという辛辣な楽曲が耳に残っています。
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